2017年5月31日水曜日

【ほたら】ぼちぼち

*本日、生きた証*
 AM:Back to West
 PM:ただいま 40010

森のむかふに

どもども、たっちーです。

歩いてますか、森。
ロケーションの規模はピンからキリまでありますが、登山を趣味にもつ知り合いにが何人かいます。
こちらとしては「マラソンよりは幾分マシ」レベルに「苦行」の認識があるけれど、トレッキングやハイキングのレベルであれば少々汗をかき、登頂で美味しい空気とご飯を味わうのは悪くないと思うようになりました。
それはやはり、雄大な自然がすぐそばにある四万十で暮らすようになったことが大きく、足が完治したら繰り出してみようかしらん。

山といえば。

先日からお邪魔していた紀州の國も土佐同様、豊かな木々に恵まれた土地で、中心地から少し車を走らせると気持ちの良い森が広がっていました。
ちなみに県の面積に占める森林率は全国6位の76.8%、ダントツトップの高知は83.4%……すげ。

湾derful

昨日午後から訪れたのは和歌山市北部のまち・加太(かだ)。
海水浴場に漁港、温泉・民宿や国民休暇村が揃い、県内外から多くの観光客が訪れる観光地です。

国民休暇村の建物のふもとのエリアは「瀬戸内海国立公園」として整備され、緑豊かな山に囲まれた憩いの場としてライダーにも人気だそう。
都会の人にとってはもちろん、普段から自然に恵まれた土地に住む人間でも、ケキョケキョと聞きなれた声の主をはじめ、様々な鳥の歌をゆっくり楽しむと癒されるものです。

そんな遊歩道をゆっくり登ってゆくと、突如広場が現れ……

およよよよ

何やら妙な石の階段が地下へと伸びている。
怪しい。如何にも怪しい。

ツメノアト

ぷわわんと飛び回る虫を手で払いつつ(梅雨以降は立ち入り自粛に違いない)、下へ降りるとたちまちヒンヤリとした空気に変わります。
スマートフォンのライトで照らして奥を覗いてみれば、煉瓦造りの倉庫跡と思しき空間が広がっているではありませんか。
ひやっとしまうす
話を聞くと、ここはかつて大日本帝国陸軍によって作られた弾薬庫で、大阪湾防衛を目的とする要塞の一部だったそう。
淡路島の由良と加太(地名は深山)、その間に浮かぶ友ヶ島の3地区を合わせた「由良要塞」には計17箇所の砲台が置かれていたといいます。
ここ深山第一砲台には、敵の軍艦を迎撃すべく明治25年以降に6機が設置され、第二次大戦が終わるまで使用されていたとのこと。

砲台は跡地のみ

目の前に広がる紀淡海峡は瀬戸内海の入り口、大阪湾の軍事的要衝だったことが実感でき、これぞ昨今人気のある「近代化遺産」でありますな。
無論そんな名称を使わずとも、トンネルで繋がるレンガ造りの廃墟がさながらラピュタの如しってんで、コスプレヤーたちの撮影スポットとしても人気を集めているとか。

夜は怖いだろうね

確かに、ここをロケ地に映画やドラマなんか撮影したら、セットでは出せない雰囲気を演出できるでしょうねぇ。
ツアーで来ていたおんちゃん・おばちゃん団体も、声を上げながらバシバシとシャッターを押していました。

翻ってみれば

と、こんな砲台跡地を見ると、そういえば桂浜にも「浦戸砲台場」があったなぁと思い出します。
こちらは江戸時代初期、夜間の舟の出入りを助ける灯明台、その後外国船を監視する番所が置かれ、幕末の頃に大砲が配備されたのだとか。

龍馬さんのが目立つけどね

最近、県外へ行っても「これが高知(四万十)だったら……」と置き換えたり、比較してモノを見る癖がついてきました。
まんまと染まったなぁという感じも否めませんが、こうして別の土地へ出向くことは、ひとつの地域の中に入り込んでいると失いがちな、客観的視点や「ソト感覚」を取り戻すのに役立つようにも感じます。

どちらが良い・悪いという単純な話ではなく、それぞれの地域がそれぞれの背景をもつなかで、時に共通する課題があったり、別の土地にも応用できそうなアイデアを発見することができるのではないかしらん。

きらきらりん。

例えばご当地フード、県の食品流通課が開発を主導した「和歌山ポンチ」は、以下のルールを満たす限りは各店舗が自由にアレンジできるとか(HPより引用)。
(1)県産うめの甘露煮又はシロップ漬け等が食材として使用されていること。(2)1つ以上の県産フルーツが食材として使用されていること。(3)県産うめ及びフルーツの使用についてメニュー又は商品に明示するなど、消費者等にその使用が認識できる工夫がなされていること

さすがフルーツ自慢の和歌山、これからの暑い時期にぴったりの爽やかなサイダーに、甘酸っぱい梅を初めとする果実がゴロゴロ入っていて美味でした。
こちらだと「四万十ポークどんぶり街道」が同様のキャンペーンでしょうけれど、スイーツやドリンクもありですよね。

なんて考えつつ、気づけばあっちゅう間に休みも最終日(十分長いが)、【ほたら】そろそろお家へ帰らねばなりません。

てんで、本日でラストの和歌山ことば【ほたら】は【そうしたら】の意味で使われます。
 例)昨日の帰りに鈴木さんと会うてん。【ほたら】よ、来月孫が生まれるいうやん、びっくりしたわぁ。

土佐では【ほいたら】【ほんなら】といったところ、文末に「〜よ」がつくのも和歌山っぽいのでしょう。

ほんじゃーに!

