2017年8月31日木曜日

【あぎ】がぁぁ

*本日、生きた証*
 AM:レッツゴー・ホスピタル
 PM:プロジェクト練り練り
   夜:真剣20代(以上)しゃべり場

のどごしいちばん

どもども、たっちーです。

ねるねるですか、ねるね。
化粧品のイメージが強い”カネボウ”(現在は”クラシエ”)ですが、お菓子やドリンクといった食品製造も手掛けています。
正統派(?)のガムや「ヨーロピアンシュガーコーン」のようなおなじみのアイスもある一方、ラーメンやお寿司の食品サンプルのようなお菓子が作れる「ポッピンクッキン」シリーズしかり、粉に水を加えて謎のドロドロをつくりだす「ねるねるねるね」しかり、風変りな製品も多いですね。
あれ、美味しいと思って食べる人いるのかしらん。

ねるといえば。

うどんの”味付け”は、つゆ/出汁やトッピングで変化をつけるのが普通ですが、麺そのものに味のモトとなる食材を練りこむ……なんてパターンもあります。
現在、四万十町は松葉川温泉の食堂にて、11月末までの期間限定で販売されている「宗田節うどん」もそのひとつ。

わおわお

土佐清水市で宗田節を製造・販売する「新谷商店」さんが香川の製麺会社と共同開発したもので、稲庭風の細い麺に節の粉末が練りこまれたざるうどんです。

つゆをつけずに口に含んでみれば、ほのかに香ばしいカツオの風味が薫り、ちゅるんと爽快なのどごし……UMEEEEE
もちろん、つゆにつけても美味。

そして定食でセットになっている「卵かけごはん」もそんじょそこらのとは違い、わが町の誇る仁井田米と卵にメジカの節をたっぷりとかけたもの。
普段、米を食べない私もペロリ……恐ろしい……

今・ココでしか食べられない涼しい味覚、食べ逃したら後悔しまっせ!


Goooじゃない

冷たい麺が恋しい気温、すなわち残暑厳しい西日本とはいえ、もうちょっと辛抱すればやってくる(と期待している)のは秋。

秋はやっぱり、

手羽ギョーザ

食欲ですよねぇ。

まぁ自分の場合は24時間365日、常時人並み以上に食い意地が張っているから関係ないっちゃ関係ないともいえる。
何だかんだと理由をつけて、思い起こせば先週水曜から週休2日しかとってないじゃない、我が肝臓。

大丈夫なの?
財布とカロリーも?

地獄の待ち時間

いやぁ、大丈夫じゃないので病院に行きました、本日。

しかれども、原因は肝臓でも内臓脂肪でもなく、お世話になったのは皮膚科であります。

何故って、もう、とにかく! かいーの!!!

助けてメディシン

以前からこのブログで散々ぼやいてきましたけれど、どうにも肌があまり強いほうではないらしく、数時間農作業をしただけで刺されに刺され、さらには草にまけて湿疹のようになってしまうのです。
で、今回、顔や服に隠れているところまでひどくやられてしまったってんで、もう我慢ならんとドクターに助けを求めたというわけです。

何も【あぎ】まで刺されなくてもよかろうに!!!! とブチ切れつつ、みなさんも虫刺されにはくれぐれもお気をつけてくださいまし。

てんで、本日の高知ことば【あぎ】は【あご】という意味で使われる土佐弁です。なお、【あぎと】とも言うそうです。

ほんじゃーに。 ボリボリ。


2017年8月30日水曜日

【さんだん】しちみよや

*本日、生きた証*
 AM:例のプロジェクトの仕込み
 PM:例のプロジェクト打ち合わせ
   夜;歓迎され隊

こうじ君

どもども、たっちーです。

クリエイターですか、秋山。
中学生の頃、「はねるのトびら」をきっかけにブレイクしたロバート、当時は緑の髪の人がいるトリオ程度の認識でしたが、年々個性が際立ってきたように感じます。
特に秋山の「体モノマネ」や「クリエイターズファイル」のネタは秀逸で、その凄まじい観察力には脱帽です。

個性といえば。

4年ほど前でしょうか、塩や醤油に代わる調味料としてはもちろん、肉や魚を柔らかくする効果のある”塩麹”が空前のブームを迎えました。
が、一口に塩麹といっても、原料や製造者によって個性がかなり異なります。

ゲットだぜ

山塩小僧こと、四万十町は大正の山の中で作られる塩と、わが町の誇る酒蔵・無手無冠さんの酒米を使い、須藤鮮魚店の女将の独自製法で作りだした液体塩麹もまた、個性が際立っています。
なんでも、麹菌はそれぞれ特徴の異なる黄・白・黒の3種類に分けられますが、無手無冠の酒造りの段階では「黄」なのに、塩麹になる段階で「白」へと変化してしまうのだとか。

うーん! 謎! 化学わかんないや!

