2017年10月31日火曜日

【カンジョウ】NOTカンピョウ

*本日、生きた証*
 日中:事務さぎょー
  夜:或るバイト

探しにゆきたい

どもども、たっちーです。

信楽焼ですか、たぬき。
日本では古くから人の生活と結びつきが深く、昔話の定番キャラクターですが、たいてい最後にはギャフンと言わされる役どころですね。
絵本でもずんぐりむっくり体形のため、実物もそうだと信じている人も多いですが、実際にはさほど太った子は見かけず非常に不憫です。
ただし、夜間の運転時には光に向かって飛び込んできがちなので、マヌケなのは確かかも……。

たぬきといえば。

その野暮ったさ、愛らしいのにパッとしないところがまたひとつの魅力であって、個人的には愛しております。
持ち帰り不可

子どものころ、お店の前に信楽焼がたたずんでいるのを見かけたら、何とかお持ち帰りができぬものかと考えたり。
案外犬っぽい実物の外見はもちろん、デフォルメされた茶色い毛玉はどうにもモフモフ欲を掻き立てます。

しかし、こうしたたぬき愛好家は、案外多いらしいのだとが判明。

というのも昨晩、ネットサーフィンをしているうちにたまたま閲覧したグルメネタ記事において、お菓子屋さんにたぬきケーキなるものが生息していると報告があったのです。

先般惜しまれつつも閉店してしまった、神田「柏水堂」のプードルケーキは有名だったけれど、はて、たぬき。



調べてみると、出るわ、出るわ。



なんと、斯くも全国各地に出没していたとは、恐るべき毛玉たち……!
全国たぬきケーキ生息マップなんてものも存在し、それによれば隣まち・四万十市の「ケーキの山彦」さんでも生息が確認されている。

だてに昔話にでてくるわけではないのか、見くびっていた。

秋のパン祭り

しかしケーキがあるなら、パンはどうなんじゃ。

お昼の差し入れにいただいたパンが、高知市の「くまのPAN屋」さんのものだったためにふと思いました(嗚呼、我が思考は極めて単純なり)。

うふふふふー

一口かじるたびに調べてみると、なくはない。

が、ヒットする数は、普通に考えれば作りやすそうなパンよりも、ケーキのほうが圧倒的に多いから不思議なものです。
茶色い毛並みをチョコクリームで表現しやすいから、かしらん?


高知のたぬきパン情報、求ム。
(ちなみに「森のPAN屋」さんは、毎週火曜日に窪川駅裏手のJA四万十みどり市へ出張販売に来ているとのこと、これは行かねば)

タヌカンジョウ

タヌキといえば。

谷タヌキ。

かっけー

じゃなかった、タテキこと、谷干城さんです。
四万十(旧窪川町)が生んだ幕末・維新の偉人、今更説明するのも少々くどく感じるほどに再々ご紹介してきましたが、まだまだアピールしますよ。

だって、倒幕や明治の新しい国づくりに果たした軍事的・政治的功績は極めて大きいにも関わらず、県外・町外はもとより、地元ですら名も知らぬ方がまだまだ多いのですもの……

来月11・12日と行われる台地まつりのうち、2日目のプログラムの一部は「谷干城まつり」として、谷の人柄と雄姿を伝える町民手作りミュージカルが上演されたり。
(5日の米こめフェスタのステージでも、14:10~から公演があるらしいYO!)

絶賛練習中

また11月2日から30日まで、窪川のギャラリー556にてパネル展を開催、怒涛の谷月間が始まるのであります。
水・木を除く9:00~17:00、入館無料なのでぜひ来てねん。

てんで本日は高知ことば、ならぬ高知のひと【谷干城】は幕末から明治にかけての軍人、政治家で、西南戦争で西郷隆盛から熊本城を死守したことで歴史好きには知られています。
下の名は【カンジョウ】でも【タテキ】でもOK!

歴史マニアでもないのに、この人のことを知っていたら、ちょっとツウな感じでますよ。たぶん。

ほんじゃーに!


2017年10月30日月曜日

【カニコウ】ってどこ?

*本日、生きた証*
 AM:事務さぎょーだよ
 PM:打ち合わせだよ
  夜:ミュージカルの練習だよ

びっくら

どもども、たっちーです。

平和ですか、鳩。
都会生活の中でも、スズメ、カラスに並ぶ身近な鳥ではありますが、なぜ彼らが平和の象徴なのか長らく疑問でした。
一説によれば、旧約聖書の"ノアの箱舟"において「古代ギリシアで平和の象徴とされたオリーブの枝を鳩がくわえて持ち帰った」という記述が発端だそうですが、じゃあなぜオリーブが......なんて調べものの無限ループが始まったりして。
もっとも、公園で全く警戒心なくぽっぽぽっぽ、弁当のカスをつつきにくる彼らの姿を見ると、"平和(ボケ)"だなぁとシンプルに感じるわけですが。

ぽっぽといえば。

指がINした残念な写真で恐縮ですけれど、今が旬のあれを焼いたもの、何と呼びますか?