2017年5月30日火曜日

【てき】らはテキーラで?

*本日、生きた証*
 AM:九度山で2016大河ダイジェスト
 PM:加太の海をバックに廃墟探索
   夜:鉄道カフェへ出発進行

否めないけど

どもども、たっちーです。

消化してますか、有給。
新卒として入社したのは一般に「激務」がイメージされるIT企業でしたが、幸か不幸か特殊な部署に配属されて(幸か不幸か)楽チンなオフィス生活を送っていました。
そのため、「休み取りたいのにぃ!」というストレスを感じることはゼロでしたが、営業やエンジニアの人々は早朝から深夜までまさに働き詰めという印象。
地方の企業と比べれば給料は相対的に高かったといえ、家賃など経費も高くつき、稼いだお金を使う暇もない……なんて恐らく私には無理だったでしょう。

休みといえば。

にしても、また休みなん?

に、にぎわい拠点をお掃除したよ(震え声)

そう言われたら、相手と一緒になって「いい加減、働けコノヤロウ」と批判したくなるほど休んでいます。
確かに月16日(124時間)と勤務日数が元々決まっている協力隊ですから、出勤中にやることさえやっていれば、残りの時間に何をしたって文句を言われないわけです。

然れどこの「休暇」は本来、卒業後の定住に向けた活動をすることに充てるべく豊富に与えられていますから、3年の任期を終えてからの生業がそれなりに見えている人はある意味全く休めません。
一方の私は、(当然ノープランではありませんが)今後の身の振り方は至極不透明、着任からギリギリ1年未満であることを盾に「見聞を広げている」と言い張っております。

にぎわい拠点の掃除をしたんだって②

それは何とも便利な表現であって、本ブログだって「高知見聞録」としてちっとばかりの価値がある……よね、マルコ・ポーロもそう言ってた。 マツコだって夜の街を徘徊してた。

とはいえ、休暇中のウロウロぶりたるや我ながら眼に余るってんで、先日「大正駅前にぎわい拠点」の大掃除・模様替えをした際の写真を載せてみた件。

紋モンMON

さて罪滅ぼしが済んだ(気がした)ら全力で開き直り、楽しいNOWを綴っちゃいますよっと。

知人を訪ねての初・和歌山旅は早くも3日目に突入し、これまでに行く場所・食べる物はそれはそれは素敵、到底いっぺんには書ききれません。
(半分は、うっかり寝るだけで1日を過ごしてしまった日に備え、ネタの貯蓄である)

銭銭銭
銭銭銭

ちゅうことで、本日の午前中にぶらり立ち寄ったのは、某戦国武将ゆかりの地であります。
なお紋はこちら、だーれだ?

知ったかぶれなかった

はい簡単、2016年のNHKの大河ドラマ「真田丸」でお馴染みの真田幸村公ですね。
ちゅうてもほとんど観ていなかった私、屋敷跡が風情のあるオヌヌメ観光スポットと聞いただけで、恥ずかしながら予備知識ゼロで飛び込んだのですがね(しょ、正直だから許して)。

けれども、現地の案内板とかパンフレットを熟読するとか、地元の方からエピソードを伺うとか、それまで知らなかったからこそ様々な「実物」を前にして楽しめる部分もあります。

外からのシゲキ

さて信州・上田の武将だった真田昌幸・幸村親子は関ヶ原の合戦後、紀伊の國での蟄居を命ぜられます。

当初は高野山にも入ったそうですがほどなく下山し、「女人高野」で知られる慈尊院のある九度山に居を構えます。

マターリしておった

この地で亡くなった昌幸のために幸村が供養塔をつくり、その後訪れた大安上人によって延命子安地蔵を祀る善名称院が建立されたとのこと。
すなわち、現存する建物は真田親子の屋敷ではないけれど、斯様な所以から「真田庵」
の名で親しまれ、全国から歴史ファンが集っているのですな。