メーキング

それはさておき、断念された、あるいは忘れ去られたと思しき「塩麹スイーツ開発プロジェクト」ですが、実は水面下でわずかながらに進行中。
ちょっと当初の予定とは違う方向になりそうですが、本日は打ち合わせ、参考資料(?)を製作いたしましたとさ。

打ち上がろう

とか何とかやっているうちに午後も時間が過ぎてゆく、なぜなら今朝は若干の二日酔いでベッドから中々出られず、諸々の始動がそもそも遅すぎたからであります。

昨晩は別にやけ酒をあおっていたわけではなく、今月12日に開催された窪川花火大会の打ち上げにお邪魔していたのですな。

どうしてこんなに
ブレるかのう

商工会青年部の皆さんが中心の実行委員会、もちろん私は部外者ですが、実はちょろっと売り子をさせていただいたってんで、呼ばれる限りは行くスタンスは今日も好調です。

にしても、高知に来てつくづく感じるのは、皆もう打ち上げが大好き、というか打ち上げの為に何かやっているほどですよ。

祭り、の最中から飲み、片付け終わってから「お疲れ〜」と飲み、そして後日打ち上げがある。
え? 撤収後の一杯は打ち上げではなかったのか!

昨晩は古梵さん

会議、はあえて夕方に入れ、終わったら打ち上げ。 
地域のおんちゃんたちの集まりなら、会の最中から飲む。 

……うん、楽しいならアリだよね。

重いテーマの【さんだん】も、酒が入ると聞けば人が集まる。 かもしれない。

てんで、本日の高知ことば【さんだん】は【話し合い】という意味で使われる幡多弁です。
 例)【さんだん】せんことにゃ、決められん話よそれは。

ほんじゃーに!

2017年8月29日火曜日

あわや【泥かい】

*本日、生きた証*
 早朝:土もつれ
 日中:企画書練りつつ大正うろうろ
  夜:打ち上がっちゃった

出向気分

どもども、たっちーです。

おもてなしてます、課。
ちょっと気分を変えて始めてみました、けれど深い意味はなく、若い世代に高知県の良さをアピールしたものの一つに、有川浩氏の人気小説「県庁おもてなし課」があると言いたかっただけです。
堀北真希・錦戸亮主演で映画化もされ、四万十市の地域おこし協力隊を主人公にした連続ドラマ「遅咲きのヒマワリ」と共に話題になった……そうなんですが、実はどちらも観ていません。
アイドルがいなくても高知はえいとこだってことよ(むちゃくちゃ

県庁といえば。

これまで何度か足を運んでおりますけれど、昨日は初めておシゴトで参上いたしました。

おふぁようございます

学生時代、進路選択に一度として「公務員」が挙がらなかった人間が、こんなところでお世話になる日が来るとは思わなんだ。

で、何をしにって?

この8月から「移住・定住促進」にお役目が変更になったことを受け、県庁の移住促進課にて1日研修を受けることになったのであります。

四万十町をはじめ、県内の各自治体にいる「移住相談員」が、高知の相談員(通称 移住・交流コンシェルジュさん)の業務から学ぶと共に、県側も市町村のヒアリングを行うというもの。

資料どっさり

にしても場所柄、さすがにあんまりバシバシと写真を撮るわけにもいかず、画像がないのが残念でありますが、きっちりオベンキョして帰りましたわよ、あーた。

ははぁ

しかし、県のコンシェルジュは(当然ながら)県内全域の状況を横断的・網羅的に把握しながら、移住ツアーや交流会の企画・運営、Webページの更新、東京・大阪を中心とした県外への営業(移住相談)、メールや電話・面談での問い合わせ対応……

高知駅前・とさてらすでも
相談受付中(要予約)

えらいこっちゃ。

四万十町だけでも「広くて各地域のことを知るのは大変」なんて思っていたけれど、高知全体って言ったら情報量が半端ないのです。

で、「移住」といえば「住まい」がパッと頭に浮かびますが、「仕事」や「子育て・教育」といった問題がセットになってきますから、単純に体験ツアーを組んだり空き家の発掘をしていれば良いわけでありません。
てんで、農林水産業や少子対策の担当課にもご挨拶に参ったり。

あっちゅう間に1日が過ぎてしまいましたが、一番の学びは「四万十町のことだけ見ててもあかん」ということ。

唐突

町の各種取り組みや制度を熟知することはもちろんですが、その上位になる県や国、また他の市町村の状況をしっかり見ておかないと、移住を考える人に適切な情報提供はできませんよね。

あーーーー
それにしても、文字がおおおおーーーーーい。

てなわけで突如ぶっ込みました上の画像はと言いますと、四万十のある特産品の刈り取り後の畑でございます。
さて、何かしらん?