はじけてる

私はもう、ひねりもなしに「焼き栗」でしたが、この辺りでは「ぽっぽ栗」との愛称で親しまれています。

焼く機会が蒸気機関車に似ていることに由来するそうで、なんだか夢がありますな。

で、こちらを食べたのは先日鍋の販売で参加した「ふるさと祭り」なのですが、はす向かいに始終行列の絶えない店舗がありました。

ギョギョギョ

よっ! ぺったん! と威勢の良い音が鳴り響く、馬路村の杵つきもちであります。

うーん、この時期あちこちのお祭り・イベントで餅まきがあって、いやっていうほど手に入るものだと思うけれど、高知人は心から餅を愛して止まないと思うの......。

ラーメンやスイーツしかり、行列の先には何かお楽しみが待っている感がするからかしら。


誘われるままに

先のお楽しみといえば。
おっ

階段の先、というのも何か素敵な世界が広がっていそうな、ワクワク感をかきたてますよね。
夜の街、看板に灯りが点っていると尚良い。

さっそく、上がってみますと......

風情ありんす

ほほーう。

煌々と光るジュークボックス。
重厚感のあるバーカウンター。
蝶ネクタイのマスター。
常連と思しきアベック(カップル、ではないのがミソ)。
その名は『ショットバー山荘』、魅惑的なオトナワールドではありませんか。
刻まれた歴史を感じる店内......それもそのはず、ここは横浜・野毛の繁華街にて、創業58年を数える老舗で、かねてから噂に聞いておりました。
(本年はじめに都合により一度閉店したそうですが、ファンのアツい要望により、を上回ってファンがオーナーとなり、場所を移して再開したそう)
わくわく品揃え

先日の帰省の際、やっとこさ訪問したのでございます。
むろん、ひとり呑みなのさ。

棚に並んだリキュール、ブランデー、ウイスキーの瓶の数々を前にメニューを眺めると、見たこともないカクテルの名がずらり、どれを頼もうか悩んでしまいます。

そんな時は、もちろんマスターにあれやこれや聞いて疑問を解消。

ハマコーではない

オリジナルのものや、説明を聞いて「へぇ〜」と思ったものは飲んでみたくなるのが性ってんで、なんやかや3杯も飲み干してしまいました。

夜は短し、飲めよ乙女(いくつになっても女は乙女......ん?)。

最も印象的だったのは、店の名を冠した「山荘」。


うつくすー

ペパーミントリキュール、ジン、パイナップル、レモンをシェイクした爽やかなショートカクテルは、看板と同じ緑色でした。

んんんー、美味。

横浜出身なんですけど、ひょんなきっかけで今高知にいるんですよぉ、なんてマスターや常連さんと話しつつふと店内に目をやると、レンガ造りの壁に訪問客が「足跡」を残しているのが目につきます。

来店年月日、名前、感想、お店やマスターへのメッセージ......

歴史と愛情が感じられて素敵ですねぇ。

なんて思ったら、当然聞くわけです。

「私もマーキングして良いですか?」

痕跡

帰省した時こそ、我が町のPRチャンス! とばかりに勢いよくマーカーのキャップをとって、【カニコウ】に四万十の足跡をしっかり残してまいりました。

てんで本日はハマことば【カニコウ】は、かつて【横浜】の通称のひとつだ(った)そうです。
"横"に歩くから「カニ」、"浜"は「入り」であることに由来するらしいですが、私もあれこれ調べていて初めて知ったぐらいですから、今時使うひともいないのでしょう。

ほんじゃーに!

2017年10月29日日曜日

【いっち】えい29

*本日、生きた証*
 終日:冬眠

げろげーろ

どもども、たっちーです。

替わってますか、衣。
極端な寒がり、かつファッションに対する興味の薄い人間にとって、近年の日本の気候は「春服」と「秋服」という概念の消失を意味します。
ちょっとでもひやいと感じようものなら迷わずヒートテックを着用ですから、夏服と冬服だけで事足りてしまう。
にしても急に寒くなり、セーター類のクリーニングが間に合っておらず危機的状況です。

寒くなったといえば。

人間の場合、天気予報を見れば数日先の気温の変化はある程度予測できますし、防寒グッズや暖房器具で抵抗ができますね。

げろげーろ

しかし、寒い時期には生命活動を限りなくOFFにしている、この手の生き物にとっては極めて重大な問題。
昨晩、西土佐から十和へ戻る国道のど真ん中で、感慨深げに空を仰いでおられました。