ほんで、そんな真田家が和歌山にもたらした代表的なものと言いますと……

HISABISA

皆大好き、SOBAでございます。
彼らの故郷・信州は言わずと知れた蕎麦どころですから、蟄居の際に九度山に持ち込んだのだとか。

現在、その味は真田庵からほど近く、古民家を改装した「幸村庵」さんで楽しめるっちゅうことで久々にざるそばをズズズッとな。

すわ。
美味。
このコシ、そして爽やかな喉越し。

高知に移住して以来、どうにもうどんの影に隠れて蕎麦に中々出会えていなかったこともあり、いたく感動しましたとさ。
お昼前にはいっぱいになっているのも納得。

内装もすてきんぐ

ふと思うのは、スケールは全く違えど、「ヨソ者」として見ず知らずの土地に移り住んだという意味では私も真田親子と境遇を同じくしています。
むろん自分は没後何百年と愛される英雄にはなれませんし、蕎麦の如きエポックメイキングな文化の持ち込みはできないながら、僅かでも四万十にソトからの新しい風を吹かせ……

いや皆まで言うと、【てき】は何様じゃ! とツッコまれかねないので自己規制でございます。

てんで、本日も和歌山ことば【てき】は【お前】もしくは【あいつ】という意味で使われます。
 例)【てき】、協力隊になってもうすぐ3年やろ、早よ仕事見つけてんか。

げげげ。
ほんじゃーに。




2017年5月29日月曜日

ええ【やっしょ】

*本日、生きた証*
  日中:My First Mt. Koya
   夜:まったり温泉

大河&ドラゴン

どもども、たっちーです。

塩焼きですか、鮎。
四万十へ移住してからというもの、後払いで27年分精算するかのごとく鮎をいただくことが増えました。
逆にいえばそれまでは食べる機会がほぼなかっただけ、今はすっかり好物のひとつですが、特産といえど川魚特有の臭みが苦手とする人も少なくありませんね。
「子供の頃に溺れた川の味がする」と言う知人の表現は巧みですけれど、おかず味噌なり甘露煮なり、味つけがしっかりしているものならば大丈夫ではないかしら?

川といえば。
高知市からほど近いながら水質の優れた仁淀川は、「奇跡の清流」として近年人気が鰻上りですが、全国的な知名度では「最後の清流」には未だ及ばないでしょう。
てんで、本日も我らが四万十川へ。

ひょいひょいと

ん? 

ちゃうちゃう、これ四万十川とちゃう。

はて何処の河原かといいますと、和歌山県北部を東西に流れる「紀の川」、尚奈良県に入ると「吉野川」と呼ばれる一級河川でございます。

これまで関西各地へは何度も訪れたことがあるけれど、公共交通専門のトラベラーだった自分にとって和歌山はどうにも「わざわざ感」の強い県でした(ちなみに関東民としては、同様に新幹線駅から乗り換えが必要な奈良は修学旅行の鉄板)。

しかし、高知に居を移した今となってはかなりアクセスが向上、何せ徳島港からフェリーでたった2時間です。

サンセットだよん

何より、昨秋に大正駅前にぎわい拠点へお立ち寄りくださった、キャンピングカーのイカすご夫妻に「遊びにおいで!」と言っていただいたのが一番のきっかけとなりました。

が、行きしなに早速アクシデントに見舞われるのがいかにも私らしい。
直前に運営会社のWebサイトで確認した予約状況は余裕だった南海フェリー、16時半出航の便に乗るべくいざ我が愛車で乗り場へ行ってみれば、長蛇の全く動く気配がないのです。

げげげ。

トラブルクイーン

迫り来る出航時間、ジリジリしながらようやくドライブスルーのきっぷ売り場へ入ると「予約がない? あ、キャンセル待ちっす、乗れないかもしれないっす」。
んげ、んげげげげげ。

時刻表を見れば、「現在船舶検査のため一部の便が休航中☆」てんでこれを逃すと最終便
のみ、和歌山港着は24時すぎ。
なお「キャンセル待ちで乗れるか否かは定刻5分前まで分かりません☆」

待て待て。
ついさっきご夫妻から、頂き物の獲れだち鯵を夕飯に構えて待ってるよんとの連絡があったばかりだと言うのに、日付変わるとかないないない。

例の鯵は、刺身にマリネに
だし茶漬け


急遽、案内役のお兄さんに「ぜぜぜぜ絶対にこの便じゃないとダメなんです、ていうかこれ乗り捨てて自分だけ船に乗せてくださいいいいい」と鬼気迫る勢いで詰め寄ると、心の底から迷惑そうな顔で受付係と掛け合ってくれます。
ほんで駐車券を手渡しながらだいぶ離れた駐車場を指差し、そこへ停めて券を替えて貰い給えとのこと。

愛していたはずの我が車をさっさと乗り捨て、足を引きずりつつ顔面蒼白できっぷ売り場へ滑り込み、係のお姉さんに若干引かれながら乗船すること出航2分前でございました。
いやほんと、今ぐらい回復していなかったら絶対間に合っていなかったさ……

お邪魔しまうす

結局、期せずして「身ひとつ」になったといはいえ、どうにか予定時刻に到着したわけですが、待ち合わせている相手がいるのに計画性がないっちゅうのはイカンですね。
次郎並みに反省(太郎だっけ)。