わっさわっさ

はい、あっさり答え、ずばりニラちゃんであります。

約4ヶ月前にドロドロになりながらマルチをひっぺがした例の畑へ本日久々にお邪魔、青々とした葉が茂っておりました。
まだ薄暗い早朝から刈り取りのお手伝いをしたわけですが、何せ不器用でカマがうまく使えないから全然役に立たないよNE☆

心の底から申し訳なく感じつつ、畝と畝の間に溜まった【泥かい】で今日も盛大に靴を汚して帰りましたとさ。

てんで、本日の高知ことば【泥かい】は【泥水】という意味で使われる幡多弁です。
 例)散歩中にハチが【泥かい】の中へ飛び込んだけん、これから洗わないかんで。

ほんじゃーに。

2017年8月28日月曜日

ガヤガヤ【がやに】

*本日、生きた証*
 日中:県庁でお勉強
  夜:お見舞いまい

ようやるねぇ

どもども、たっちーです。

マキシですか、ワンピース。
そもそもスカートとはあまり縁のない人間ですが、履くとしたらもっぱら膝丈より長いものでございます。
なぜって、XO脚なうえに、胸の薄っぺらさに対して腰から下の太すぎるという土偶体型ゆえ、人前に晒しているバヤイじゃないからです。
縄文時代だったら文句無しにグラマラスな体型なのに……にゃーんてにゃ。

マキシといえば。

牧志公設市場は沖縄でも有数の人気グルメスポットですが、いささか観光客向けになりすぎて県民の足は遠退く傾向にあるんだとか。

一方、観光客の喜ぶ”市場”でも、地元民に愛されるところが高知にはあります。

きゃんぱい

ご存知、酒と食のワンダーランド・ひろめ市場でございます。
私自身、高知という土地にハマったきっかけのひとつでもあり、四万十へ来てくれる友人・知人にもここで楽しんで帰ってもらうべく努めていたりします(回しモンじゃないの)。

だって、和・洋・中その他もろもろに調理された高知のうまい魚・肉・野菜・米が一箇所に集まり、好きなテーブルで好きなように食べれるなんて最高でしょ。
で、それが朝8時(土日は7時)からSAKEを堂々とあおれるなんて超最高でしょ。

もうだいぶ食べちゃった

なお写真は昨日の10時過ぎの光景でございます。
土曜にイベントのお手伝いを終えたのち、お疲れの一杯をごちそうになった大正の居酒屋にて、「明日はひろめ行くき、9時集合ね!」と突然のお誘いがあったからですね。

そういう誘いにホイホイと釣られる方もどうかと思いますが、9時って言うまでもなくAMの話。
朝っぱらから1時間以上かけて飲みに行っちゃうほど、愉快かつ魅惑的な場所、すなわちひろめ市場である。

気持ちが大事

かといって、私とて酒をかっくらってばかりではなく、今日だってそこそこに仕事をしておりまして。
それは明日のネタにするとして、帰りには再びお見舞いへ立ち寄りました。

涼しげに

前回はピンク系だったので、今回は爽やかにブルー系でとオーダーすると、居酒屋同様に花屋さんもやはり個性が違うのだなぁと感じたり(そこで居酒屋を例に出すべきか否か)。

今日からリハビリ病棟へ移ったという怪我人の顔色は、二週間前よりだいぶ良く、喜んでもらえて何よりであります。

一方で、帰宅した自分も思わぬプレゼントを受け取ったもんで、さらに嬉しさが増しました。

世界のKIKUCHI

ただの烏龍茶と思うなかれ、広島東洋カープで私がイチオシするセカンド・菊池選手の限定ボトル。
しかも、まさかのケースですよ……激アツ……!!!

高知は今日も蒸し暑くてウンザリした【がやに】、こういうアツさなら大歓迎なんて都合が良すぎかしらん?

