2017年11月7日火曜日

【こさい】じゃろ

*本日、生きた証*
 AM:窪川小学校の授業にお邪魔
 PM:事務さぎょーぽちぽち
   夜:或るバイト


アメリカンサイズ?

どもども、たっちーです。

婿ですか、マスオ。
サザエさんの両親(波平/フネ)らの家に住んでいるためか、彼は婿養子のように思われがちですが姓は「フグ田」、すなわちあくまで二世代同居です。
バブル期には彼のような男性の存在が「マスオさん現象」と呼ばれたそうですが、嫁vs姑よりも舅vs婿の方が確実にトラブルは少ないでしょうし、家族形態としてアリですよね。
ただ、マスの子どもがタラオって、どちらかといえばイクラじゃないか……え、実は複雑なカンケイ?
何であれ、タラちゃんは娘(タラコ/明太子)しか持つことが許されないぞ。

明太子といえば。

君は斯様に巨大な明太子を見たことがあるか!

ででーん

ない!

しかもこれ、ひと腹ですらないの、半分なの。

これが卵って一体親はどんなんよ。 ほんとにタラなん?

まぁ何であれ、魚卵を愛してやまない人間にとっては美味けりゃオールオッケー、それでいてデカいなら万々歳である。

てんで、バーナーで表面が白くなるまで炙っていただこうではないか。

炙りーぬ

むは。

うめ。

見かけによらず大味ではないわ。

この塩気と辛味のバランスが絶妙のプチプチは、ご飯の友以上に酒のアテとして開発されたに違いない……。

で、でも昨晩は飲んでない、飲んでないよ。

開店しまった

で、こんな珍味中の珍味が提供されたのは、久々(でもないか)に開店した下呉地の食堂でございます。

ここはコウタケやネズミデといった山のもの、ツベタカやナマコといった海のもの、ウナギの肝焼きなんて川のもの……高知/四万十の珍しい食材があれやこれや食べられる魅惑のグルメワールドですが、もちろん変わったものだけでなく、誰しもが喜んで手を出すようなお料理もでます。

ぷりぷり

今宵のメインディッシュは、週末に獲れたという真鯛ちゃん。

ぷりっとした身と、炙られた皮の歯ごたえに、釣れてからしばらく寝かせたことで増した旨味がたまりません。

んふー。

刺身が美味い、そして店主の腕もいい、ちゅうことは。

贅沢や

煮つけもまぁ、間違いないですよねぇ。

しっかり味がしみているけれど、甘すぎず、辛すぎず……鯛の身から出た旨味がまた豆腐と野菜に絡んで……うはは、なんかもうすいません(何が?)

東京でこんなのを食べようと思ったら、いくら出さなくてはならないかと思うと、やっぱり四万十って大変にゼイタクな田舎と言えましょう。

オイチイ匂いは何処から

で、こうした美味いもん祭りは”食テロ”として同時多発的に勃発しているからまた、タチが悪い(太る、飲みすぎる、体が一つでは足りないって面でね)。

例えば、四万十町は仁井田にある「ゲストハウス40010」さんで行われていたという情報が入ったのは、パエリアパーチーであります。

ほやほーや

パエリアは”パエージャ”とも呼ばれ、大きな鉄鍋でお米を肉や魚介類・野菜と炊き込んだ一品で、スペイン料理の中でも人気が高いですね。

で、なぜここで? かといえば、日本パエリア大会(そんなものあるのね)で優勝した経験を持つ「バレンシアパエリア協会」公認の伝道師2人が、東京を皮切りに全国47都道府県でパエリアを作りながら日本一周しちゃお! ていう企画なんだそう。


えいにゃあ

お隣・津野町は大野見の七面鳥(ターキー)や、わが町の「土佐ひかりCDM」さんの卵(情熱のろべると)とニラをはじめ、チャーテや芋といった地元の食材をふんだんに使い、素材本来の味を生かすことで、味付けは塩のみなのにたいそう味わい深かったそう。

鍋に焦げ付いたところを【こさいで】食べるのが美味いろうねえ……あたしゃ米食わんけんどオコゲは好きよ。

てんで、本日の高知ことば【こさぐ】は、【削り取る】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)目離したらあっちゅう間に焦げ付きよって……フライパンの底、【こさいで】洗わにゃ。

ほんじゃに。

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