またまたでっかくなっちゃった

到着して間も無く、ご自慢の車で鯵をうまうまといただいたのち、初めてのキャンピングカーでの車中泊を体験です。
最大5人は眠れるという車内は、食事をしたテーブルを折り畳みベンチをごしょごしょやるとベッドが登場。
そして私は運転席の上、二段ベッドさながらの広々空間をお借りすることになったのですが、すわ、快適。

キャ、キャンピングカー……

マイカーより欲しい、との気持ちを強くしました。 運転下手だしワーキング●アだけど。

こーやくーん

さて翌朝、驚異の雨女も高知県外では力が弱まったのか超快晴、向かったは高野山であります。

良かったという友人の感想を聞いて、以前から気になっていたスポットでしたが、此れまた期待以上。
まずもってびっくりしたのは、建造物にしろ一体の樹木にしろ、どれも一々スケールが大きいのなんのって。

ご当地キャラと一緒に撮った写真でサイズ感が伝わるか微妙ですが、最初に訪れた金堂も、そこから伸びる参道を囲む杉の木も、とにかく雄大。


参道は風流かな

歴史の教科書で小学生にもお馴染みの金剛峰寺だって、正面入り口も立派なら内部も奥へ奥へとどんどん続いてゆきます。

でーーん
にしてもここへ到着するまでのグネグネぐあいといったら四万十を彷彿させる山道で、それもそのはず高野山一帯の標高は約900m。
弘法大師が入定したのは1200年ほど前、当然自動車や飛行機もない時代から道を切り拓き、石や木などの重い資材を運んでこの規模の都市を作り上げるとは。

こちらは四万十大正

初めて大正の集落を車で案内していただいた時も、よくここまで集落を作ったもんだと驚いたものですが、昔の人々のガッツたるや……いやはや【立派】やっしょ。

てんで本日は和歌山ことば、【〜やっしょ】は文末につき、【〜(なん)だ(よね)】という意味で使われます。
 例)え、この財布、可愛い? 【そうやっしょ】、誕生日にもろたんよー。

主に県北部で多用され、南部では【〜やいしょ】になるそうな。
ほんじゃーに。

2017年5月28日日曜日

【ごじゃ】は嫌いよ

*本日、生きた証*
 日中:Do! ライブ to East
  夜:国外逃亡

僕の名は

どもども、たっちーです。

ケロケロですか、けろっぴ。
小さい頃から、キラキラ・ピンク・フリルの三大乙女要素を忌避してきた人間ですが、なけなしの女子らしさをあえて挙げるならば「キャラクター趣味」かもしれません。
スヌーピーやミッフィー、ムーミン、ドラえもんあたりは今でも心ときめきますが、サンリオではキティちゃんやマイメロディ以外のものを昔は好んでいました。
どこまでも乙女ちっくさを排除したがったものだから、待望の末っ子長女は三男の如く育ったとさ。

キャラクターといえば。

今でこそ、「たっちー」と自称していますが、子供の頃「さとちゃん」などと下の名前で呼ばれていました。
となれば当然、佐藤製薬のこのキャラクターには親しみを覚えずにはいられません。

ねじり鉢巻は斬新だが

先日、窪川のスーパー・ミヤタで発見、思わず激写してしまいました。
もっとも、これほど老成(?)したご様子ですから、かなり古くからここに御座しましていたに違いないものの、普段はそそくさと買い物を済ませるだけだから気がつかなかったのですね。

更にお隣には、彼以上に親しみを覚えるピンクの方が。

お目めがなぁ

サトちゃんの妹(彼女だと信じこんでいたけれど、実は妹と知りビックリ)で、サトコちゃん。
うーん、安易この上ない!

でも嫌いじゃないですよ(ピンクだけど)。
何でしょう、象という動物のチョイスが渋いというか、猫とかウサギとかペットじゃないところが乙。

調べてみれば1950年、「長生きする動物」として縁起の良さを買われ、原型となるよりリアルな象が同社の印刷物に登場、1959年に今のようにデフォルメされたオレンジのキャラクターとなり、一般公募で「サトちゃん」の名が決められたのだとか。
今となっては、私もこのキャラクターたちの背中に乗ることができないほどに元気に大きくなり(すぎ)ました…のは、健康長寿の象のおかげかもしれません。

やっぱりでっかくなっちゃった

さて、体力も脳みそも確実に下り坂へ突入したことを痛感するアラサーですが、周りには元気に成長し続けている方々がおられると聞き……。
駆けつけたは、お馴染み七里の畑でございます。

きゃあ! 別のにして

3月に植えた野菜の苗ちゃんたちが、ハウスの中でこれでもかとばかりに大きくなっておられるではありませんか。

我ながら驚くほどにピントが合いませんでしたけれど、わずか2週間たらずの間にトマト様は着実にその実を増殖させておられるし。

とまとまとま

ブロッコリーに至っては育ちすぎ、早よ食べにゃいかん状態だし。
(今朝美味しく貪りました)

花が咲いちゃう

こっちにも実が成ってるやか~と喜んで撮影するも……

ええっと?