てんで、本日の高知ことば【〜がやに】は【〜のに】という意味で使われる土佐弁です。
 例)傘持ってきちょった【がやに】、ちゃがまった、、、

ほんじゃーに。

2017年8月27日日曜日

【たいみそーちー】よ

*本日、生きた証*
 終日:高知でハッスル

ぱちぱちぱーちー


どもども、たっちーです。

押してますか、ツボ。
プールや温泉などで、歩くと足ツボを刺激してくれる小石の敷き詰められたコーナーが苦手です。
強さやポイントの希望が出せる足裏マッサージは癒されるけれど、あれはもう痛気持ちいいを通り越していて、火の中を裸足で歩く的なある種の苦行に近い気がします。
まぁ、不健康かつ体が重くて各所への刺激が強すぎるのかもしれませんが。

足裏といえば。

梼原川沿いで開催される「あゆまつり」がその代表的なものですが、夏に河原の石の上を歩き回ることの体力の消耗っぷりといったらもう、ね。

河原に舞台が出現

照り返しで「暑い」が「熱い」に変わっていることに加え、ボコボコとした所を動く際は無意識に足へ力が入っていて、足裏からパワーを吸い取られているような気分になります。
で、先週のあゆまつりではほぼ司会席に張り付きだったからマシでしたが、昨日は昼過ぎから9時頃までぎっちりウロウロしていたものだから、大分だれました。

で、なんのためって?

えい匂い

四万十・大正が誇る酒蔵「無手無冠」さん主催の河原パーティーのお手伝いのためであります。
昨年含め、ここ数年は悪天候のためコンベンションホール・きらら大正で開催されていたのですが、今夏はどうにか天気も持ちそうってんで、本来の会場である上岡沈下橋のたもとで決行。

ちなみに本パーチーはその昔、先代の会長が仲間を集めた河原での飲み会をきっかけに次第に規模が拡大、プレミア焼酎・ミステリアスリザーブのオーナーや酒造り体験申込者といったアツい無手無冠ファンが全国から集まる一大イベントとなったものです。

見るだけで

前回はひょっと覗いただけでしたが、今回は雇われの身ということで、準備部隊として参戦。

主なお役目はといいますと、メインディッシュである鮎を……

じうじう

塩で焼くのは手慣れた男性陣のお仕事ってんで、ワタクシは個別にパックされた鮎を取り出したり、焼き上がったのをぎっちり並べたり。

にしても。

火からちょっと離れたところにいた自分ですら玉の汗だったのだから、何百匹と格闘する焼き手たちの灼熱地獄といったら……

もう、ご苦労様です、以外のことばはよう出てきませんよね。

壮観

けんど、開始時刻が迫り集まってきたお客さんたちが、すごぉいと歓声を上げてカメラを向ける様子を見ると、頑張る甲斐があるってものでしょう。

でんでん・でんぐり返って

パーチーが始まってみれば、料理を配ったり、雲行きが怪しくなったのを受けてお客さんが逃げ込めるようテント下を片付けたりと、何かとてんやわんや。

四万十川とどろき太鼓の演奏や、よさこい踊り子隊・四万夢多の演舞が沈下橋の上で披露されるという貴重なシーンもあったのだけれど、しっかり写真に収める余裕もなく過ぎていきます。

雰囲気あるね

なんにせよ、250人を超えるお客さんたちが皆とっても楽しそう、かつ美味しそうなひとときを過ごしておられたから、裏方としては万々歳でありんす。
(こうしてブログのネタにもなってくれましたし。)

ちなみに来場者は、北は北海道・帯広、南は沖縄・那覇からいらしたそうで、乾杯の音頭は南北両端からお越しのお二人がとるという粋な演出もありました。

心配されたお天気もどうにか持ちこたえ、用意された料理・お酒はほぼ綺麗になくなったら、お腹いっぱい胸いっぱいでお帰りのお客さんをお見送り。

にんやかでした

その後、華麗なチームワークで撤収を終えた従業員・スタッフの皆さん、心の底から【たいみそーちー】!

てんで、本日はお客さんにちなんで沖縄ことば【たいみそーちー】は【おつかれさま】という意味で使われます。

ほんじゃーに!

2017年8月26日土曜日

【ちょっこり】こり

*本日、生きた証*
 AM:へろへろ
 PM:パーチーのお手伝い

既成事実

どもども、たっちーです。

図太いですか、神経。
小学生の頃に心電図検査でひっかかり、再検査を受けると「体のわりに心臓が小さいね」と言われました。
「むしろ大きいかと思ってた、いや少なくとも毛は生えているよ」という母のコメントは薄情か否か、しかし自分も同感で未だに信じられません。
それ以降、特に何事もなく20年近く生きてきましたが、最近妙に気になる動悸は関連性があるのかしらん。

