2017年4月30日日曜日

【いわえて】おかねば

*本日、生きた証*
AM:在宅ワークduring家事
 PM:久々ララライブでオジさんに萌える

神ノミゾ知る

どもどもたっちーです。

ダイブしてますか、ミュージシャン。
ロックやパンク系のライブのパフォーマンスと観客のリアクションには、その場の盛り上がりあってこそ成立するものばかりですね。
例えばモッシュとか頭ガンガン振り乱すとか、平時あるいは「その場にいない人」から見るとツッコミどころが多いですが、それこそがライブの面白さやろ! なんて声も少なくない。
いずれにしても、普段静かなタイプの同行者が突如スイッチON、人が変わったようにノリ始めると「見てはいけないものを見た」感が否めないんだよなあ。

ダイブといえば。

海が好きである。

今ではすっかり巨体に成長した私にも存在する(誰しもか)ハイハイしていた時分、砂浜に打ち寄せた波の勢いで後ろにでんぐり返ったことがあります。
いくら水遊びが大好きな赤ん坊とはいえ、泣くかしらんと見ていた親によれば、ケラケラ笑いながら起き上がり再び海に突進していったそうです。

だいぶご無沙汰

さすがに気持ち悪いなぁ。

さて当然(?)今も泳ぐ場所として海を愛していますが、最近は「浜」より「港」へ行く頻度が格段に上がっている気がします。

それは言わずもがな竿を振るためですが、船舶免許でもとれば? と言われるほど頻繁に釣りをしているように見えるみたいですね。
が、未だに竿を一本も買っておらず、ひたすら師匠陣におんぶ&だっこされ放題を続けているため、タイミングが合わなければ自力で行くことはできません。

ほいで昨日は、久々に興津へ出る船に乗せていただけるってんで、ワクワクしながら鯛ラバを沈めてはクルクル巻くお仕事に従事。

「末吉」のお告げ通りか

約2時間半に渡り波に揺られた結果は、たった一度ゴツンと当たった感覚のみ、すなわち坊主さんでした。
ううむ、ガッシー君ぐらいしか釣れなかった前回よりも寂しいとは、生意気にもスランプかしらん。


信心深くはないけれど

「欲張って失敗しやすい時ですから、物事の順序を誤ると思いがけない災難に遭います」

確かに鹿児島でひいたおみくじって、内容的には限りなく凶に近い末吉だったのですよねえ。
趣味というにもおこがましいレベルの釣りで成果がなかったからって、災難でも何でもないけれど、欲張りなのは間違いありません(むろん今に始まったことでもない)。


むきむき

占いも神頼みもプラスなことしか信じませんが、そこに書かれた箴言には色々と思い当た
る節もあるわけで、ワチャワチャしている今だからこそちょいと落ち着くべし?

そんなこんなで、掘り出したタケノコの皮を一見無心に剥いているようでいて、脳内は雑念でいっぱいでありました。

グツグツ

人間の邪念も、タケノコのアクのように米の研ぎ汁で抜ければ良いものを!

と思うけれど、まあそんな甘い話はないわけで、性根を叩き直さねば……

横浜からはるばる

さて久々に面も叩き直そうと、実家から防具を取り寄せて約10年ぶりに再開するつもりだけれど、紐をどうやって【いわえる】かも怪しいぞ。。。

てんで、本日の高知ことば【いわえる】は、【結ぶ】という意味で使われる幡多弁です。
 例)その袋、口をかっしり【いわえちょって】や。
結わえる、の訛りでしょうね。

ほんじゃーに。

2017年4月29日土曜日

【かけかまわん】かもしれん

*本日、行きた証*
AM:興津沖上で丸ハゲ
 PM:七里の田んぼで泥まみれ

ノリノリDAY

どもども、たっちーです。

世にも奇妙ですか、物語。
近年こそきちんと見れていないものの、中学生ぐらいの頃から「チャララララ〜ンチャララララ〜ン♪」で始まるドラマが大好きでした。
映像の内容自体を恐ろしいと感じたことが滅多にありませんが、あの特徴的な旋律をバックに微笑むタモさんが絶妙な不気味さを発していたのは間違いありません。
一度見たら忘れられないようなCMなど、ストーリーやキャストはもちろんだけれど、それを(に?)のっけるBGMを作曲する人々ってすごいなあ。

のっかっているとはいえば。

「大衆的な洋食」は得てしてケチャップ味のスパゲッティにのっかっているものです。

南蛮バーン

先日、九州行脚の際に食べた宮崎名物の「チキン南蛮」も、甘酢につけられた柔らかい鶏胸肉の唐揚げにたっぷりのタルタルソースがかかり、千切りキャベツとスパゲッティを添えてあります。

上の写真だと比較対象がありませんが、この肉かなりボリューミー、味付けも中々に濃厚なのですが、不思議にペロリと平らげてしまうのです。

宮崎県内のあちこちで食べることができますが、中でも「元祖」と言われる有名店「おぐら」はトップクラスの人気を誇ります。

外装もデーハー

私が到着したのは平日、閉店の1時間前でしたが、広い店内は老若男女でほぼ満席のにぎわい。
レビューをみてワクワクと注文し、ジューシーさと甘酸っぱさで予想を上回るその味にニヤニヤしながらいただきました。

さて我が町も「宮崎=チキン南蛮並み」に、「ポークどんぶり=四万十町」のイメージを獲得することはできるでしょうか?