ん? これピーマン? パプリカ? ししとう?
品種名のプレートがないもの、自分で植えていないものも混ざっているため、食べ頃を迎えてみないと分からんぞ。。。

にしても、こちらがやれ怪我だの風邪だのとゴニョゴニョ不調を訴えていた一方で、彼らの真面目な成長ぶりたるや……なんかすいません、生命活動に対して怠慢と云われれば否めないわ。
ほんで、この間収穫したサニーレタスとサラダ菜の空きスペースには、ちょいと変わりもんとしてモロヘイヤ、明日葉、つるむらさきの苗をIN。

元気に育って、私の腹に納まってくれたまえよ。

流れ流れて

さてそんな植物たちのように、ひとつの土地に根差して暮らす人たちがいるのとは対照的に、どこかに腰を落ち着けることなくフラフラと住み処を移しながら生きてゆく人もいます。
親の転勤に伴う子供時代の引っ越しこそ自身の意図ではないものの、私は紛れもなく後者のタイプ。
連続で考えると、中・高の実家での6年間が最長でしょうか(その後出入りはしていますが)。

流されやすい質です

むろん住まいという点に限った話ではなく、「止まったら死ぬの?」と言われるほどそもそも落ち着きがないことも否めません。
5月前半に予定していた広島遠征を断念したため、月末に溜まってしまった休みを如何に消費しようかな、という時はやはりじっとしていない。

夜行バスではきたことあるね

気がついたら、愛車くんをぶるるいっとな、我が愛する高知を脱しお隣・徳島県に突入しておりました。
これまで自力で行った最東端は大豊ICだったことを思えば、だいぶ走ったなぁ。

ほんなら今夜は、鳴門金時でも食べながら軽く阿波踊りでもやろう……なんてのはもちろん【ごじゃ】、今回の目的地は更に東でございます。
てんで本日は徳島ことば、【ごじゃ】は【嘘】という意味の阿波弁です。
例)【ごじゃ】ばっかし言う子供は、鬼に連れていかれるじょ。

果たしてどこまで流れていくのかしらん?
ほんじゃーにん。

2017年5月27日土曜日

【すつぶり】 NG

*本日、生きた証*
 AM:家の事もろもろ
 PM:ワイワイ見学
     土との戯れ
     Kiss

遊んでみよや

どもども、たっちーです。

会えてよかったですか、君に。
「ガッツだぜ」や「バンザイ」の代表曲で知られるバンド・ウルフルズが25周年を迎えるとのこと。
魂に響くようなストレートに楽曲はもちろん、トータス松本をはじめとするメンバーのいかにも男らしい人柄も人気の理由だろうと思います。
まるで太陽のような強い引力、底抜けの明るさは私も大好きです。

太陽といえば。

本日の四万十も、燦々と降りそそぐ陽の光が眩しい1日でした。
そんな空の下、本町のポケットパークではとあるイベントが開催に。

わいのわいの

商工会による「しまんとワイワイ広場」は、窪川の中心部の活性化を目的に昨年から行われているイベントです。
本年度は4月より、毎月第4土曜日に開催。

普段は大正の道の駅で開かれているマーケット「風のであい市」さんをはじめ、社会福祉協議会が提供する「昔あそび」コーナーなど、本町周辺の子どもからお年寄りを楽しませようと町内の有志が集まっています。

のほほん

会場・出店、お客さんの規模こそ大きくないものの、朝から家族連れがのんびりとした休日を過ごしておられましたよ。

いかがですか

さてそんな土曜日は、午後から「日本の水浴場88選」にも認定されている興津の砂浜へと繰り出します。

といっても海開きは7月から、目的は海水浴ではなく……

My First Surf Fishing

初めての砂浜釣りであります。

というより、これまで堤防・磯、船と色々な釣りを経験させていただいてきましたが、浜でもできるとは全く知らなかったので物珍しいのなんのって。
長い竿に重りをつけ、振りかぶって遠くへキャストし、クルクルとゆっくり巻き上げてゆきます。

よっこらのせ

しかし、初めの1時間ほどは獲物の気配なし……

こんまいフグちゃんがかかるも、残念ながら君はお呼びでないよと海に戻します。

まさか、今回もボウズで帰る事になるのかしらん?
いくらビギナーとはいえ、あまりそれが続くと寂しいのう。

とったどー

陽が傾いてきた頃、やっとこさクツクツと当たりの感覚を得られるように、本日のターゲット・キスちゃんをGET!
今までは天婦羅になった状態でしか見たことがありませんでしたから、透き通るような身の美しさに感動です。

その後1時間ほど粘ったものの、釣果としてはかなり渋かったわけですが……サイズとしてはそこそこ。
獲れ立てピチピチをお馴染みの天婦羅にしてもらうと、肉厚の身はホクホクとして美味いのなんのって。

餌は閲覧注意のゴカイくん

いやぁ、サクッと行けるサーフフィッシング、釣り初心者としてはお手軽でとっつきやすいものですね。
ただし、下から照り返すその暑さといったら5月でもえらいこと、とても【すつぶり】ではできませんよ。

てんで、本日の高知ことば【すつぶり】は【帽子をかぶらない状態】を指す土佐弁です。
 例)今日は30度超えるゆうき、とても【すつぶり】じゃ外へ出られんで。
素+つぶり(頭)ですね。

ほんじゃーに。

2017年5月26日金曜日

【ほきれば】ラッキー

*本日、生きた証*
 AM:大正駅前にぎわい拠点にて店番
 PM:四万十町役場にて研修
   夜:酒場に復帰!

