2017年10月14日土曜日

【あこ】が空いてる

*本日、生きた証*
 日中:土佐町でウマウマ&フムフム体験
  夜:むむむ

明日はどっちだ

どもども、たっちーです。

予知してますか、ミライ。
誰であれ、これから起こることを確実に予測できる人間なぞいないでしょう(予言や占いは余興として面白がります)。
しかし如何せん不注意で、おっちょこちょいなんて表現では生ぬるすぎる間抜け、加えて勢いで物事を進めてしまう人間として、頭には常に「一寸先は闇」の言葉が浮かぶ。
ま、何があるか分からないからこそ、人生面白いのだけどね。

闇といえば。


昨日2件の打ち合わせを済ませたあと、四万十町・窪川から下道でゴトゴト車を走らせ、もう大分暗くなった頃に着きましたは土佐町です。
にぎわっている

いつの間にか顔見知りになった地元の方にも「そんな遠くから、また来たの!」と呆れられるほど、県内だと高知市の次に多く訪れているまちかもしれません(確かに、休みなく運転して2時間はかかりますからね......遠いよ......)。

町内ですら「神出鬼没」と言われますから、まぁどこに顔を出しても驚かないでいただくとして、国道439沿いの夜道に煌々とあかりが灯り目立つ建物を発見。

おやおや、ティーンエイジャーと思しき人たちが何やら机に向かっておる......てんで、お邪魔します。

えらいなぁ

元・産直兼お弁当屋さんをリノベーションして、つい先月にオープンしたばかりの"まちの学び舎"、あこ

塾のように先生と生徒が教える・学ぶという関係を結ぶのではなく、13時〜21時までの間はいつでも・誰でも(もちろん大人も)・自由に利用できる、あくまで「自習室」の位置付けとのことで。

時折談笑し、お菓子やジュースをつまみながらも、ふと真剣な面持ちになって再び手元へ視線を移す中高生たちの姿がありました。

学ぶのは皆同じ

ちょうど中間テストを控えた時期、子どもたちがノートに向かう傍ら、19時半からTV会議システムを活用した島根県・海士町との遠隔授業が始まるとのことで大人もわらわらと集まってきます。
昨今世間をにぎわしている「人口知能」と「ロボット」を切り口に労働や幸福度について考える講義で、もちろん私も参加。

ハイテクなのよ

ん? 遠隔授業を受けるために、わざわざ何時間もかけて土佐町へ行ったの?

いやいやいや、それなら私もオンラインで繋いでもらえば良い話、主目的は「ひとつなぎ」であります(もちろん、改装後の「あこ」の建物を見たかったのですが)。

今回、恐れ多くも繋がせていただきいたのは、縁あって8月に私が現地を訪問した兵庫県・朝来市役所の人財育成担当者さんと、あこの運営をはじめ土佐町で教育改革を担うNPO法人SOMAの皆さん。

地方における教育の先進事例を探しておられた朝来の職員さんに、「それなら今、土佐町がアツいっすよ!」と激推し、せっかくだから私も同行させていただいちゃおってんで。

「あこ」に学びにくるのは土佐町の人々だけでなく、町外からも集まってきます。

その後はもちろん

我ながら安定のちゃっかりぶり、もちろん懇親会にも参加です。

また食らう

土佐町の地酒・桂月を酌み交わしながら、日付の変わる直前にお店を追い出されるまで盛り上がる話。

会社なんかの「飲みニケーション」は一般的に嫌がられるし、当然強制されるべきものではないけれど、お酒がもつ"コミュニケーションツール"としての機能はやはり侮れないですよね(もっとも、居合わせたメンバーに人見知りするようなタイプがいなかったのですが)。

ほいでアルコールの進む肴、とりわけご当地料理もまた、場を盛り上げるひとつのカギ。

ふぐぐ

生産は高知県内のみ、その数2000頭を切るという和牛、土佐あかうしはタタキでさっぱりと。

味は?

あらやだ野暮な質問。

ジューシーで柔らかい、けれど赤身とサシのバランスが絶妙だから全然脂っこくない......

わははは

須崎出身という店主ご自慢の刺し盛りは、どれもこれもピッチピチ。

ぽってりと厚切りのカツオのタタキはちょうど脂がのり始め、にんにく・ミョウガをともに塩で、と勧められるがままに頬張った朝来のお二人も、「やばい!!」と目を輝かせておられました。

改めて、自分が東京に戻って飲みに行く時、「海鮮以外の店に行きたい」とリクエストするのも仕方なく感じます。

いや実際、こんな山の中で食べられるクオリティではありませんよ、正直......。

てんで本日の高知ことば、今回の視察先の名称【あこ】は【あそこ】という意味で使われる土佐弁です。
 例)ポスト? 【あこ】にあるで。

ほんじゃーに!

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