西土佐といえば。

なぜ、隣町、といっても我が家の位置する窪川からだと、車で1時間以上かかるところまで行っていたのか。

ひゃっほーい

ずばり、旨い肉を食らうためである。

「大層素晴らしい、牛肉があるらしい」との噂を聞きつけ、念願叶って訪れたは、自社牧場の四万十牛を焼肉で提供している「焼肉よこやま」さん。

ついたどー

かねてから評判を耳にしていて、道中は皆「肉、肉、早く肉」と同じことばを繰り返す、極めて空腹度の高い状態で向かいます。

うほぉ

店内に足を踏み入れると、お肉の塊が恭しく納められたショーケースがどーん。

これは期待が高まるぅぅ。

ひたすら自慢

最初にいただいたのは冒頭のハラミ、程よい脂身と歯ごたえが特徴の横隔膜。

店主おすすめ、わさび醤油でいただきます。

じゅわー

すわああ。

ほどける、舌のうえでほどけるよお。

一品目、一切れ目からここまでの幸福感を味わえる焼肉体験って……。

なんでもこの四万十牛、"幻の未経産黒毛和牛"といわれ年間70頭ほどしか生産されないんだそうで。 

美しいのひとこと

天然水と地元産の稲わらを食べ、四万十川中流域の豊かな自然の中でのびのびと育った牛ちゃん。

赤身にも関わらず、サシがえぐいことになっていますが、脂身はさっぱりとしています。

野菜ずきにはたまらん

サニーレタスと特製の味噌で包んでいただくのも、また乙。

肉の部分が旨いということは、ホルモンも然りです。

酒が進むYO

プリプリのホルモン、サクサクの上ミノ……至福。
赤センマイ、なんていう希少部位もいただけます。

べっぴんさん

なんなら、牛以外もまた、質の高いこと。

普段、鶏肉はジューシーなモモが好きで、パサパサした印象のあるササミをわざわざ焼肉屋で食べることはまずありませんが……ごめんなさい、なめてました。
こんなに綺麗で、また口の中でも綺麗にほぐれていく子がいるとは知らなんだ。

最後まで自慢

このように、ひとつひとつの満足感はかつてなく高いにも関わらず、どれもしつこくないのに際限なく食べられてしまうという恐ろしいお店です。

しかし、さすがにこれだけモリモリ食べていると、さすがに胃袋の空きにも限度が見えてきます。

〆はどうする? どうする? と全員で頭を悩ませた結果。

きらりーん

王道、サーロイン様をコール。

えええ、こんだけ食べた後にサーロインなんて、さすがにむつこいでしょう。

確かに、かつてなくサシがえらいことになっていますからね……

じゅわー

しかし。

驚くべきことに。

サッと炙って口に入れると、噛みしめるまでもなく舌の上でトロけるその脂は……。

ええい、まだ行ったことのない貴方のために、皆まで言うまい。

ごっつぁんです

どれだけ言葉を尽くそうと(ウマイウマイだけで結局あまり説明できていませんが)、どれだけ写真を見せびらかそうと、この幸福感は実際に味わってみないと決して伝わりません。

とにかく、我が人生で【いっち】の焼肉体験であったことは間違いないかと……。
(だけれど、決してびっくりするような高級店ではない、というところもポイント高し)

てんで、本日の高知ことば【いっち】は【一番】【最も】という意味でつかわれる土佐弁です。
 例)小さいころから、同級生では【いっち】背が高かったんよねー。

ほんじゃーに。 げふふ。

2017年10月28日土曜日

【ぼつぼつ】かな

*本日、生きた証*
 終日:大正駅前にぎわい拠点で事務作業
  夜:レッツ・ゴー・となりまち

田舎もいろいろ

どもども、たっちーです。

顔見知りですか、ご近所さん。
田舎での生活と比較されるとき、都会は「隣に住んでいる人さえ知らない……」と人間関係の希薄さを取り上げられることがしばしばありますね。
実際に地方へ移住してみると、頻繁なおすそ分けからも分かる通り、ご近所付き合いは圧倒的に濃厚です。
とはいえ商店や住宅のある程度密集した地域、しかも今の自分のようにアパート暮らしだったりすると、お隣さんらの顔を見たことがない場合も珍しくありません。
都会に慣れた身にはそれぐらいがちょうど良いのか、あるいは思っていたのと違ったとがっかりするかは人それぞれでしょうが、メディアでは些か、誇張されていますね。