あちちのち

どもども、たっちーです。

生まれつきですか、卑屈。
マイナスな言葉ばかり口に出していたら、本人も周りもどんどん暗い方へ沈んでいってしまうと言われますね。
それは十分に理解しつつ、直接お付き合いのある人はもちろん、これまで記事を読んでくださった方ならば、ブログ主に溢れるネガティブさをお察しのことでしょう。
放っておけば自虐的な言い回しを並べがちですが、病んでいるのかと心配されるような文章を垂れ流しても百害あって一理なし、多少なりとも上を向いて歩けるような明るさを意識的に演出してゆきたいものです。

上を向くといえば。

いくら気持ちよく晴れた日といえど、安易に空なぞ仰ぐものではないと痛感した本日。
なぜって?

ピーのカンカン照り

太陽の張り切り具合がいささか度を過ぎていたからであります。
もっとも、どんよりした曇り空を見ると急激にテンションの下がる雨女(高知代表)ですから、晴れているに越したことはないのですけれど……
昨晩の雨雲はどこへやら、真夏のように眼球と肌を突き刺していく強烈な紫外線のもと、外でお仕事をされている方のご苦労がしのばれた日中でした。

とはいえ、さすがにまだ5月なのだと思わせるのは、やはり日が落ちた後の涼しさでしょうか。
高知の中でも、窪川は特に寒暖の差が大きいといわれますから、朝も早いうちはひんやりしています。

さて、そんな過ごしやすい時期の夜を過ごすのにぴったりのお供といいますと……

もっと早く知りたかったな

JAZZ、業界人がいうところのズージャーでしょう。

「好き!」と堂々と言えるほど造詣が深くありませんが、大正中学校音楽部「FAIRY PITTA JAZZ ORCHESTRA」の演奏をきっかけにチラホラと聞くようになり、県内のジャズ関連イベントも気にかかる昨今。

今度の日曜日の夕刻より市内で開催される「高知ジャズフェスタ」は、中央公園周辺の8店舗の飲食店にて同時多発的に(!?)開催されるライブイベントです。
ワンドリンク付き・3000円(前売り2500円)のチケットで各会場を出入り自由で、高知ゆかりのアーティストたちの生演奏(計30ステージ!)を楽しめる……て、かなりお得やんけ。

ちなみに四万十町の誇るプロサックス奏者・山地高さんも出演されるとのこと、お時間のある方は参戦すべし。

ゴムゴムじゃないけれど

さて昼間の暑さ以外にも、季節の変化を感じさせるもののひとつに、お店にならぶ果物や野菜がありますね。
もちろん今時は、温室での栽培や品種改良、輸入品種の増加や保存・加工方法の進化の結果、かなりの作物が一年中出回っていますが、それでも一番美味しく食べられるのはやはり本来の旬でしょうね。

しあわせ、しあわせ

この春、赤くて艶々とした甘い実をたっぷり堪能させていただいた四万十・大正産の「さちのか」も今月いっぱいでしまいになるそう。
いちご狩りも含め、贅沢すぎるほどに食べたとはいえ、名残り惜しゅうございますな。

ほんで今日は、人生で初めて口にした別の「赤い実」を差し入れにいただきました。

爪先サイズのプチプチちゃん

サクラに似た花をつけるという、その名も「ユスラウメ」。
実はサクランボよりもかなり小さく、口に含むとぷちっと割れて上品な甘酸っぱさが広がります。
江戸時代に大陸から日本へ入ってきたこの植物の漢字表記は「山桜桃梅」、えらく情報過多な名前やなぁ。

調べてみると、サクランボを指す「桜桃」と区別するために「山」がつけられた説があり、別の表記では「梅桃」だそう。
確かに、採れる時期としては梅と被るっちゃ被りますな。

にしても、昨日牧野植物園で見たサボテンたち然り、植物の名前の表記や由来について考えるのは中々楽しいもの。
現在ほど研究が進んでいなかった遠く昔の人々は、意図して植えたはずのものとは違うものが【ほきって】きたとき、見た目や味から様々なストーリーを想像して名付けたのでしょうね。

てんで、本日の高知ことば【ほきる】は野菜や植物など(の葉)が【思いのほか大きくなる】という意味で使われる幡多弁です。

 例)大根の種をもろうて植えちょったら、なかなか【ほきり】ゆうよ。

ほんじゃーに。

2017年5月25日木曜日

【いなげで】すいません

*本日、生きた証*
 AM:北ノ川小学校にて絵本の読み語り
 PM:市内にてオサレランチ&お買いもん
     植物園散策

A・熱帯?