私は食べれないけどね(泣)

別名「窪川ポーク」と呼ばれるブランド豚を使い、町内16の飲食店が生姜焼きやトンカツ、ステーキに角煮など趣向を凝らしたメニューを開発した「四万十ポークどんぶり街道」は好評につき先日第二弾がスタートしました。

パンフレットも中々可愛らしいので、ぜひ手にとって各店舗を訪れてみてねん。

にょきにょき

さて、豚に加え牛や鶏の肉も質の高さに定評のある窪川ですが、(森林面積の割合が全国1位を誇る高知県としては)広大な台地を生かした農業が盛ん。

先日ビニール張りをお手伝いした七里のハウスも、家庭菜園の規模ではあるものの、あれこれ挑戦できるということでホームセンターで苗を物色しました。

夏が楽しみ

各種トマトにオクラ、ナス。

左、覚えてない

キャベツ(確か)にサラダ菜、サニーレタス。

自他共に認める野菜好きとして、ポットの時点からニヤニヤが止まりません。

で、植えて(いただいて)からわずか一週間ちょっとですが、それぞれあっちゅう間に成長していました。

すでにそれっぽい
サラダ菜やサニーレタスは今の時点でもう完成形の面影がありますな。

早くも

支柱にくるくると巻きつく蔓もまた可愛らしい。

一方、ハウスの外の山でも、春ならではのアイツが収穫時ど真ん中を迎えています。

エンヤコラサ

人生初のツルハシを使って掘り出したのは、もう言わずもがな?

剥くとだいぶちっこい

ベイビーバンブーちゃんだぜ!

にしても、相変わらず土もつれになっている私、「商店街の活性化」という協力隊としてのミッションとは【かけかまわん】ことばっかりやっているじゃないかって?

うーーーん。
否めない。

てんで、本日の高知ことば【かけかまわん】は【関係ない】という意味で使われます。
 例)なんぼイライラするいうたち、【かけかまわん】人にあたったらいかんちや。

ほんじゃーに。

2017年4月28日金曜日

ひたすら【とめて】

*本日、生きた証*
 日中:大正駅前にぎわい拠点を地味に盛り上げる
  夜:取材と称したごはん
    或るバイト

遊んじゃいけない

どもども、たっちーです。

飲み物ですか、カレー。
これまで本ブログをご覧くださっている方には説明不要ですが、好きな食べ物を挙げろと言われたらキリがないほど「食」は今の自分にとって重要な生きがいです。
で、高知に来てからというもの「飲」(≒酒)という楽しみが加わり、料理が美味しいから飲み、飲むほうも旨いから箸が止まらないという鶏タマゴ問題が発生中。
そんな私は「カレーは飲み物」に賛成派、というのはまあ、あまり進んで白米を摂取しない偏食からであって、石ちゃんのような大食いキャラとは違った動機かもしれません。

カレーといえば。

いつも思うのです、どうして当然のようにライス(あるいはうどん)がついて出てくるのかと。
特に居酒屋で、なぜ彼は〆のメニューとしてのみ扱われるのかと。

そりゃ、ごはんにかかった状態で食べる旨さは重々承知だけれど、お酒と肴でお腹はそこそこ張ってる、しかし口はあのスパイシーさを求めている……!!!
という状況は十分あるでしょう(え、ない?)。

でも「カレーライス、ライス抜きで!」と頼んだら、お店の人に不審がられるに違いない、とこれまで自重してきたのですが。

偏食の極み 

ついにお願いしてしまいました、「カレー……ルーのみで」。

丼にたっぷり入ってきたルーには親鳥がごろごろと入っていて、(個人的には全然平気ですが)刺激的な辛さが口の中にいっぱいに広がり、にやにやしながらスープの如くすする。

やはりこれは飲み物として成立すると確信です。

と、こんな偏食を快く許してくださった太っ腹なお店といいますと。

いつもに増して構図がね

窪川の青年たちのお腹とココロを満たす居酒屋・古梵さんです。

しかも昨晩と一昨日は、オープン2周年記念企画のためドリンクが全品半額!
てんで、店内は普段にましてお客さんがひしめき合っており、たいそう賑やかでありました。
(にしても、開店する以前彼らはどこでランチを食べ、ビールを飲んでたのか知らん? というぐらい、窪川にとって欠かせぬお店になっているのはすごいこと。)

ちなみにカレーは飲み物との主張を断固として崩さぬ我がグループは、しまいにはルーを空いたジョッキに入れていただく始末、こういうタチの悪い酔っ払いは嫌ね(反省)。

時計の針をば

さて「2年」というと、小学生の頃はものすごおく長い時間に感じたけれど、今は実に一瞬で過ぎてゆくのですから、年をとるのは恐ろしいことです。

しかしいくら時間が早いといっても、結果が出るまでに2年もかかるプロジェクトを一人でやり通すとなれば、決して「あっという間」には思えないでしょう。

back to 40 years あご

昭和51年5月13日の高知新聞には、アルバイトで貯めた軍資金を手に窪川のまちの写真を2年間に渡り収集、県立図書館で展示会を開いた或る若手カメラマンの姿が描かれています。

旧窪川町の家々を時に門前払いの目に遭いながら訪ね歩いて、明治後期から昭和中期の写真をひたすら複写し続けること1000枚。
風景や年中行事、地域のイベントから、学生の記念写真や家族のポートレート……様々な被写体によって作り出される「観る町史」はまるでモザイクのようで、部分を見ても全体を見ても奥深い。

宝の山(海?)