隣といえば。

綺麗な色だねぇ

よく柿を食う客だ。

ただこれを言いたいがために問いかけました、冒頭。

昨日、それこそおすそ分けに預かった今シーズンの初物(あくまで個人的に)は、固すぎずしゃくしゃく歯ごたえと優しい甘味でありました。

剥くのも久々やなぁと包丁を握っていたのは、約3週間ぶりに店番に入った大正駅前にぎわい拠点です。

1年以上慣れ親しんだ場所ではあるけれど、久しぶりに来るとちょっとした変化を見つけたりします。

POPやね

道路に出す看板がリニューアルされていたり。
この8月から、私と交代でにぎわい拠点の担当になった協力隊員はアーチストで、POPや営業日カレンダーを始め様々なものを素敵に手作りしていますね。

芸術センスはもとより、作業の丁寧さが自分とは大違い……なんか、去年1年間、私が担当しちゃってすみません(白目)

変わるもの、変わらないもの

ギャラリースペース(物置という意見は受け付けません)へ続く扉には、十和・大正の持ち回りで毎秋開催されるイベント、西部地区産業祭のポスターが。

どっかで見たようなキノコも

11月19日の日曜日、昨年は大正中学校が会場でしたが、今年は十川小・中学校の体育館とグラウンドで開催されるそうですん。
自分はあいにく出張と重なって行けませんが、見るだけも楽しい立派な農産物の展示・販売や、バザー、こども向けのゲームや美味しいモノの出店が多数出るのでオヌヌメですよ。

ほんで、扉を開けた先の部屋(だから断固として物置じゃないって!)には、謎の表示板が……

EXIT


んんん? どっから拾って来たの? 

しかし廃棄品にしては妙に綺麗……。

しばらく首をひねり、ようやく合点がいったのは、今年3月で任期を終える予定の先輩隊員の計画です。
かねてから「大正でゲストハウスをやりたい」という野望を抱き続けているお方、きっとこれらもその施設のために使うのでしょう。
(って、本人に確認とっていないので、別の人のもの、他用途のものかもしれませんが)

変わらないようでいて、少しずつ、変わっていく。

こういうところにこそ、時の移ろいを感じたり。

で、早くも10月も終わりかぁ、1年前の今日は何をしていたんだろう? と携帯のアルバムをクルクルやってみれば。

あらま

なんと、同じく雨のにぎわい拠点で1日を過ごしたようで……。

私は、変わらないのかしら?

いえいえ、あまり大っぴらにしていないけれど、【ぼつぼつ】変化の兆しです。
(老けたし)

てんで、本日の高知ことば【ぼつぼつ】は【そろそろ】【ゆっくり】という意味で使われる幡多弁です(ぼちぼち、に近いのかな)。
 例)あまり遅うなってもあれやけん、【ぼつぼつ】出よか。

ほんじじゃーに

2017年10月27日金曜日

【すったい】だれた

*本日、生きた証*
 日中:なべ鍋ナベ振る舞い
  夜:或るバイト

グツグツです

どもども、たっちーです。

ふさげてますか、裂け目。
ことわざや慣用句の類を見るたびに「昔のひとはよく考えたなぁ」と関心するのですが、時々納得の行かないものもあります。
例えば「割れ鍋に綴じ蓋」なんて、確かにこの人はあの人にしかどうしようもない、というカップルもいますが、だったら現代ほど未婚率が高い訳はなかろうにとか。
そもそも割れないダイヤモンドコーティング? あるいは蓋が自立式?

鍋といえば。

山形県では、夏場の河原で盛大な芋煮パーチーが開催されるそうですが、日常生活であれほど巨大な鍋を使うことはあまりありません。

が、本日は。

さーいくで

給食のおばちゃん気分で朝からグツグツとやっておりました。
(なお綴じ蓋はあるが鍋は割れていない。)

なにかって?

県内でも歴史ある人気のグルメイベント・フェスティバル土佐 第46回「ふるさとまつり」出店のためでございます。

懐かしい味でふるさとの良さを思い出してもらうべく、高知の市町村・団体が自慢の特産品をしょって、鏡川河畔で3日間がっつり屋台を出すのです。

わいやわいや
そのうち、各市町村から「ふるさと鍋」と題しご当地鍋を販売する一企画があり、例えば梼原町のキジ汁だとか四万十市のツガニうどん汁だとか。

四万十町は、地域おこし協力隊が何かやってちょ!