どもども、たっちーです。

悪いですか、人相。
免許証にしろパスポートにしろ、証明写真の類はどうしてああも人相が悪くなるのでしょう。
コンデジやスマホでも随分まともに撮影できる世の中になったにも関わらず、嫌がらせに近いほど実物よりひどい顔になる……のが自分だけでなく、かなり大多数の被害者(?)の声を聞きます。
カメラアプリやプリクラほどに「盛りすぎ」だとそれこそ詐欺になりかねませんが、もう少しどうにかならぬものでしょうか。

パスポートといえば。

本日もお休みをいただきまして(そうさ、まただよ)、ひょひょいと熱帯雨林まで国外逃亡しておりました。

みつりーん

証明写真の質はともかく、久々の日本脱出もえいもんですね!

という妄想は残念ながら叶いませんでしたが、高知のアマゾンと名高い(知らんけど)牧野植物園を初訪問して参りました。
これまで何度も近くは通りかかっていたものの、植物とは生来仲が宜しくないこともあって入園したことはなかったのですよね。

で、どういう風の吹き回しかといえば、最近徐々に心を引かれつつあるサボテンと多肉植物の企画展をやっていたからであります。

お星さんかな

正直、期待以上に満喫。
今まで彼らのことを一括りに「サボちゃん」「多肉ちゃん」と馴れ馴れしく(?)呼んできましたが、サイズも形もこれほどまでに多様だったとは知らなんだ。

ぐるぐるジャングル

ほいで日本語教師の端くれとしては、尽く奇妙奇天烈なその品種名も面白がれずにはいられませんでした。
乳房を思わせるよう膨らみや突起のある「ディフューザー・デカパイ」、表皮にうっすらと生えた毛と葉の形が確かに似ている「月兔耳アンゴラ」、そのトサカをイメージさせる「恐竜フルカラー」……
両生類の卵のようなプチプチ感のあるサボテンは、「卵の成る子」なんて詩的な感じ名前が与えられている一方、その仲間には「マミナリア属の一種」とやけに素っ気なかったりするものだから、ちゃんと考えてあげてよ! と情が湧いてしまったり。

室内なのにこの開放感

植物に限らず、動物や星なんかでも新たに発見・開発されたものには研究者の名前がつけられることが多いけれど、凝ったネーミングにはその人のセンスが如実に現れますなぁ。
ちなみに、「こくおうまる」とフリガナがふられたサボテンのプレートが、実は「黒丸」と表記されているのに気づいた人はどれくらいいるかしらん。

またきましょ

企画展以外にも、園の南入り口からすぐの巨大な温室には珍しい植物が所狭しと植えられていて、パパイヤやバナナなどのように実を普段から食べていても木は初めて見るものには「へぇぇ」と思わず声が漏れてしまいます。
その実からコーラの原料が取られていたという「コーラノキ」や、茎の根元のデンプンからテキーラが作られたという「テキーラリュウゼツラン」に至っては、元々が植物由来の飲み物だったことも知らなかったため更にビックリ。

植物好きで詳しい人はもちろん、私のように知識がない人でも楽しく学びながらのんびりでき、日々の生活にちょっと疲れた時の癒しスポットとしてもオヌヌメの空間でした。
あいにく未だ引きずっている足のおかげで、温室外の広い庭園は回れなかったため、治ったら再訪したいですな。


そしてうまうまは続く

ほんで、市内で過ごす休日に欠かせない活動といいますと?

しゃれおつやーん

美味しいお店の開拓に決まっているでせう。
なお、また食うんかい! というツッコミも受付終了です。

尚、今回お邪魔したのは、はりまや小学校近くの隠れ家フレンチ「モン・キュイジーヌ」さん。
小さいながらに可愛らしい内装の店内、オープンキッチンでは窪川出身のシェフが腕をふるい、手作りにこだわったお料理はどれもきちんと(?)オシャレ、なのに優しいお味。

本日のランチはスープに前菜の盛り合わせ、メインのカツレツとどれもハズレなく、ディナーでの再訪が個人的に確定しましたよ。

一方、高知の街中でおらが町の「うまうま」を見かけると、嬉しくなってしまうあたりは、私も大分「四万十っ子」になりつつあるかしらん。

大正の自慢

大丸の食品売り場には、大正は四万十生産さんの看板商品「うなぎ生姜」がどどんと並んでいましたもの。
まぁ、デパ地下の商品を写真に収める一般客って相当【いなげな】感じに見えたかもしれませんが、愛ゆえの行動は許していただきたいところです。

てんで、本日の高知ことば【いなげな】は【変な】【奇妙な】という意味で使われる幡多弁です。
 例)きにょうの晩【いなげな】やつを見かけたけん、一人で遅くに出かけられんで。