図太いといえば。

毎日の気温が35度前後ともなると、もし自分が自由に日陰へ移動することのできない植物だったとしたら、そもそも生きる気力を失くすことでしょう。

よう頑張ってますなぁ

然れども、実際の植物というのは実に図太い、いや逞しく、何度渇いて渇いて萎れても、水をやれば再びしゃんと立ち上がり花を咲かせるのだから大したものです。
加えてどうやら、ペット同様、世話をする人によっても彼らの活気は変わるらしい。

久々に訪れた、にぎわい拠点の前のプランターだって。
私が店番をしていた時は、朝夕と水をあげてもどうにもくすんだ色で頭をもたげていたのに、担当がマメな女子へと変わると頗る元気になっているから、いやんなっちゃうわ。

ま、イキイキとしているならあっぱれよ。

で、昨日にぎわい拠点を訪れたのは、先月末に開催した大正・熊野神社での音楽イベント「神ジャズ」の反省会。
予想以上に多くの方にお越しいただいて感謝感謝だけれど、課題や改善すべき点もたくさんありました。
宣言したもんよ

ほんで、次回の作戦会議。
次、といっても来夏ではなく、この秋のお祭りにも何かやってくれ! との神主さんの熱烈な希望により、11月の計画を練ります。

まだまだアイデアレベルですが、次はおそらく「やきもの神社」。
四万十の秋の味覚を持ち寄って、皆で焼きながら食べる!
傍で、骨董品・陶器の「焼き物」を展示・販売!

続報を待たれよ。

あぶっちゃろか

正直、7〜11月って高知/四万十ではもうほぼ毎週末、あちこちであらゆるイベントが開催されているわけで、さらに重ねてやるのはどうなん? とも思うわけです。

初めてくるとこばかりなり

確かにそうなのですよね。
しかも、(繰り返すようですが)一回性のイベントで一時的に人を集めたところで、地域が活性化するわけではないのです。

とはいえ、我々はあくまで「地域おこし協力隊」ですから、地域の人の「やりたい!」を大事にすべきだし、協力を求められたらできることを考えて動くべきだと思うのです。
まぁ、それも全部が全部に応じられるわけではないから、難しいのだけど……

とかなんとか、空き家調査で十和地域をウロウロしながら考えたり。

ボコボコ道をススメ

にしても、くどいけれど四万十町って広いわ。
初めて名前を聞く集落がゴロゴロあるもの。

で、奥地へ出向く時に気をつけなくてはならないポイントといえば。

ごいーん

つ、通行止め……

しかも50分??????

二軒目の調査へ向かう道すがら、迂回路のない道で予想外の足止めをくらい、ただでさえ暑さでぼうっとしていた頭は完全にお昼寝モードに。

私とてギリギリ20代ですから、「50分なんて、ほんの【ちょっこり】のことよ」とはさすがに思えませんでしたとさ。

てんで、本日の高知ことば【ちょっこり】は【少しの間】【ちらっと】という意味で使われる幡多弁です。
 例)【ちょっこり】待ちよりや、お土産とってくるけん。

ほんじゃーに。

2017年8月25日金曜日

【たいりにならぁ】ね

*本日、生きた証*
 AM:みーちんぐ@駅前にぎわい拠点
 PM:免許講習会

わくわくサイエンス

どもども、たっちーです。

爆発してますか、実験。
ここのところは「リケジョ」なんて言葉も登場して、理系で最先端研究に携わる女性の存在も認知されてきましたが、やはい科学者というと(お茶の水博士的なヘアスタイル)白衣を着たおじさんがイメージされがちですね。
試験管から丸底フラスコにカラフルな液体を注ぎ、ボーンと爆発……なんて少々古典的すぎるかしら。
ちなみに「STAP細胞はありまぁす!」と宣った彼女は我が母校の先輩であり、あの一件のおかげで大学(院)論文の査定が厳しくなった経緯があります。

実験といえば。

昨日窪川高校にて、町内の小学生を対象にした体験教室「ワクワク科学実験 in 四万十町」が開催されました。

サイおーじがんばる

窪川中学校・高校の先生方、科学を履修する高校3年生の協力のもと実現したワークショップで、窪川・東又・米奥・十川の4校から約20名の小学生が参加。
6つのプログラム×3ラウンドのうち、自分の興味のあるものを自由に選べるってんで、教室によっては先生・高校生一人ずつに子どもが2名なんていう贅沢な体制になっています。

窪高の校長自らが「サイおーじ(サイエンスおじさん)」と名乗って蝶ネクタイを締め、水入りのペットボトルに泳がせた金魚の人形を自在に浮き沈みさせたり、空気砲を打ったり。