そんなお宝を蒐集した(元)青年カメラマンとは、今年2月に開催した「しまんと未来編集会議」で多くの写真資料を提供してくださった、「写真のたけよし」のご主人です。

ちょうど平成28年度の第1回会議を終えた一昨日、「展覧会以降、大量の作品に埋もれて行方知れずになっていた写真パネルが40年ぶりに見つかった」とご主人からお電話をいただきました。

「出てきたからスタジオの床へ一時的に並べてるけど、明日の朝にはしまうよ」と言われたら、無理に片付けてでも行かねばなりませんでしょう。

町の文化・風俗の変遷はもちろん、そこから浮かび上がる当時の日本の政治・宗教的な背景、また映り込んだ人々の生涯など、一枚一枚の写真のもつ情報量は実に豊富かつ濃密。

これはいつ? どこで撮られた? どんな場面?

と、3歳時並みのしわさでご主人を質問責め、かじりついて眺めていたら、これまたあっちゅう間に日が暮れていました。

これは別のお方による大正の古写真たち

そして本日も、ひょんなきっかけで大正の方でも古い街並みの写真を見せていただく機会があり、これはどう考えても「協力隊としての活動のヒントは古写真にアリ」という神の思し召しとしか思えぬ!

アイディアは色々あるのです、さっそく企画書作って、協力者を【とめ】に行きましょう。

てんで、本日の高知ことば【とめる】は、【探し求める】という意味で使われる(おそらく)幡多弁です。
例)この釣竿、あちこち【とめちょって】、ようやっと見つけたレアなやつなんよ。

ほんじゃーに。

2017年4月27日木曜日

【おいもん】欲しい

*本日、生きた証*
  朝:北ノ川小学校で絵本の読み語り
  昼:平成29年度 「しまんと未来編集会議」第1回報告書・第2回報告書作成
  夜:ドリンク半額で調子にのる

圧巻・べぇ

どもども、たっちーです。

ハクションですか、大魔王。
オリジナルアニメは当然世代ではなく、近年の関ジャニの村上信五主演で実写化されたドラマ版も観ていないので、設定やストーリーはほとんど知りません。
が、あの画風、そしてクシャミの擬音と「大魔王」の言葉の組み合わせは極めて強烈な印象を残し、ハクションと聞けばつい思い浮かべてしまいます。
前でクシャミをすると奇妙な魔法使いが現れる壺……撫でるとジーニーが出てくる魔法のランプより、欲しいかも。

壺といえば。

こちら、さて何が入っているでしょう?

壮観だぜ

健康オタク、そうでなくとも私のように深夜の通販番組をぼーっと流してしまう人はわかるかもしれません。

Yes, 黒酢! 
なぜかは知らないけれど、普通のお酢よりも体に良いイメージが一般に定着しているあれですね。

先日、法事で訪れた母の故郷・鹿児島県、中でも霧島市の福山というところの特産で、お酢を熟成させる壺が並んだ「壺畑」は中々見応えがあります。
ほんで、蔵元が複数あるのはもちろん、黒酢を使った料理が自慢のレストランを併設しているところや、坂元醸造さんのようにミュージアムまで作ってしまったところもあるほど。

もだーん

福山では江戸時代後期から、温暖な気候と豊富な米(港に近く、薩摩藩への上納米が集まっていたそう)、質の高い湧き水、そして薩摩焼の壺を使って発酵させる特殊なお酢作りの文化があったのだとか。
ちなみに戦時中に米不足に陥った際は、サツマイモを代替原料にこの製法を守り続けたらしく、並々ならぬ職人のこだわりを感じるなあ。

さらにびっくりなのは、坂本醸造の現会長さんが1975年に「黒酢」と名付けるまでは、「福山酢」や「壺酢」などと複数の呼び名があったそうで、その名が定着した今からすれば不思議な感じです。
撮らないほうがむしろ良い

ただ単純に酸っぱいものが好きだから立ち寄ったにすぎないのですが、ちらりと展示を覗くだけでそこそこ勉強になりました。

お腹は空いておらず、迷って食べた「黒酢ソフト」、これが衝撃的な美味しさでした。
鹿児島に行く予定のある方!!! 絶対わざわざ行った方がえいですよ。

新名物爆誕?

