2018年3月16日金曜日

【えど】でもやっちょけ

*本日、生きた証*
 日中:むむむ事務!
  夜:或るバイト

超スーパー

どえ、たっちーでぇ。

高級ですか、キャベツ。
なんてったって高騰しましたよね、この冬は野菜が。
肉も魚も大好きだけれど、それ以上に葉っぱがないと機嫌が悪くなる人間にとっては、中々ツラいシーズンでありました。
もっとも、外食するのを考えれば大したことない出費ですし、真にツラいのは悪天候に苦しめられた農家さんたち。
そのため最近は「食いたいもんは食うべし!そして、僅かでも買って僅かでも価格を下げるのに貢献すべし!!」なんて思い直して、購入しておりましたよ。

野菜といえば。

移住前、野菜を手に入れる場所といえば専ら近所のスーパーでしたが、高知に来てからは産直、おすそわけ、良心市と選択肢が広がりましたね。

すてき

それでも、実際のところ”八百屋さん”に行く機会はあまりなかったり。
というか、地方の商店街はどこも”元・商店街”になってしまっていて、開店休業状態のところが多いんですもの。
そういった場所を活気づけるのが地域おこし協力隊の仕事じゃろ、と言われればそれまでですが、とかく残念なことです。

けれど高知市の中心部となれば、にぎわいもまだまだ残っており、平日の昼間でもヒトケがあって散策方々お買い物を楽しめます。

店先を覗けば、一頃は一玉4、500円近くしていたキャベツも150円ほどで売られていたりして、車で来ていたら買っていたのになぁと思わされます。

庇にも味

正午すぎということもあってか、お昼休み中と思しきお勤め人が「焼ジャケひとつ」とお惣菜を買い求める光景も。

なんだかほのぼのですねえ。

近頃はチェーン店やコンビニのお弁当の質もかなり上がっているものの、直接コミュニケーションをとれる作り手のものを食べると、やはり一味違って感じてしまう……なんて、古い人間かしらん。

バカンス?

さて、何故に平日の昼間から高知市内にいるのかって。

てへへ

ふはははは。

おしゃんてぃな御宅の飲み会にお呼ばれしたのであります。

ここのところは移住セミナー関連で詰めて働いていた※ので、次の日は久々に休みをとりまして、翌朝を気にせず好きなだけアルコホルを摂取してやるぜ!!!
※協力隊 的な感覚であって、一般的社会人から見ればごく平常レベルです。

なんて意気込み、とかく開放感でテンションは高めでしてね。

高くなるには、ご無沙汰の高知呑みというだけでなく、理由がございました。

ワクワクやな

包装紙にくるみ、あえてラベルの隠された瓶がずらり……。

そう、2017-2018の冬場に仕込まれた新酒をとことん味わい尽くす、飲み比べの宴だったのございます。

酒の名は。

まずは中が見えぬ状態で一杯ずつ口にし、やれこちらはフルーティな香りだ、こいつは他のよりちと高そうだぞ、などと気ままに所感を述べてゆきます。

全種類を味わったのち、包みが解かれて現れましたのは……。

渾身の!

四万十町は窪川が誇る酒蔵・文本酒造さんの代表銘柄、日乃出桃太郎さまでございます。

それもそのはず、"文本酒造の新酒を味わう会"だったのですから☆
そもそも、行きはこちらの営業兼蔵人さんの車にて、お酒と共に高知まで積んで行っていただいたのですよね。

そんなこんなで遠くは広島から集まった9名※の酒豪たちは、配られたガラスの杯を我先にと突き出して注がれ、それも待てなくなっては手酌でぐいぐいと呑み干しておられました。
※自分を入れれば10名ですが、好きでも強くないので酒豪枠からは除外。

さて本当はここで、1〜6番まではどれがどんな種類であり、かつ味や香りはどんなだったのかと詳細にご紹介すべきなのですが……。
いかんせん日本酒道は初心者、大まかな違いはさすがに感じられるのだけど、途中からまんまとヘベレケで訳がわからない。

もりもり

しかも、「これはネットに出す時にモザイクをお願いします」なんて言われてしまうほど、生産量が少なすぎて未だ市場に出回っていないスーパープレミア品も混入、どれがOKでどれがダメだかもはや記憶が曖昧でありまして。。。

こりゃ、確実に公開して良いもの以外はもうナイショにすべし、気になって仕方ないワ! てな酒呑みのアナタには、窪川まで来て酒蔵を直撃していただく方針で、あえて触れずにおきませう。

こうして、宴の半ばには相当に酔っ払ったのを自覚するとひたすら食へ走り、"手土産"と称して買って行ったはず窪川のソウルフード、みなくちの天ぷらは結局自分の【えど】になっていましたとさ。

本日の高知ことば【えど】は、(家畜などの)【えさ】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)野菜の皮は豚の【えど】にするけん、捨てんとって。

あー旨楽しかった。

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