って頼まれたら、やるよねぇ。

呼ばれる限りは飛び出しますよ、そういう性分です大抵が。

渾身の

試作に試作を重ねて誕生いたしましたのは、「四万十ポークの塩生姜鍋」であります。

窪川の人気焼鳥店「古梵」とコラボして生まれた一品で、噛めばもちもち甘味と旨味の沁みだす四万十ポーク、四万十産の生姜とニラに、もやし・にんじん・ゴボウ・ネギを加え、生姜の風味がほどよく聞いた特製の塩出汁で煮込んだもの。

これがですよ。

召し上がれ

ウマいんすよ、申し訳ないけど。
食べていない全ての人に大きな声で「ごめんねごめんね~」と叫びたいぐらい(誰のネタだっけ?)。

具材のすべてから良い味が溶けだしているのは間違いないけれど、出汁のベースとなるこの秘伝の塩だれがとにかく素晴らしいの一言に尽きます。

だからー?
お待ちどーさん

もちろん、祝☆完売ですよん。

9時半頃に販売を開始、13時には毎度ありがとうございました!

てな具合で、旨いウマいとリピートしてくださる方や、「持って帰りたいからこれに入れて!」とタッパーを差し出される方も続出、いやぁ良かった。

サクサクアゲアゲ

しかし大誤算は、ヒートテックにカーディガン、裏ボアのパーカーという万全の防寒対策で臨んだところ、まさか気温が23℃になるとは……

半端なく寒がりの私でも、暑さでヘロヘロですよ、もう。

ひととおり片付けが済んでから、腹ごしらえに行ってきま~す! となった時にも大分力尽きているし、狙っていたものはやはり人気で売り切れていたりして、さらにガッカリ。

そんな私の目に留まったのは。

おっ

粉もん × 揚げもん が生んだ最高傑作のひとつ、

ホカホカや

カレーパンマン様である。

カロリーと糖質・脂肪の権化であり、その3点ではアンパン・食パンなんぞ戦いの相手にもなりませんわな。

南国市のパン工房「フォンティーヌ」さんの米粉のカレーパンは、あつあつサクサクトロっとスパイシーで空腹に沁み渡ってゆきました。

が。

しかし。

だ。

こうしたイベントには大概慣れてきたはずなのに、今日の疲労感たるや一体どうしたことか。

いや、正確にはここ最近、寝ても寝ても抜けきらない疲労感の蓄積がドーンと来ている状態といえましょうか。

トシ? 

※本文とは関係ありません


そうかも! だって芸能人だって年齢に抗えない人多数いるじゃない。
(携帯のデータを整理していたら、急に上のスクリーンショットが出てきたんですが、どういう流れで保存したの? そもそも、なぜ私がこのワードで検索かけるの? もう記憶すら曖昧さ……)

あんまり悲しくなったので、つい母にボヤキのメッセージを送ると、「鹿児島弁で【すったい】だれた」やつだね~と慰められました。

てんで、本日は鹿児島ことば【すったい】は「だれる(疲れる)」とセットで【すっかり】【とても】という意味でつかわれる薩摩弁です。
 例)朝から立ちっぱなしで【すったい】だれた、、、、

【だれる】が【疲れる】を意味するのは高知と同じなので、恐らく西のことばなんでしょうね。

ほんじゃーに!


2017年10月26日木曜日

【すま】ステ?

*本日、生きた証*
 AM:じじじーむ
 PM:スイーツ大作戦
    ふるさと鍋大作戦

つつ・うらら

どもども、たっちーです。

気が利いてますか、セレクション。
旅行や出張で町外・県外をウロウロすることの多い身ですが、一番困るのは東京・横浜⇒四万十町のお土産選びだったりします。
ちょっとばかり洒落たお菓子はあるっちゃあるけれど、よほど「羽田限定」などでなければチョコクッキーなんてどこでも作れるし売っているものですしねえ。
四万十/高知をはじめ、美味しいものやその原料は地方にこそ溢れているから、食べ物は地方発には敵いません。

お土産といえば。

この8月からデスクを役場の本庁舎に移すと、在籍する職員さんも大正支所より多いこともあってか、よく全国各地のお土産をいただきます。

ぐんぐん群馬

2014年のゆるキャラグランプリで優勝を飾った人気者・ぐんまちゃん型、パッケージにもドドンと顔が載っていたら、地元素材を使おうが使わまいがインパクトはバッチリですな。

やっぱり四万十町にもご当地キャラいたら良いと思いますが、誰か。

ほんで羽二重餅って有名だし、もちろん何度も食べたこともあれど、そういえばどこのだっけ? すぐに思い浮かばない。

よりどり、みどり

調べてみると福井のお菓子、羽二重織りの生産が盛んだったからとは知らなんだ。
そういえば福井、富山はまだ行ったことがないので印象が薄いのでしょう。

そして夜のお菓子たる、うなぎパイの地位よ……

こちらも調べてみたら、"真夜中"のお菓子「うなぎパイV.S.O.P.」なるものも存在、その名の通りブランデーに、マカダミアナッツ、ゴマ、生クリームに牛乳と通常のうなぎパイよりもリッチな素材をふんだんに使用しているそうな。