しかし、ソフトクリームって何故どこの観光地にも売ってるのかしらん?
抹茶とかワサビとか、その土地の名物と組み合わせた味を開発しやすいからか。

アイスクリームよりも、圧倒的に見かける機会が多い気がするのですけれど、利益率が良いのか否か。

ちなみに、大分の名物して「中津の唐揚げ」や「とり天」はよく知られていて、帰りに腹ごしらえをした道の駅「あさじ」でも推しは強めでしたが……

本業はなんだ

「からあげ てるちゃん」って書かれているのに、その姿は微塵もなく全力でソフトクリーム。
こういうの好きよ(撮っただけで買っていない)。

もっとも、これで「からあげ味ソフトクリーム」でも売っていたらチャレンジしていたかもしれませんが、なんにせよ「名物にうまいもんなし」と言われることは多いですよね。
全国的に知名度が高く、観光客はこぞって食べたがるけれど、地元の人は結構冷めた目で見ているものとか、その観光客ですら手をつけないようなトンデモ商品なんてのもザラ。

けれど、四万十町・大正の隠れ名物は、もうもうもう、すんげぇ美味いのです。
何かって?

ふははは

我が四万十の母・須藤鮮魚店の女将特製のライスバーガーであります。
単なるライスバーガーと思うなかれ、これが実にコダワリのカタマリ。

特注のお揚げの中に、塩麹で下味をつけられた米豚のミンチと椎茸がぎっしりとつまり、醤油ベースの甘辛いタレで味つけられたのがパティ。
オーブンで焼いた十和錦とヒノヒカリのブレンドごはんがバンズとなり、レタス代わりのシソと共にパティ、半熟卵、キュウリが挟み込まれています。
もちろん、具材はオール四万十産。

自慢じゃないですが、私は普段ご飯粒食べないのです。
んがががが、これ、美味しすぎて、うっかり(?)ペロリでした。
お揚げに染み込んだタレが絶妙で、中のお肉はジューシー、キュウリとシソのさっぱりかんがちょうどのバランスを醸しています。

けれど、イベント時の極めて限られた時にしか販売されていないので、超ラッキーだと食べられるかもしれません。

こうして連日美味しいものがポコポコと湧いてでるもので、【おいもん】食べてまた膨れてしまいましたとさ。

てんで、本日の高知ことば【おいもん】は【たくさん】という意味の幡多弁です。
 例)タケノコ【おいもん】採れたけん、もろうてや。

ほんじゃーに。

2017年4月26日水曜日

【ちかま】なんでしょ

*本日、生きた証*
 AM:窪川協力隊事務所にて資料準備
 PM:窪川高校にて「第一回 しまんと未来編集会議」
     武吉写真館にてお宝発掘
  夜:コテ、メン、ドウ見学

ハンセー半生

どもども、たっちーですか。

ぐっすりですか、夜。
私は元々非常に寝つきが良く、明るさ・喧しさ・狭さのいずれにも睡眠を邪魔されることはありません。
かといって眠りの質は低いようで、朝はまるで寝た感を得られぬ寝起きの悪さ、目覚まし時計に携帯のアラームをスヌーズ5回の設定が常です。
今朝も3回目を無視したのち、しばらく夢とこの世を行き来しておりましたが、イカン今日寝坊したら終わりやと跳ね起きました。

なぜ、終わりかって?

まだ捨ててないよ

窪川高校での「平成29年度しまんと未来編集会議」、記念すべき第1回の日だったからです。

平成28年度は年に一度のイベントとして、有志の学生が休日に参加する形でしたが、今年度は2年生の「総合的な学習の時間」の一部に組み込まれることになりました。
ほんで、今日と次回(5月10日)は2年生の全40名が受講対象、高校生だけでかなりの人数になるってんで、前回と異なり大学生・社会人は参加していません。

そうなるとですよ。

参加者を前に教室前方に立つとですよ。

グループワークに
ふせんは必須

めっちゃ高校生やん……

いや、まあ高校の授業なんで当然なのですけれど。

教員免許を持っていない、というか大学時代、教職を取ろうなんて1ミリも考えたことのなかった自分が高校で講師って……人生何があるかまるで分からない。
我ながら不思議、むしろ奇妙な感覚を終始感じつつ、前回会議で作成した理想の未来地図「くぼかわフューチャーマップ」を素材に、窪川駅周辺の活性化について考えてもらいました。

詳しい内容は別途、報告書を作成・公開する予定ですが、手応えとしては、、、

うーーーーむ。

というのが正直なところ。 
準備不足を実感した前回の失敗を生かし、結構作り込んで臨んだつもりだったのですが、イマイチのせきれなかった感が否めません。

また食うんかい

てんで終了後、担当の先生と共に校長室にて行った反省会では、案の定改善すべき点が出るわ、出るわ。
しかし「ここはもっとこうすれば良かった」と言ってもキリはありません、ここでのダメ出しはすべて次回をより良くするためのもの。

そうさ、ヘコんだって時計の針は戻らないのさ!

半ばヤケ、開き直りつつ学校を後にすると、気持ちよりお腹がへこんでいたことに気づきます。

またきちゃった

ほんで向かったは、窪川最大のスーパー・サンシャインしまんとハマヤさんへ販売に来ていた「おでかけキッチン・ベルデ」さんであります。
根っからの小麦粉&揚げ物愛好家ゆえ、先週初めて食べたらすっかりハマってしまい、早よ次来ないかなぁと思っていたところだったのですが。

おいおいおいおい。

聞いてないよ! 2つも新メニューが出てるなんて!!