ほんじゃーに。

2017年5月24日水曜日

入れたり【おこした】り

*本日、生きた証*
 AM:2IN(二回目)でFirst超音波
 PM:県庁でおべんきょ
   夜:食堂でうまうま

意外にお初です

どもども、たっちーです。

休日ですか、ローマ。
映画を全編通しては観たことがなくても、スクーターに二人乗りをしたり、真実の口に手を入れてはしゃぐオードリー・ヘップバーンの姿を知っている……という人は多いはず。
彼女の愛らしさといったら、それはもう筆舌に尽くしがたいレベルであって、もし目の前に現れたらポカンと口を開けて見入ってしまうことでしょう。
美しい人は存在するだけで価値がありますな。

ローマの休日といえば。

2017・18年の高知県は「幕末維新博」の観光キャンペーンを全力推し、あちこちでPRがなされていますが、去年までは「リョーマの休日」と書かれた幟やポスターが主に掲示されていました。
先に挙げた映画をもじり、満面の笑みでバイクを二人乗りする尾崎県知事のはっちゃけぶりが印象的な企画だったと思います。

いつもよりブレがひどいね

「維新博」へとテーマこそ変化しても、やはり県のプロモーションには「高知の顔」としての龍馬さんが不可欠ということでしょうね。
そう改めて感じたのは、本日初めて中に入った県庁のエントランスにドーンと構えておられたからであります。

「それぐらいしかないから!」と自嘲する県民も少なくないけれど、県の名からパッと思い浮かべられる有名人がいない県だってありますし、坂本先生には働けるだけ働いていただいたら良かろうもん。

ただ、この県庁の像はちょっと……なんだろう、小学校の卒業文集のカットイラストにありそうね(≒もうちょっと丁寧にデフォルメできなかったのかしら)。

さて何をしに訪れたかといいますと、足の通院ついでに覗いてみたかった場所があったからです。

情報もりもり

その名も「県民室」は、名前こそ少々仰々しくて近寄りがたい感じもするけれど、広報広聴課の一部として一般の人が自由に出入りできます。

県内各地の様々なパンフレットやフライヤー、広報誌、新聞、行政文書や議会の議事録といった資料を閲覧でき、高知の「イマ」の情報を効率的に収集するのにぼっちり。

ほとんどのパンフレット類は持ち帰ることができますし、閲覧専用でも貸し出し可能な資料も多く、こりゃ今まで知らずに損したなぁと思います(しかもウォーターサーバーまであるし)。

これから、近くに来た時には立ち寄ってみようっと。


形が変われば?

ほんで、本日高知市へと車を走らせたのは足の病院と県民室だけではなく、人に会うためでございました(というより、これがメインね)。

基本的に好き嫌いがないために食のリクエストを聞かれても、つい「何でも!」と答えてしまっていましたが、最近ようやく「寿司とか丼もの以外だと嬉しい」と答えるスキルを得た私。
そこで今回、ご紹介いただいたのは……

うほほほフォー

NOTごはん、じゃあ麺類? てことで、中でも特に好きなフォーがレギュラーメニューにあるエスニック料理店「ワルンカフェ」さん。
テラス席を含めても20名ぐらいが定員と思しき小さなお店とはいえ、到着した12時ちょっと前の時点でほぼ満席……人気なのですねぇ。

店構えから異国感

ひっきりなしに訪れるお客さんたちは、それこそ県庁などの公務員や制服姿の会社員の方が多いようです。
しかし店員さんはというと、ホールとキッチンで二人だけ。
隙を見計らってお話を伺えば、営業時間が10〜15時と限られていることもあって普段もこの忙しさ、昼時はどうしてもお客さんが集中するとのこと……うーん、尊敬です。

肝心のフォーはというと、レモン仕上げのさっぱりした牛肉のスープにパクチーがアクセントに良いなっていて、優しいお味。
(どうでもいいですけれど、米はダメなくせにフォー食うんかい、元は米じゃろが! とツッコミは周りに言われる前に自分でやっているため受け付けておりません)

ぼぼぼぼけた

でもそれ以上に気に入ったのは、特製ダレにつけて食べる揚げモモ(餃子)。
大きめにカットされた野菜の食感が絶妙でございました。
期待以上に大満喫、お店の雰囲気を含めて人気があるのも納得です。

そしてこんな素敵なところを紹介してくださったのは、土佐町出身・在住の「初めまして」の方で、大学院でお世話になった先生の学生時代からのご友人であります。
ご紹介を受けご連絡をしたところ、早速お時間を割いてくださり何とも有難い限りです。

四万十町からはだいぶ離れているとはいえ、恩師の40年来の旧友と高知で繋がるとは世間は狭いもの。
にしても面白エピソードが盛りだくさんで、初対面とは思えぬ時間の過ぎ方、嶺北地域の情報も色々仕入れることができたので、また近いうちに遊びに行きたくなりました。

素敵なご縁を紡いでくださった我が師匠にも、お礼のメールを【おこさねば】なりませんな。

てんで、本日の高知ことば【おこす】は【出す】という意味で使われる幡多弁です。
 例)コンビニ行くなら、ついでにこのハガキ【おこし】てくれたら助かるがやけんど。

ほんじゃーに。