ちなみに最近、ヒットしたご当地ものはこちら。



「ズドーン」こと「五葉山火縄銃鉄砲隊御用達・どん菓子」。

帰省中、有楽町にて開催されていた東北応援フェア(的なイベント)で、甲冑を来たお兄さんの熱いPRに心を打たれてゲットしました。

岩手県住田町の若者による合同会社が開発、地元産のお米と大麦が原料の、いわゆるポン菓子に焼きもろこしや黒胡椒といった個性的な味付けをしたもの。
何でも、奥州伊達藩の武力を担った日本一の火縄銃が産まれたのがこの五葉山で、機械に入れた原料が圧力を加えられて弾けた時、火縄銃のような音が出ることからこの名付けになったそうです。

元々ポン菓子は大好きですが、このきな粉味っちゅうのがほのかな甘みと香ばしさで、素晴らしく美味でありました。

其の名は。

そうそう、ズドーンについて調べていて初めて知ったのですが、「ポン菓子」って全国共通ではないんですね。
「ズドーンに加えて、どん菓子、なんてふざけちゃってぇ」と思ったら、北海道や東北ではそうとも呼ぶらしく。

米はじき、爆弾、なんてのもあるそうですが、あなたの地元えは何と呼ぶ?

自分は、赤いフィルムで人参型に包まれた駄菓子でお馴染みだったせいで、昔は「にんじん」と認識していました。

その当時、あまり人参が好きでなかったせいで、中身は好きなのにどうしてもお菓子に手が伸びなかった記憶があります。

好きなのに、といえば。

ほっかほか

"具"は大好きなのに、丼ものになっているがゆえに中々手の伸びぬメニューが多すぎて、我が人生はかなり損しているだろうと気付かされた一品があります。

先日、恐らく人生で初めて口にしたであろう、天津飯です。

何これうまー。

そりゃそうでしょうね、卵もあんかけも好きだもの……作ったのも、お客のリクエストに何でも応じる「呑んで家」のご主人だもの。

うーん、誰か「天津」作らない? 

自分で作って食ってろい! っちゅう話で、こんな阿呆なリクエストをする奴は日本の【すま】を探してもそうそういないでしょうな。

てんで、本日の高知ことば【すま】は【隅】という意味で使われる幡多弁です。
 例)【すま】の方もちゃんと履いちょってやー、すぐほこるけんね。

ほんじゃーに。

2017年10月25日水曜日

【とっぽこき】やな

*本日、生きた証*
 終日:京都

すいーとはーと

ど、も、たっちーです。

コタツですか、アイス。
夏場に鍋料理を食べようとは滅多に思わないけれど、アイスならば季節を問わず毎日でも食べたくなるので不思議です。
ちなみに常識外れの冷え性である自分は、現段階で寒さに音を上げております。
いよいよ、ひきこもりシーズンが本格化。

アイスといえば。

先日、名前は知っていたものの入ったことのなかった「コメダ珈琲店」を訪れ、看板メニュー「シロノワール」をいただきました。

ミニバージョンです

湯気の立つあつあつデニッシュの上に、ひんやりソフトクリームが乗っかったデザートは、40年以上の歴史があるそうで。
名古屋発祥のご当地喫茶店が、全国区になる後押しとなった不動の人気メニューというだけあって、確かに美味でござった。

ちなみに11月より期間限定で「小倉ノワール」なるものが登場するんだとか。
特製小豆あんとイチゴソースがたっぷりかかり、名古屋らしさ満点すなぁ。

そうそう、小豆。

ふむ

先日、ひょんなきっかけから、初めて自分で小豆あんを炊きまして。

一番手と暇のかからなそうなレシピを選んだとはいえ、予想よりもはるかにお手軽、今後もし和菓子を作る機会があれば餡から自分でやろうと思いました。

かため

一般的に(?)市販されている餡はどうにも、甘すぎてげんなりするのですが、手作りなら好みに合わせて砂糖は調節できますからね。

神様のさじ加減

甘さといえば。

最近はやたらと世の中がハロウィン、ハロウィンと賑やかでえいこと(もちろん皮肉たっぷりに)、仮装には全く無関心な自分が興味あるのはスイーツだけ。

もともと非常に信心が薄くて、クリスマスにケーキを食べたのちに年越しに除夜の鐘を聞き、神社へ初詣に行く、ある意味典型的な日本人であります。

加えてそういった行事ごとに限らず、建物/スポットとしての神社仏閣に魅力を感じるたちなので、観光の際に時間があれば足を運びます。


撃ち抜いちゃうぜ

で、神社ならばアトラクション気分で季節に関係なく、おみくじを引きます。

先日訪れた、高松の何かと盛りだくさんな田村神社では、矢に括りつけられたおみくじを読んだ後は「交通安全」や「商売繁盛」など強化(?)したいポイントの的の指すことができまして。

