2017年5月24日水曜日

入れたり【おこした】り

*本日、生きた証*
 AM:2IN(二回目)でFirst超音波
 PM:県庁でおべんきょ
   夜:食堂でうまうま

意外にお初です

どもども、たっちーです。

休日ですか、ローマ。
映画を全編通しては観たことがなくても、スクーターに二人乗りをしたり、真実の口に手を入れてはしゃぐオードリー・ヘップバーンの姿を知っている……という人は多いはず。
彼女の愛らしさといったら、それはもう筆舌に尽くしがたいレベルであって、もし目の前に現れたらポカンと口を開けて見入ってしまうことでしょう。
美しい人は存在するだけで価値がありますな。

ローマの休日といえば。

2017・18年の高知県は「幕末維新博」の観光キャンペーンを全力推し、あちこちでPRがなされていますが、去年までは「リョーマの休日」と書かれた幟やポスターが主に掲示されていました。
先に挙げた映画をもじり、満面の笑みでバイクを二人乗りする尾崎県知事のはっちゃけぶりが印象的な企画だったと思います。

いつもよりブレがひどいね

「維新博」へとテーマこそ変化しても、やはり県のプロモーションには「高知の顔」としての龍馬さんが不可欠ということでしょうね。
そう改めて感じたのは、本日初めて中に入った県庁のエントランスにドーンと構えておられたからであります。

「それぐらいしかないから!」と自嘲する県民も少なくないけれど、県の名からパッと思い浮かべられる有名人がいない県だってありますし、坂本先生には働けるだけ働いていただいたら良かろうもん。

ただ、この県庁の像はちょっと……なんだろう、小学校の卒業文集のカットイラストにありそうね(≒もうちょっと丁寧にデフォルメできなかったのかしら)。

さて何をしに訪れたかといいますと、足の通院ついでに覗いてみたかった場所があったからです。

情報もりもり

その名も「県民室」は、名前こそ少々仰々しくて近寄りがたい感じもするけれど、広報広聴課の一部として一般の人が自由に出入りできます。

県内各地の様々なパンフレットやフライヤー、広報誌、新聞、行政文書や議会の議事録といった資料を閲覧でき、高知の「イマ」の情報を効率的に収集するのにぼっちり。

ほとんどのパンフレット類は持ち帰ることができますし、閲覧専用でも貸し出し可能な資料も多く、こりゃ今まで知らずに損したなぁと思います(しかもウォーターサーバーまであるし)。

これから、近くに来た時には立ち寄ってみようっと。


形が変われば?

ほんで、本日高知市へと車を走らせたのは足の病院と県民室だけではなく、人に会うためでございました(というより、これがメインね)。

基本的に好き嫌いがないために食のリクエストを聞かれても、つい「何でも!」と答えてしまっていましたが、最近ようやく「寿司とか丼もの以外だと嬉しい」と答えるスキルを得た私。
そこで今回、ご紹介いただいたのは……

うほほほフォー

NOTごはん、じゃあ麺類? てことで、中でも特に好きなフォーがレギュラーメニューにあるエスニック料理店「ワルンカフェ」さん。
テラス席を含めても20名ぐらいが定員と思しき小さなお店とはいえ、到着した12時ちょっと前の時点でほぼ満席……人気なのですねぇ。

店構えから異国感

ひっきりなしに訪れるお客さんたちは、それこそ県庁などの公務員や制服姿の会社員の方が多いようです。
しかし店員さんはというと、ホールとキッチンで二人だけ。
隙を見計らってお話を伺えば、営業時間が10〜15時と限られていることもあって普段もこの忙しさ、昼時はどうしてもお客さんが集中するとのこと……うーん、尊敬です。

肝心のフォーはというと、レモン仕上げのさっぱりした牛肉のスープにパクチーがアクセントに良いなっていて、優しいお味。
(どうでもいいですけれど、米はダメなくせにフォー食うんかい、元は米じゃろが! とツッコミは周りに言われる前に自分でやっているため受け付けておりません)

ぼぼぼぼけた

でもそれ以上に気に入ったのは、特製ダレにつけて食べる揚げモモ(餃子)。
大きめにカットされた野菜の食感が絶妙でございました。
期待以上に大満喫、お店の雰囲気を含めて人気があるのも納得です。

そしてこんな素敵なところを紹介してくださったのは、土佐町出身・在住の「初めまして」の方で、大学院でお世話になった先生の学生時代からのご友人であります。
ご紹介を受けご連絡をしたところ、早速お時間を割いてくださり何とも有難い限りです。

四万十町からはだいぶ離れているとはいえ、恩師の40年来の旧友と高知で繋がるとは世間は狭いもの。
にしても面白エピソードが盛りだくさんで、初対面とは思えぬ時間の過ぎ方、嶺北地域の情報も色々仕入れることができたので、また近いうちに遊びに行きたくなりました。

素敵なご縁を紡いでくださった我が師匠にも、お礼のメールを【おこさねば】なりませんな。

てんで、本日の高知ことば【おこす】は【出す】という意味で使われる幡多弁です。
 例)コンビニ行くなら、ついでにこのハガキ【おこし】てくれたら助かるがやけんど。

ほんじゃーに。

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