揚げたてをいただいた「マルゲリータ」に、家で加熱用に持って帰った「ジェノベーゼ」ももう一度食べたかったけれど……

新しいのは試して見たくなっちゃうじゃない。

写真はごめん

悩んだ末に選んだ「海老のビスク」は、濃厚な海老のエキスがぎゅっと詰まった濃厚ソースにチーズがとろりんちょ、サクサクのピザ生地からゴロリと海老の身も顔を覗かせます。

あ、嘘です。
「UMAI」という点でなく、「選んだ」という点について。

結局選び切れず、「バナナカスタード」も購入しちゃったわけです、お持ち帰り用にね。
そしたら「2個お買い上げで3個目つけちゃう!」なんて出血大サービスをしていただき、「マルゲリータ」も只今冷蔵庫にINしちゃっています。

動かねば

やばい、食うてばっかやんけ。

HAHAHA, 何を今更。
と自分でも思うけれど、エネルギーをたるばあチャージしてしまうと、そろそろ動きたくなりますよね、だいぶ暖かくなってきたし。

そうだ、長らくプールに行けていないなぁ……とせっかく買ったのにあまり着ていない水着を引っ張り出しつつ、今晩は別のスポーツを見学に伺いました。

なつかC

再開、、、
するのか? しないのか?

まだ分からないけれど、見ているとやりたくなる、長いものを持つと振りたくなるのがこのスポーツの中毒性といいますか。
せっかく【ちかま】でやっているのだから、そろそろ始めるのも悪くないかもしれませんね。

てんで、本日の高知ことば【ちかま】は、【近所】という意味の幡多弁です。
 例)【ちかま】にないけん、映画観るなら高知(市)まで行かにゃならん。

ほんじゃーに。

2017年4月25日火曜日

【どんげでん】でん

*本日、生きた証*
*本日、生きた証*
 日中:大正駅前にぎわい拠点にて「しまんと未来編集会議」準備
  夜:須藤鮮魚店にてうまうま調達


大・じぇすと

どもども、たっちーです。

オタフクですか、ソース。
「みそ」や「しょうゆ」といった基本的な調味料は、地域によって「当たり前」が大きく違うことで知られていますね。
例えば味噌なら、関西は白、関東甲信越は赤、醤油も九州のものは甘口だったり……そういった全国分布図やマーケットシェアを見たり、歴史や由縁を調べるのは非常に面白い。
で、ソースを見ると、東海地方より北(東)は中濃が、西日本ではウスターが主力。
メーカーでいうと東日本はブルドック、北陸・東海・九州はカゴメ、中国・四国・近畿はオタフクが強いそうで、確かにお好み焼き屋さんに出てる幟はほとんどオタフクだよなと思ったり。

オタフク(阿多福)といえば。
丸顔(下膨れ)、鼻は低くて丸く、おでこが広い特徴をもつ、「おかめ」とも呼ばれる女の仮面としておなじみです。
漢字の由来については、膨らんだ頬が「フグ(フク)」に似ている説もありますが、「福が多い」とも言われることから、お正月に遊ぶ「福笑い」に使われるのかもしれません。




少なくとも現代の日本女性に対し、おかめやオタフクのようだと言えば侮辱、最悪の場合刺されかねないレベルでしょうが、平安絵巻なんかではこの手の顔が多数派ですから、時代が違えば美人だったかもしれません。

さて、この顔のモデル「アメノウズメ」は芸能の女神で日本最古の踊り子とされ、先日、鹿児島からの帰り道に訪れた神話の里・高千穂の道の駅では、巨大な石の顔がお出迎えしてくれました。

かの有名な「天の岩戸」事件でこの世が真っ暗闇になった際、閉じこもっていた天照大神を外に引っ張り出すのに一役買ったのが彼女。

日比谷の野音を彷彿させたよ
(私だけ?)


天照大神が引きこもって(?)以降、悪いことばかりが続いて困り果てた八百万の神々は、どげんかせんといかんと会議を開きます。
その会場となったとされる天安河原(あまのやすかわら)には、さながら野外ホールを思わせる巨大な洞窟があり、人気の観光スポットになっています。

ウズメちゃんがここで相当「滑稽な」(かつエロティックな)踊りを披露したことで神々が大笑い、天照大神は「一体何事よ」と少しだけ戸を開けたところを引っ張り出されたのだそう。

ブログに詳細を書くのは些か躊躇われるタイプの踊りらしいですが、とにかく彼女がいなければこの世はずっと真っ暗だったかもしれないってんで、現代の基準では不細工でも「多福」の漢字をあてられてもおかしくないですね。

パパパパ・パワー

そんな天安河原周辺の景色はそれはそれは美しく、思わず「#マイナスイオン」のハッシュタグをつけてSNSにアップしたくなるほどに空気が澄んでいました。



高知に移住して以降、四万十川(特にその支流)のおかげで「綺麗な川」はだいぶ見慣れてきた気もしましたが、先の神話のように固有の歴史や古典との結びつきが豊かな現地を訪れると、やはり感動するものですねえ。