結ぶのに悪戦苦闘

テープで2個、あるいは4個1組にくっつけたカップに、結んで割りばしに括り付けた輪ゴムをぐるぐると巻きつけ……




回転する力を使って、中庭で飛ばしたり。

ここでお弁当を食べるのも気持ちいいよ、との高校生のことばに「いいなぁ! 私たちが給食を食べるのは教室だから」と羨ましがる女の子たちの姿もほほえましい。
確かに、少女漫画でも「教室外で食べるお昼」はロマンスの生まれる定番シチュエーションだから、憧れるよねぇ。

何でもやろう

さて、別の教室からはほのかに甘い香りが漂ってきます。

ここは何じゃろな、と覗いてみれば、夏ならではのひんやり実験を進行中。

ひんやりんこ

氷に塩を混ぜてボウルに入れ、フルーツジュースを注いだ一回り小さいボウルを沈めたら、押し付けるように回転させながら割り箸でかき混ぜていきます。

すると、ジュースが次第にシャリシャリと固まりはじめ、あっという間に冷たいシャーベットが完成。
我先にとスプーンを口に運んだ子どもたちの表情はゆるみ、「もう一回作っていい?」と別のジュースに手を伸ばします。

黙々と

片や多目的教室で、何やらチョキチョキとハサミを動かし続ける子どもたち。

限られた実験時間の中で、プリントされた線の通りに型紙を切り抜くのは中々大変、みんな集中して作業に取り組みます。

ボンドを使って、様々なパーツを組み立てていくと……

くるくる

出来上がったのは、「カム」という仕組みを使ったペーパークラフト。
箱の外についたハンドルを回すとアラ不思議、上部に飛び出た某が上下に運動します。

各教室から「えーなんで!?」「すごーい」と上がる子どもたちの歓声と笑顔を前に、先生方も嬉しそう。
高校生たちは少々照れもあってか控えめだけれど、子どもたちをサポートするお兄ちゃん・お姉ちゃんとして、先生にとっても【たいりになる】良いアシスタントになっていました。

てんで、本日の高知ことば【たいりになる】は【役に立つ】【助かる】という意味で使われる幡多弁です。
 例)この浴衣、うちの娘にはもう小さすぎるけんど、田中さんくの子らには【たいりになる】がやない?

ほんじゃーに!

2017年8月24日木曜日

【ひみず】へ入ろ

*本日、生きた証*
 AM:十和で空き家調査
 PM:続・例のプロジェクト

イチ☆オシ

どもども、たっちーです。

何味ですか、柿の種。
一昔前ならば、風味も何も柿の種といったらお馴染みのアレでしょ、という共通認識があったかもしれません。
が、先ごろは塩だれや梅といった和風のみならず、カレーにチーズ、はたまたチョココーティングされたものまでバラエティは非常に豊か(個人的には梅が好み)。
品川駅の構内には柿の種専門店があり、手土産の調達先として愛用させてもらっていました。

梅といえば。

数あるお酒の中でも、焼酎にならび梅酒を愛する私、我が国の食文化に梅があって良かったと心から思います。
そんな梅の名産地、紀州の国こと和歌山は熊野川町よりお客さまが昨日四万十町へお越しになりました。

なじんでますな

地域おこし協力隊に着任後、わずか2年半にして古民家を改装したゲストハウスを開業し、3年目はネットワークづくりのために全国各地の協力隊を訪ねようってんで、現在四国を巡業中だそう。

ほんで有り難いことに、しょうもないこのブログをたまたま発見、四万十町へ行ってみたい! と思っていただいたとのことで、他の協力隊員との情報交換と併せて我が町のおすすめスポットの一部をご案内しました。

SAKE FACTORY

しかしまぁ、何せ広いんですよ四万十。 今更言うまでもないけど。
ぜひ行っていただきたいところはいくらでもある、けれど時間は有限です。

あれこれ迷うも、とにかくSAKEが好き! とおっしゃるので我が町自慢の酒蔵、窪川の文本酒造と大正の無手無冠、焼酎銀行へご案内。
ダバダ火振の口座を作ろうか本気で迷われるほどでしたし、その後、個人的に大正でとりわけお気に入りの中津川・久木の森山風景林でも写真をバシバシ、気に入っていただけたご様子で何よりであります。

うまうまBIRTH☆DAY

あっちゅう間に時が過ぎ、うかがいたいことが山とあるのをほとんど消化できないままでしたが、これはまた自分が熊野川町を訪れる時にとっておけっちゅうことでしょうな。
(同い年だなんて自分が恥ずかしくなるほど)地球環境に配慮した、オリジナリティ溢れる事業の構想力、そしてその企画の実行力が圧倒的なお方、学ばせていただきたいことばかりでありました。