ザッツ☆エンタテインメント! そりゃあ引きますよねえ。

が、結果的に出てきたの「小吉」だったりすると、リアクションに困るというね。

いっそ凶なら「まじかー!」と笑えるのに、そこまで悪くはないし、かといって特別もよくもない……うーむ。

うん

願望:至誠の心で事に当たれば万事解決し 叶います
 待人:誠心が通じ、来ます
 病気:信神専一にすれば癒る
 訴訟:誠心を尽せ 勝ちます

ええと、裁判に出る予定はないけれど、ポイントは「誠の心」のようですね。
【とっぽこき】になったらアカンちゅう事で。

てんで、本日の高知ことば【とっぽこき】は【大言を吐く人】という意味でつかわれる土佐弁です。
 例)あいつ【とっぽこき】やき、どうせ大したことはできんろ。

ほんじゃーに。

2017年10月24日火曜日

【なっちゃじゃない】けど

*本日、生きた証*
 日中:お尻に根っこを生やす活動
  夜:或るバイト

路に関する一考察

どもども、たっちーです。
あなたも来るんですか、22号。
自分の記憶にある限り久々の11月の台風は、列島に大きな爪痕を残してゆきましたね。
鹿児島、高知、和歌山はしばしば直撃をくらうことでお馴染みですが、大阪や奈良、東海なんかにあれほどの被害をもたらすとは予想外でした。
台風一過、すっかり秋晴れで冷え込んだ週明け、いよいよ冬の足音かと思えばなんと後続ができているではないですか。
ただでさえ秋のイベントシーズン、わざわざ週末に来んでもえいのに……大きな被害がでないことを祈るばかりです。
台風といえば。
前日からえらい雨が降り続くなぁ、今度こそ四万十川・吉見川はやばいんではないかと心配していた21号ですが、雨量は前回ほどではなかったのが氾濫危険水位にも達しなかったようです。
一ヶ所で降る空を単に眺めるだけではわからんもんだなぁ、まぁ被害が出んにこしたことはないと思っていたけれど、今日四万十川を見てみればやっぱり水位は上がっています。

増えてるねえ
沈下橋の橋脚が大方使っている光景を前にすると、流される前提で欄干を作らなかった先人の気持ちは大いに理解できる気がする。

なんにせよ何億後年先の宇宙を調べられる現代においても、お天道様のご機嫌は中々とれんものなのですね。
さて今日は大正で絵本の読み語り活動のため、朝からroute381をぶるるいっと飛ばしておったのですが、改めて感じたこと。
やっぱり多いよ、無人の販売スタンド。
イラスト付きも多々

むろん、神奈川県でもちょっと畑のある方に行けばたまにありますし、特別珍しいものではないのだけど、それにしてもよく見かける気がするのです。

主には野菜、果物、お花が、高くても新高梨の1000円までの品物が並べられ、値札に書かれた金額を箱に入れるシステム。

頻出スポット

この辺りでは『良心市』として親しまれているけれど、他県ではどうなんでしょう?
とにかく、よくつけられた名前ではないですか。


気持ちをつなぐ 

だって、全ては買う人の良心に委ねられている取引でしょう?

良心には良心で返す

監視カメラがつけられている訳でもなし、ぶっちゃけ一銭も払わんずつモノだけ持って帰るなんて容易いのですから(目撃者たる通行人もまずおらんし)。

が、まともな精神の持ち主ならば、すなわち良心があればそんなことはまずできないよね? ちゅうお話です。
こうしたシステムの販売所が至るところは、それだけ人間関係が"信用"によって成り立っている、また信用を失ったら何もできなくなる社会の証だと言えましょう。
もっとも、『貨幣』自体が信用のもとで成り立っているシステムなのですけどね。
こちらの方にとっては、良心市の立ち並ぶさまは【なっちゃじゃない】光景かもしれませんが、外から来た人間には色々考えさせられるものだったりもするわけです。
さて、そんな高知の【なっちゃじゃない】風景を長年に渡り記録し続けた写真家の個展が今週末より、香美市立美術館にて開催されます。
必見!