で、近年すっかり若い女子にもてはやされている「パワースポット」っちゅうやつ。

うーん

観光地特有の、逞しさと図々しさを備えた商魂は好きなほうですが、さすがにこうなると有難みがちょっとなあ(と、ネタとしてバシバシ写真は撮る)。
まあ「商売の神様」もいるくらいですからね。 悪いとは言わん。

県民性なのか

改めて考えてみると、高知を観光していて「商売のタネ」にされているのは坂本龍馬をはじめとする幕末維新の偉人たち、あるいはカツオやゆずといった農水産物が主な印象。

もちろんこちらにも、唐人駄場や龍河洞など「パワースポット」と呼ばれる場所は数々あるようなのですが、あまり”神様”的なものが前面に出されていた記憶がない……のは気のせいかしら。

ほほー

情報求ム。

もっとも、四国の県民性の違いを表すのに以下のような話が有名ですから、高知の県民性としてあまりガツガツ商売をするタチではないのかもしれません。

道に1万円が落ちていたら、高知県人はさらに1万円を足して飲みに行き、愛媛県人はそのまま1万円だけで飲む。香川県人は半分を貯金して残り5千円で飲んで、徳島県人はそっくり1万円を貯金。

のほほんほん

どれが良い悪いということではなく、もし移住先を選ぶのであれば、その土地の気質が「肌に合う」か否かでしょうし、商売っ気はあまりない自分的に高知は合っているようにも思います。

ま、私のように図々しささえあれば【どんげでん】生きていける気もしますが。。。

てんで、本日は宮崎ことば【どんげでん】は【どこでも】という意味でつかわれます。
 例)「ハサミありがとう、ここ置いちょってよか?」「【どんげでん】~」

ほんじゃーに。

2017年4月24日月曜日

おい、【わい】!?

*本日、生きた証*
 AM:高千穂で太古のパワーを補給
 PM:坂道・カーブの運転練習(実地)
   夜:やっとこさ、ただいま四万十

すうぱあ探訪

どもども、たっちーですか。

あるあるですか、レギュラー。
「ある! ある! あるある探検隊!」の掛け声で認知度を高めたコンビのように、インパクトのあるネタや外見で短期間のうちに人気を得てしまう芸人を見ると、些か気の毒な目でみてしまいます。
その多くが、ネタのブームの沈静化と共に存在自体が芸能界から消え、いわゆる「一発屋」となってしまうから。
ちなみに今、「あるあるネタ」といって思い浮かぶのはレイザーラモンRGです(HGも一発屋だったなあ)。

探検隊といえば。

外国はもちろん、日本の各地を旅行した時の楽しみのひとつといえば、(特に買いたいものがなくとも)地域のスーパーや商店を探索することです。
試食とツッコミどころがたくさんある、観光客向けの土産物店もそれはそれで面白いのですが、地元の人たちが普段買い物をするような場所にこそ、いわゆる地域色やその土地の文化が色濃く現れているからです。

私も大好き

たとえば鹿児島で言えば、スーパーで菓子パンやまんじゅう類が売られている棚には、ごくごく自然に「かるかん」が並んでいたりします。
山芋入りでフワフワさと独特のねっちり感が絶妙な、まんじゅうと蒸しパンの中間のようなお菓子で、餡入りのものもあります。

お土産物屋では綺麗な箱入りで売られていますが、日常的なおやつとしても食べられることがわかります。

さて、高知のご当地スイーツ(?)といえば、ぼうしパンがありますね。

なんと、鹿児島で姉妹品を発見……

名前の違いが生み出す
エキセントリック感

原料・作り方・味はほぼ同じと思われますが、ぼうしパンの「ミミ」にあたるクッキー生地が少なく、全体が細長いコッペパン状、そして何よりその名前……

UFOパンて。

明らかに「ぼうしパン」とのターゲット層が違う気がする、、、ネーミングって大切ね(悪いとは言ってない)。

おらが町の自慢

我が母の故郷、かつ今回の旅の目的地であった薩摩川内は、日本一の綱引きの町であります。

どえりゃぁサイズ

全長365m、重さ7t、直径40cmの綱を、3000人以上の「ハダカ」(半裸の若者たち)が引っ張り合う大綱引のルーツは、慶長年間に遡るといいます。

運動会で行われるような綱引きとは異なる独自ルールにのっとり、上方(赤軍)と下方(白軍)に分かれ、さらに両軍は「太鼓隊」「引き隊」「押し隊」「ワサ」の4部隊構成で戦うそう。
(ルールの詳細はこちら

で、全国の地方自治体は地域を売り出す際、日本で「一番」とか「最◯」、「初」や「唯一」の何物かを前面に推すことが多いですね。


沈下橋のある風景

四万十町でいえば、やはり「最後」と言われる清流、四万十川かしらん。
水質云々だと、近年は仁淀川の勢いにおされ気味ですが、全国的な知名度としては四万十は別次元だと思いますね。

闇夜ノムコウ

ちなみに昨晩、私は別次元……というより、別世界へと半歩ほど足を踏み入れてしまいました。

どこへって?