最近はどうやら和歌山にご縁があるようですな。

さて、お土産にいただきましたのは……

なんということだ

キング・オブ・フルーツ(あくまで個人的に)の桃ちゃんであります。

和歌山県紀の川市・桃山町の特産、「あら川の桃」は高級ブランドだそうで……もう少し熟すのを待ったほうがいいかも、と言われてまだ手を付けていないけれど、その甘い香りに思わずヨダレがじゅるり。
まだヨチヨチ歩きぐらいの年の頃、鹿児島の祖母の家で母が大きな桃を剥きはじめると、気味が悪いぐらいに食べるのをやめなかったそうでして。

品種によってかなり差は大きいけれど、なんといっても好きなのです、思わずウットリとさせられる甘美な香り、歯で触れるとほどけてゆく柔らかな果肉、口いっぱいに広がる水々しさ……

嗚呼、まだ食べてないのに、妄想だけで美味哉。

じゅーCおいC

ちなみに昨晩は、妄想だけでなく、リアルに美味しいものをいただきました。
この歳になると誕生日も喜べないわ、なんて言いつつ、ごっちょになると聞けば喜んで大正まで出向くのだから、都合のえいこっちゃ。

ひとくちステーキ、柔らかくてジューシーだったなぁ……

そんなご馳走でチャージしたエネルギーも一晩あければ、日射しガンガンで35度超えの四万十町、空き家調査で外を回るとそれだけでえらい疲労感。
何はともあれ【ひみず】へ逃げ込みたい一心でありました。

てんで、本日の高知ことば【ひみず】は【日陰】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)ここは暑いけん、【ひみず】に入っちょきや。

ほんじゃーに!

2017年8月23日水曜日

【Baa】さんに

*本日、生きた証*
 AM:なし
 PM:和歌山からのお客さまをお迎え
   夜:祝われる

どもほるんるん

どもども、たっちーです。

消えてますか、笑いジワ。
最近、マネされることが増えてきたのは、「っひゃっひゃっひゃぁ」という我が引き笑いでございます。
さんまにインスパイアされた訳ではありませんが、昔からその笑い方には特徴があるらしく、友人のお母さんに「あの笑い声が好き」という認識がされるくらい。
それはともかく、最近はシワが消えなくなって加齢を実感します。

加齢といえば。

本日、無事に老けることができました。

ありがとうよ

28歳ともなると、もう「アラサー」と自称しても「そんなこと~」というフォローもされなくなってくるお年頃であって、誕生日だからと安直に喜んでもいられないのですけれど。
とりあえず、いつまで続けるかわからない、見切り発車でスタートしたこのブログで、二回目の加齢報告ができたのはひとまず、めでたいことといたしましょうか。

各所から温かいメッセージをいただくと、こうして今ここで暮らしていることも全て皆々さまのおかげさまであるなと実感します。
嬉しいにゃあ

四万十では4軒目の新居(どんだけ)には、横浜からはバースデーカード、広島からはカープグッズなんかが届いたりして、にやにや。
心より、皆さまのお気遣いに感謝、なむなむです。

懐かしむ

ちなみに本日は、はるばる和歌山からお客さまがお来しになりまして、プチ四万十ツアーをやっていたのですけれど、それはまた後日のネタとして温存させていただきましょう。

で、誕生日ということで改めて思い起こしますのは、やはり子どもの頃のこと。
普段は「横浜出身」と自称、確かに人生で一番長く住所を置いていたし、現在の実家もそこにあるけれど、生まれたのは川崎で子ども時代の記憶もそこがメイン。

愛してる

幼稚園は小学校と敷地を共有していたのですが、定番のウサギ・モルモットだけでなくアヒルも飼われていて、お尻をぷりぷりふりながら歩く彼らがとにかく愛しくて仕方ありませんでした。
この頃からが仲が良く、小学校でもアヒルをテーマに一緒に絵を描いて遊んでいた友人も昨年結婚、今年出産を迎えてお祝いをしましたが、20年という時の流れの速さが身に沁みます。

ちなみにこちらのアヒルさん。
四万十町で移動動物園をやろうと準備を進めている、窪川の協力隊員の子たちです。
とっとこウマ太郎

先日、改善センターで行われた「40010サマーこどもクラブ」のレクリエーションの一環として、動物の一部を連れてきてミニ動物園が開催されたのです。
登場したのは、ポニー、ヒツジ、ヤギ、アヒル、カメ、モルモット。