撮影したのは四万十町で写真のたけよしを営むご主人・武吉孝夫さんで、窪川高校の課外授業「しまんと未来編集会議」のプログラムに必要となった、昔の窪川の街並みの写真を多数ご提供くださったお方です。

報道写真のようにドラマチックな要素のない日常の一場面を納めた、300点を超す貴重な作品群。
会場は四万十町ではないけれど、会期は12月17日までと結構長いので、ぜひ足を運んでいただきたい。
もちろん私もお邪魔させていただきまっせ。

てんで、本日の高知ことば【なっちゃじゃない】【なんちゃあじゃない】は【何てことはない】【くだらない】という意味でつかわれる土佐弁です。
 例)おまさんにとっちゃ【なっちゃじゃない】もんかもしれんけんど、俺にとっちゃお宝ぞ、これは。

ほんじゃ、に。

2017年10月23日月曜日

【ずずくり】よる

*本日、生きた証*
 日中:じむ・ジム・NOT GYM
  夜:谷干城ミュージカル練習

米好きでなかろうが

どもども、たっちーです。

すきですか、ごはん。
日本語の「ごはん」がもつ意味は概ね二通りあって、ひとつは「食事」(食べ物全般)、もう一つは米、すなわちライスです。
日本語を母語とする人には大抵、文脈で判別可能ですが、外国語として勉強する人は戸惑うかもしれません。
例えば「ごはん、いる?」の質問も、午後から家を出る時にお母さんから言われたら「夕食を家で食べる?」でしょうし、焼肉をオーダーする時ならば「ライス頼む?」でしょう。

それだけ、日本人の食事と米が密接に結び付いているとのことですな。

てんで、ライスとしてのごはん、すきですか。

可愛いね

すきですよねぇ!
 
すいません、正直(現代日本に生き、かつ偏食のワタクシは)お米がなくても生きられるタチですけれど、やっぱりニッポンは米だもの、”ジャポニカ”なんて名前につけちゃうくらいですもの。

そんなお米は四万十町の特産でもありまして、町内最大のイベントの名前も「米こめフェスタ」ときたもんだ。

11月なんてまだまだ先よう、と思っていたけど気づけばもう2週間切っている、おっとろしや。

それはともかく、米以外にも窪川ポークや生姜をはじめとする特産物をこじゃんと使ったメニューがずらり、屋台に並ぶわけですが、その一つにプレミア料理があるのはご存知かしら。

お得チケットぉう

四万十町出身、今はお街でオシャレ料理を提供しているシェフが監修した限定メニューでございます。

今年は、窪川ポークをメンチカツレツ〜生姜風味〜(〜を使いたかった気分)に、塩漬けにしたんを豆や野菜とで贅沢なスープに、ほんでプリンとジンジャーエールがついて1000円なんだって! 

得やがな。

豪華でえいがって

ちなみに、スープはガルピュールっちゅうオフラーンスの料理らしい。 絶対覚えられないけど。

数量限定ゆえ気になる貴方は、にぎわい創出課(0880-22-3281)までテルTELテレフォン、前売りチケットゲットですよ。

お値打ちめぬーは、まだあるのだ。

プレミアチケットぉう

天然の! うなぎ! うなちゃん! 

こいつも、まさか1000円でよ!

えい、なんだ、別にハイテンションなわけではないのに喧しいな今日は!

ビックリマークの威力たるや、頻用すると単に鬱陶しいですね。

なお裏情報(?)によると、サイズとしては「ミニ丼」だそうですが、手長海老の揚げたんまでのっちゃうらしい。

おじょうひんでした

さて話をオサレに戻すと、オフラーンス料理は結婚式で食べるぐらいしか縁がありませんが、麺好きとしてはやはりイタリア〜ンは定期的に食べたくなります。

わふわふ

牛蒡と鶏肉がゴロゴロと入ったトマトパスータ!

とか、

あら素敵

あれこれ楽しみたい欲張りにとって、タコの煮込み乗っけちゃったブルスケッタ含む前菜の盛り合わせなんて……たまらんやん……。

あれえ、なんか今日ずっと食べ物の話ね。

ちなみに、上記絶品メニューが食べられるのは土佐町の名店「オンベリーコ」さん。
ランチでも予約しなきゃ入れないことも多い超人気店です。

くれえむぶりゅれ、と、ぴすたちおあいす

ランチでプラスするデザートにしてもクオリティが高すぎる。

あぁ、こんなだから、高知へ移住以来まんまと【ずずくって】きているのよ。

てんで、本日の高知ことば【ずずくり】は【ずんぐりむっくりしている状態】のことをいう幡多弁で、【ずずくる】で【太る】になるそうな。
 例)おまえ、しばらく見んうちにえらい【ずずくり】よって、どうしたが?

ほんじゃーに!