2017年11月27日月曜日

【しゃっき】しゃき

*本日、生きた証*
 終日:KUZU

BARBER

はぁ、たっちーです。

バーバですか、パパ。
他人の「比喩表現」に注目するのは面白いもので、例えば、立派な顎をスタンダード(?)に「猪木」といえばあまり流行に敏感でなく、「クッキングパパ」といえばそれなりに年がいった漫画好き、「カイジ」ならギャンブラーかなぁとか。
が、その語源「barbe à papa(パパのヒゲ)」はフランス語の「わたあめ」なのに、実際にあのお菓子を「バーバ・パパ」みたいという人は滅多にいませんね。
オバケにしか見えないから?

わたあめといえば。

マシンさえあれば、簡単に作れるものだと思っていました。

いつも以上にぶれた

が、そんなことはないんですねぇ!!!

それこそマシンによるのかもしれませんが、考えたようには全くもってできない。
穴から吐き出される飴はフワフワと舞い上がり、プラスチックのガードから飛び散って我々の腕を白く覆っていく……

大体、取り扱い説明書もないので、一つつくるのにどれぐらいザラメを投入すれば良いのかも判然としないし、 割り箸にうまく巻きつける方法も知らなんだ。

免許皆伝

しかも、スイッチONするとガガガガァっと唸りながらテーブルを揺らして恐怖感を煽ること地震の如し……なに、極めて優しい/易しいお菓子だと思っていたけれど実は攻撃的なの?

イベントも終盤に差し掛かる頃には、「うまくなったね」とスタッフのおんちゃん・おばちゃんからお褒めに預かったけれど、いやぁ案外奥の深いものですわ、こりゃ。

ちなみに「形でなく量で勝負!」てことで、縦30cmほどのサイズを50円で販売したところ子どもが大喜び、予想外の売れ行きを記録しましたとさ。

うれしいね

さて、どうしてわたあめに苦戦していたかといいますと。

大正中音楽部はこちらでも大人気

大正は大奈路地区で行われた「おおなろふれあいフェスタ」に、協力隊がお手伝いとして参加したためであります。

初めての試みということで、主催する地域の方々も、応援する役場の職員さんや我々も手探り、その上あいにくのお天気で客足も心配されました。

叩いてかぶって
じゃんけんぽん

が、老若男女たくさんの方々が訪れ、会場の旧大奈路小・中体育館は大にぎわい。

うどんや揚げたこ焼き、ホットサンドや寿司類・お菓子の販売、福引やフリーマーケットなどの出店のほか、四万十川とどろき太鼓や大正中音楽部FPJO、スイートコーラスの皆さんがライブ演奏で盛り上げてくれました。

我々協力隊はわたあめの販売に加え、スカットボール(得点の書かれた穴にボールを入れるゲートボールのようなもの)と輪投げのゲームでにぎやかし。
得点に応じてお菓子やおもちゃなどの景品をご用意しました。

はまってるね

得点設定の難易度が高めでしたが、それがかえって子どもたちのチャレンジ精神に火をつけた模様、納得のいく結果が出るまでお金をつぎ込む子も多数。
「この子、将来絶対ギャンブルにハマっちゃうよ……」と心配になりつつ、楽しんでいただけたなら何よりです。

大奈路地区に限らずどこも少子高齢化の著しい四万十町ですが、イベントに足を運ぶじいちゃん・ばあちゃんは皆【しゃっき】、まだまだしぶとく地域を盛り上げていきますよ。

てんで、本日の高知ことば【しゃっき】は【しっかりしている】という意味で使われる土佐弁です。
 例)うちのばぁ、えい年やのにまだまだ【しゃっき】よ。

ほんじゃーに。

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