2017年11月5日日曜日

【なば】ならね

*本日、生きた証*
 終日:米こめフェスタでコスプレ祭り


毎年人気の

どーもどーも、たっちーです。

イキイキしてますか、中高年。
「あれから30年」で50代以上のおばさま方のスターとなった綾小路きみまろ氏ですが、今の日本で一番元気があるのはやはり中年以上だと思います。
金もあるし、時間もあるし、若モンなんか長時間労働してもろくに貯金もできず、将来は年金ももらえないに等しいのに……。
まぁ、日本/地球がいつまで存続するか分からん世の中ですから、先のことばかり気にしてもしゃあないのですけど。

イキイキといえば。

四万十町は大正の秘境、もとい魔境として知られる下津井集落では、それこそ50代以上のおかみさんたちが地域を盛り上げようとチームを結成しています。

風が強かった

その名も、「下津井いきいきやる鹿な猪(しかない)」。

普段から、お弁当の注文販売などを受けていますが、主な事業は年に2回の郷土料理バイキングです。

四万十町中央ICから1時間は運転せねばならぬ場所にも関わらず、旬の食材を使ったおふくろの味を格安で楽しめるとあって、なんと200人以上のお客さんが訪れるのです。

だいぶなくなったあと

毎度、地域おこし協力隊が会場設営やホールスタッフのお手伝いとして伺うのですが、今回はおかみさんたちに欠員が多いとのことで、調理スタッフを依頼されました。

免許皆伝には

私が預かったお役目は、このバイキングの名物料理として大人気の「小萩揚げ」係です。

小萩さんという小柄で可愛らしいおばあちゃん秘伝のゴボウの天ぷらは、カリカリでちょっぴり甘く、噛めば噛むほどコクが出てきます。

じゅわー

かっぱえびせんどころではない、THE☆やめられない・止まらない味。

出来はどうかな

ちょうど昨年の今頃、そのあまりの美味しさに小萩さんの自宅へ押しかけた私が、その作り方を教わったもんで、本家が不在の今回はあんたどうにかせい! と任務を課されたわけですな。

てことで、朝7時から5時間近く揚げ物をするという……き、貴重な経験でした。

隣では芋天が揚がる

スナック大好きの自分でも、さすがにずぅっと油の前に立っていたら、昼を過ぎる頃には味見もご遠慮するほどに酔ってしまいました。
いやぁ、プロの揚げ物屋さんはすごいっす、改めて。

やっぱり一番は

てことで、ほとんどを厨房と洗い場で過ごしてしまったために、にぎわっている写真をあまり撮れなかったのが心残りでしたが、チラチラと見えるお客さんたちの顔には満足気な笑みがあふれていたので何よりです。

これでも人が引いたあと

想定以上にガンガン消費されていくお料理、出してもたちまち空っぽになる大皿にスタッフ一同てんてこ舞い……ではありましたが、お客さんあってのバイキングですからね。

11時半のオープンに先駆けてお客さんが行列を無す、というのは大変有難いこと。
都会の人は、こんな奥地までよう行くなぁ、と思うかもしれませんが。

何より、あの"まったけ"の御飯が1000円で食べ放題となれば、そりゃあわざわざ行きたくもなりますよね。
これだけのお料理、都内だと2500円はくだらないですよ。

目玉

何せ秋ですもの、こちらは松茸はじめ様々な【なば】を楽しめますから。

てんで、本日は高知……に限らず、西日本では広く使われているらしい【なば】は【きのこ】という意味で使われる方言です。

ほんじゃーに!

0 件のコメント:

コメントを投稿