発泡スチロールだモン

あの世です。

何を大げさなって? いやいや、リアルに遭難する! むしろ、した!? と思いましたよ、ほんと。

法要を終えて愛車をぶるるいっとやった昨日、九州西側を北上し、助手席にのっかった兄を熊本城で下ろした所までは概ね順調だったのです。

で、そこから欲張ったのがいけなかったのかもしれません。
『フェリー乗るために臼杵(大分)行かなきゃ、てことは、かねてから車でなら行きたいと思ってた高千穂へ行くチャンス!?』

なんて、思ってしまったわけです。

馬鹿です。
ただでさえ運転下手な自覚あるのに、事前にきちんとルールを調べることなく日の暮れた山道に入り込むとか。

しかも、昨年の熊本地震の影響で通行止めや状態の悪い道路があるのに、過去何度も私を騙してきたGoogleマップちゃんだけを頼りに行くとか。

川内のソウルフード・しんこだんごは
非常食になりかけた

国道から、明らかに妙な細さの道へと分岐するところで『右折です』と言われ、さすがに訝しく思いつつも素直に曲がってしまったのが運のツキ。

家は点在するけれど、(未だ戻れていない被災者が多いと思われる)人の気配がまるでせぬ狭い道にずるずると飲み込まれ、これは不味いと来た道を戻ろうとするも、真っ暗でそれさえも間違え、更に狭い道へ。

前にはこれ以上進むと軽自動車すらはまりそう、けれど展開する場所は当然なく、顔面蒼白で5mほどソロソロとバック、ようやっと見つけたスペースで切り返しを重ねて分岐まで戻りました。

本当に死ぬかと思いました、自業自得ですが。
もう【わい】はアホか! と言われても仕方ないです。

てんで、本日も鹿児島ことば【わい】は【おまえ】という意味で使われます。関西だと「ワイ=俺」なので不思議。(ちなみに鹿児島の【俺】は【おい】。)

 例)おい、まこて【わい】のことが好かん! 

ほんじゃーに

2017年4月23日日曜日

【わっぜ】恐ろしい

*本日、生きた証*
 AM:薩摩川内にて法要
 PM:ひたすら北上
   夜:いきがかり上、遭難未遂

遊びじゃないよ

どもども、たっちーです。

持ち合わせていますか、リズム感。
昨年、踊り子の荷物管理や広報用ウチワ配りのボランティアとしてお手伝いさせていただいた、わが町のよさこいチーム「四万夢多」の2017年シーズンがいよいよ始動です。
5/21を締め切りとして踊り子を募集中ってんで、私も「今年は踊るんでしょ!?」といつも言われます。
……あのね、自分だけ恥かく分には格好のブログネタになるし、ウケ狙いのチームなら笑い話にするのもアリでしょうが、賞を目指して真剣に取り組む皆さんに水をさす訳にはいかないの。

真剣といえば。

レッツお掃除

今回の九州上陸の主目的は親類の供養であって、あくまで真剣な、いや真面目な旅なのであります。

叔母達や従姉親子、我が母と兄達らで協力し、お墓をせっせっせっせとお掃除、なむなむいたしました。
元来信心深いほうではないものの(むしろ、だからこそ?)、「墓の整備」という実際の行為を通じて先祖への思いを馳せるのは大事だなぁと感じますねえ。

祖母の家の跡地を目指す

今の自分という存在自体、お墓の下で眠る彼らなくしてはこの世にありえず、これまでこのブログに書いてきたようなオモチロイ体験なぞできなかったのだ……そうしみじみと考え、感謝する機会になるのです。

もちろん生きていれば愉快なことばかりではなく、時には先祖を恨みたくなるほどしんどい局面だって多々あるわけですが、人生苦があるからこそ楽が際立つのでありましょう。

現在、何かしらでモヤっとしたことのある人は、お盆・お彼岸に限らずお墓詣りはオヌヌメです。

「田舎」とはなんぞや

さて、これまで何度も述べてきましたが、母の出身地であるここ鹿児島の薩摩川内市・東郷町というところは、典型的な中山間地域です。
畑・田んぼに山、川と、日本の「田舎」的要素がぎっちり詰まり、人口密集地に生まれ育った子どもとして、夏休みを過ごすのに極めて魅力的なところでした。

ココロの原風景?

小学生の時に祖母が亡くなってから、訪れる機会はぐっと減ってしまったけれど、ここでの経験があったからこそ「地方で暮らしてみたい」という思いを持ち、地域おこし協力隊を一つの手段として行動に移したわけであって。

ひょんなきっかけから高知にご縁をいただき、結果的に第二の故郷を手に入れられたものの、当初は鹿児島を第一候補として応募先を探していたぐらい。

四万十町をそこまで「辺鄙で不便」な田舎だと感じないのも、ここが山奥だったおかげ(?)でしょうしねえ。

美味しい肉があるところも
共通点

とまあ、あちこちで話してきた思いをぐるぐると巡らせながら、感慨にふけっているうちにウトウト、目覚めた頃には【わっぜ】遅くなっていて、慌てて記事の続きを書いている始末。

てんで、本日も鹿児島ことば【わっぜ(え)】は【すごく】【とても】という意味で、程度を強める副詞です。
 例)今? 【わっぜ】、ねび(=眠い)!!!!