シカやタヌキは道端でちょくちょく見かけるけれど、こうした家畜系(?)の動物たちと直に触れ合う機会というのはそう多くないこともあって、子どもたちは皆興奮した様子。

興味はあるけれど、触れるのは怖くて柵の中へ入れない高学年の子もいれば、参加者の妹・弟(2歳ぐらい)でも余裕しゃくしゃくでポニーに跨る子、エサをあげるうちに少しずつ慣れて撫でられるようになる子など、反応が様々な子どもたちの様子を見るのも中々興味深かったり。
めーめー

しかし動物大好き人間としては、子どもたち以上に自分が触れ合うのが楽しくて仕方がないのですよねぇ。
やっぱり、犬・猫・アヒル・カモ・馬・牛あたりを飼うのは永遠の憧れだったりして、どっか牧場にでも嫁がなければならんのかしらん?

てんで、本日は気分を変えて外国ことば【Baa】は、英語でヤギの鳴き声を表します。
 例)こんなの、例文なんて作ってられるかーい! 【Baa】

ほんじゃーに。メェ。

2017年8月22日火曜日

【ぬわ】には二羽

*本日、生きた証*
 AM:秘密プロジェクト(下見編)@十和
 PM:空き家調査@窪川
   夜:あうち

素・eats

どもども、たっちーです。

トスってますか、ブーケ。
同級生のなかでは、一番早く入籍した友人の結婚式にて、天高く投げられた花束が舞い降りたのは私の腕のなかでした。
いわゆる”ネクスト花嫁”にならなかったのは言うまでもなく、それどころか彼女は「離婚」においても仲間内で最速を記録してしまったものだから、私はえらいクジを引き当てたのかもしれません。
もう二度と手は出さないわ。

花束といえば。

先日、入院した知人のお見舞いにと、至極久しぶりに花屋さんで小さなブーケを作ってもらいました。

びびっど

このくらいの予算で、ピンク系で……とお伝えしたら、お盆であまり種類がないからちょっとイメージよりも色が濃いかも、ごめんよと言われましたが、むしろ想像より素敵でした。

花って全然分からない世界、種類も全然知らないけれど、やっぱり贈り物としてはとても見栄えがいいものですなぁ。

なんて、ブーケを模したお土産物のお菓子を食べながら改めて思ったり。

チョコサンドクッキーである

ここ数日は何とも体調がイマイチ、肌は荒れるは髪は抜けるわ妙にドキが胸胸するわですが、まぁ甘いもんでも摂取して程々に癒されませう。

潜入大作戦

さてオヤツタイムもほどほどに、今日は朝から公用車をぶるるいっとな、国道381を西へ向かいます。

お邪魔しまうす

訪れたのは、現在入居者募集中、十川地区の中間管理住宅です。

ちなみに「中間管理住宅」とは、移住・定住促進を目的に町が空き家を借り上げて改修・整備し、希望者へ貸し出すもの。
町内には現在9軒ありますが入居希望者は多く、うち8軒は埋まっているそうで、写真でしか見たことがありませんでした。

で、唯一残っている一軒をとりあえず内見しようじゃないの、てんでお邪魔しました。
上記画像ですでにお気づきかとは思いますが、ガラス張りの正面がどうみても普通の民家でない。
勝手口のごとく脇についているドアを開け、外廊下を通って奥にある玄関から中へ入りますと……

ほほう

中が半分土間になっとりますがな。 しかも一部に飾り棚がついている。
聞けば、かつては化粧品屋さんだったそう。

明るい

居住スペースは3DK、一階は台所兼食堂(6.5畳)とトイレ、二階に6畳と4畳の和室に4.5畳の洋間、そしてお風呂に独立洗面台つき脱衣所。
なお二間の和室はふすまを外して10畳にすることが可能です。

くりーん

確かに古いおうちではあるけれど、バス・トイレはリフォームされていて綺麗。
なんてったってスーパーまで徒歩15秒、予土線・十川の駅からもすぐ近くの好立地ってんで、これで月2万なら上等ではないでひょか。

裏庭には

裏には【ぬわ】もあるしね。 ガーデンこそ都会人の憧れでしょう。多分。
ちなみにただ見に行っただけでなく、きちんとプロジェクトを動かし始めてまっせ。

てんで、本日の高知ことば【ぬわ】は【庭】という意味で使われる幡多弁です。語彙というより訛りなんでしょうけれど。
 例)【ぬわ】に靴下が片っぽおちちょったがやけんど、誰のかえ?
 
ほんじゃーに。