2017年11月8日水曜日

【こせり】よる

*本日、生きた証*
 日中:谷干城パネル展で店番
  夜:大正でお祝い

ゴールデン・サムイ

どもども、たっちーですよ。

備えてますか、デリカシー。
声高に言うことでもないですが、極めて大雑把かつ、繊細さ・優しさ・情に欠ける人間だという自覚があります。
加えて、口から先に生まれたようなタイプときたから、思ったことを容赦なく言葉にし、時折ひとを傷つけてしまいます。
30近くなってこれじゃあいかん、気付いたら周りに誰もいない孤独な人生に……ええ……そうならぬよう努力中。

しかし、デリカシーの無さを自負する私を以ってして、「こりゃあえらいこっちゃ」と思わずゾッとせざるを得ないようなことも起こったりします。

ほっかほっか

まさに今朝、そんな出来事に遭遇したわけですが、ただでさえ立冬を過ぎ冷え込んできたところ、薄ら寒さを追加されたように感じたり……うう、ぶるぶる。

そういう時は、やっぱり湯気の立つようなものが食べたくなるよねってんで、今季初(確か)のオデンちゃんをいただきました。

オデンは地域色の出やすい料理のひとつであって、例えば高知では、この写真の一番上に乗ったものは「天ぷら」として供されるそうです。
いわゆる宇和島名物としても知られる「じゃこ天」ですが、関東(少なくとも東京/神奈川?)では「天ぷら」といったらサクサクの衣が付いたあれ(天丼の具、)ですし、まずオデンに投入することはないでしょう。

逆に、東京ではお馴染みの「ちくわぶ」(あくまで"麩"であって「ちくわ」とは全く別物)はその他の地域では見かけなかったりして、面白いですなぁ。

ほっっかほっっか

なんにせよ、鍋の美味しい季節。

先日の米こめフェスタにて、商工会青年部が試食としてふるまっていた「塩鍋」もまた、生姜のスパイスがきいたコクのあるスープで大好評でした。

もっとも、体の熱源としては炭水化物が必要、その中でもコメが日本人の体に合っていることは重々承知でありますよ。

伝統的エネルギー源

青年部の向かいのブースで無料(豪華過ぎ)配布されていたのが、採れたての新米をふっくら炊いたおにぎりだったわけですが、撮影ばかりでまたしても食べ逃す始末でした。
(ただし、ごはん大好き! な方が美味いウマイと頬張っておられたので、味は保証付)

うーん、四万十町にいながらコメを食わんとは、非国民ならず非町民と言われても致し方ないなぁ……。

子どももお料理作り隊 

それにしても最近何かと食の話題が続き、おまん食うてばっかりやんけ、てな感じですがしつこく続けます。

昨日、昼前にお邪魔したのは、学校支援地域コーディネーターを務めさせていただいている窪川小学校です。
今回はそのお仕事としてではなく、土曜学校*の調理指導でお世話になった食生活改善推進員(通称ヘルスメイト)さんから「調理実習を手伝うから来いや〜!」とお呼ばれに預かりました。
 *地域の方が講師となって開催する自由参加型ワークショップのこと。

今回は、6年生の児童が全員参加する家庭科の授業の一貫で、テーマは「お弁当づくり」。

がんがれ

栄養バランスやいろどりはもちろん、冷めても美味しく、汁漏れなどがないことといった、弁当のお惣菜としての要件があれこれ考慮された豪華7品目の調理にチャレンジしていました。

6人ぐらいのグループに分かれて作業している様子を見ると、皆同じメニューを同じレシピに基づいて作っているはずなのに、やり方に微妙に違いが出るのがまた面白く……まぁ部外者こその呑気な視点かもしれませんが。

えい感じ

包丁を使う手つきの危なっかしさに、自分もこんな感じに見えてるのかしらんと思わされたり(よく”怖い”と言われる情けなさよ)。
サポートに入っておられた先生方やヘルスメイトさんたちが、安全に配慮しつつ完成が遅れないよう作業指示をすべくてんてこ舞いになっておられる様子に、何においても「指導」って奥の深い行為だと改めて実感させられたり。

おいら味見し隊

初めての作業に悪戦苦闘しつつも、終始楽しそうに手を動かす子どもたちの姿が印象的で、よっしゃ完成品を撮影してから去ぬろ、と最後まで粘っていると……。

たまたま、感想を聞いたある女の子に妙に気に入ってもらい(?)、「うちのグループ食べて行きや!!!」と強く引き止められ、ヘルスメイトさんも「ひとつ余るから!」とニコニコ。

もちろん、いやいやいや、あたしゃ挨拶もなくフラフラしてただけですから……と、もちろん丁重にお断りです。

豪華!

が、その数分後には、子どもたちに混ざってウマウマと試食しているちゃっかりぶりは、もはや我ながらアッパレですね。 
図々しい、を体現するとこうなるんだよ、窪小のみんな……!

ところで、いただきますの直後、「どれから食べれば良いか迷っちゃうね〜♪」とこちらは何も考えずにつぶやいたわけですが。

すかさず、先ほど自分に声をかけてくれた女子から

「野菜から食べると太りにくいんだよ!」

の一言が……。

おおう、なんちゅうか【こせちょる】子というより、意識高い系女子の発言や。
こちとら体型を考えて食事をしたことなんて、小学生の頃どころか今もほとんどないぞ。。。

てんで、本日の高知ことば【こせる】は【大人びる】という意味で使われる幡多弁です。
 例)え、まだ12歳? ずいぶん【こせちゅう】ねえ。

しかし女子力なるものは、やはり遺伝子に左右されるんじゃなかろうか(他責の極み)。
ほんじゃに。

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