高知でいえば【まっこと】や【しょう】などと同じ働きといえましょう。
ほんじゃーに。

2017年4月22日土曜日

おうおう、【おじゃったもんせ】

*本日、生きた証*
 AM:南下
 PM:毛穴デトックス
   夜:法事前夜祭

GO立派

どもども、たっちーです。

そのまんまですか、東。
ガダルカナル・タカに水道橋博士、つまみ枝豆など、たけし軍団には個性的な芸名の人が多いですが、宮崎県知事にまでなった「そんまんま東」はやはり印象的です。
なんでも、たけしによって弟子たちが新しい芸名を与えられるなか、おあずけになっていた東国原が「私の名前はどうなるのか?」と聞くと「お前はそのまんま、東だよ」と言われたそう。
たけしとしては改名前の芸名「東英夫」のままでイイじゃない、という主旨だったけれど、書記係のラッシャー板前が「そのまんま東」と勘違いしてメモしたのだと言います。

そのまんまといえば。
ロックはもちろん、水割り、お湯割り、ウーロン割りと様々な形で楽しめるお酒として「焼酎」を勝るものはないでしょう。

さながらコンビナート

九州の旅で最終目的地に向け南下中、寄り道したは芋焼酎の一大ブランド「霧島」の工場であります。
霧島ファクトリーガーデン」として一般客向けに解放されており、見学可能な工場やギャラリー、実は作っているビールとお料理を味わえるブルワリー、グラウンドゴルフのコースなど様々な機能を複合した施設は多くのお客さんで賑わっていました。

バスツアーで乗りつけ、試飲を楽しむお客さんもたくさんいる中、羨ましがりつつも運転せねばと説明書きのみでお土産を購入しました。

その中でも感動したのは、焼酎のもろみを使ったパン工房。

これはヤバス

一番人気の「塩パン」は試さずにはいられない……とウキウキと買い込み、朝食として愛車の中かじりつきます。

すわ。

UMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE。

何これ。

空洞になった中身には芳しさがこじゃんと詰まっていて、一口噛みしめるごとにジュワっとバターのまろやかな風味が口の中いっぱいに広がります。
そして、表面にふられた塩とのバランスが絶妙なのです。

一個しか買わなかったことを心から後悔しました。


焼酎なむなむ

ほんで、敷地内に「霧島焼酎神社」なるものを発見。

厳かじゃい

起源は遡ること大正時代、霧島酒造の創業者・江夏吉助氏が霧島山系の自然を生かした焼酎づくりをはじめ、霧島神宮より分霊し祭壇を祀ったのだとか。
酒造りがいかにその「土地」に根付き、恵みを生かし感謝されているかがうかがえますね。
さらに感動したのは、Kirishima Spirit(魂)of the Spirits(焼酎)。

格☆言

Vision:夢がなくては始まらない
My company:会社の主役は「私」です
Move:やり過ぎぐらいがちょうどいい
Originality:マネするだけじゃつまらない
Enjoyment:楽しまなくては始まらない

ふぬは、沁みる……

そうなんですよね、人と同じことやっていたらダメなのですよ、特に地域おこし協力隊なんていうポジションは。
独自性のあることをやってナンボ、我が道をいかねば埋もれてしまい、食っていくことは難しい。

お久しぶりっこ

さてさて、そんなこんなで九州を満喫してはおりますが、最終的に向かうは母のホームタウン・鹿児島でございます。

なんのためって?

生かした看板を発見
@鹿児島中心部

お墓参りのためであります。

母や兄sも関東から駆けつけ、私はお葬式に参加できなかった叔父を偲んでの法事でございます。
本番(?)は明日ですけれど、今晩は叔母夫妻・従姉親子とうまうまなお肉をサカナに芋焼酎の会。
(いや、焼酎の8割は私が注文していたのですが。

うほほーい

会場となったのは、かつて鹿児島の女帝として知られた従姉のオヌヌメ 、新鮮な地鶏が自慢の「薩摩bell門」(Not もん、カドね)であります。

何せ、ここの鳥しゃぶがうまいのなんのって……。
サッと白く色が変わったら食べ時なのですが、「茹でた鶏=どうしてもパサつく」という概念を覆すジューシーさ。
さらに出汁の味がしっかりしているのでつけダレは不要、むしろ出汁だけでもグイグイ飲めてしまうほど。

すでに満腹なのに〆のお蕎麦もするりと平らげたにも関わらず、店内を漂う煙と香りの誘惑に負け、コースに加えて串物も頼んじまったい。
鶏を食して豚となる。。。

と、まだ丸1日も経っていませんが、【おじゃったもんせ】と言われ、ただ居るだけで”ホーム”と感じるのが鹿児島ですねえ。
てんで、本日の鹿児島ことば【おじゃったもんせ】は【いらっしゃい】の意味で使われます。
 例)何、高知からはるばる? それはそれは、【おじゃったもんせ】〜!

ほんじゃーにんー。