2017年11月10日金曜日

【どてらい】好きさ

*本日、生きた証*
 日中:OSHIRIに根が生える
  夜:BARBARBAR

くんかくんか

どもども、たっちーです。

群れてますか、カメムシ。
鳥や虫など、特定の生物が大量発生するような現象が起こると、やれ「大地震が起こる」とか「大雪が降る」などと言われますね。
で、高知(ほかニュースによれば九州など)で今年の夏にひどく目立ったのは、近づくと皆が顔をしかめる、カメムシちゃんです。
とにかく夜、灯りに引き寄せられたのであろう緑の大群が、コンビニのガラスにびっしりとひっついているのを見ると、何の前触れ云々ではなくひたすらキモチガワルイ。
スギやヒノキに卵を産む彼らの数は、その年の花粉の飛散量と関係するようですね。ぐへ。

カメムシといえば。

見た目より何よりあのニオイ、どうとかならんものかと皆思いますよね。

が、それと同じ成分で強烈な香りを発しているにも関わらず、近年日本でポピュラーになりつつある南方系(?)の野菜がありまして。

ぱくぱく

ぱくぱく、パクチー!

まさにこのニオイのために、好き嫌いが極端に分かれる葉っぱですが、ベトナム・タイなどの料理を愛する私はもちろん、大好きです。

最初に対面(?)には、さすがに「うっ」となったか否か、実はあまり覚えていなくて、気が付くと当たり前のように食べていた……そんな不思議な東南アジアっ子、実は四万十町でも作られているんですYO!

今年度で卒業する予定の先輩協力隊員が経営する「エスニックファーム」では、パクチーや空芯菜をはじめとした、高知ではちょっと珍しい野菜を中心に「無農薬」と「無化学肥料」にこだわって栽培、出荷しています。

昨日初めていただきまして、サラダにしてわっしゃーと食べました。うめ。

ちなみに昨晩は、全く違った香りも楽しんでおりました。

かほりの王様

秋、香りを楽しむ代表的な食材といえばこれ、まったけ様でございます。

粉末のお吸い物でお馴染みになってこそいるけれど、やっぱり本物は(私の鼻のレベルだと大方気分によりますが)違いますわ。

鯛からもまた、えい出汁が出てるもんで、たまりません……。

デンエンカイキのススメ

しかしまあ、本当にくどいようですけれど、高知に移住してからというもの、その食生活の充実ぶりたるや……。

釣れたての魚、珍しい貝、豊かな自然のなかで育ったお肉、野菜、果物……

同じものを食べようと思えば、確かに東京でも可能かもしれません。

が、きっとかなりのお金をかけて(着慣れないちゃんとした服を着て)、敷居の高い店の暖簾をくぐられねばならないのではないか。

時折戻り、いっちょまえの値段で提供されている料理が正直、期待はずれであるたびに思うのです。

てんで、田舎に来てみたくなったって?

いやいや、すでに田舎に住んでるけど、どっか別の地域にも行ってみたいって?

リリースしたお

そんな貴方にぜひ見ていただきたい、とんでもなくリアルな地方情報サイトが先日オープンされました。
全国各地の地域おこし協力隊が、自らの経験をもとにしてそれぞれのフィールドを紹介する、ずばり「協力隊のいるところ」です。

田舎暮らしを推奨する、特に地域おこし協力隊への募集を促すようなHPや情報誌って、自治体や企業がお金を出して運営されているものが多いこともあって、基本的には悪いことは書かれませんよね。

でも、ここは純粋に”協力隊による”サイトですから、利害関係ってのはほぼゼロに等しい、すなわち言いたい放題。
(もちろん、辞めさせられない程度に自重はします☆)

大正・下津井のメガネ橋

この夏四万十町にも視察に来てくれた、和歌山は熊野川町の協力隊員が発起人となってスタート、まだまだ記事は少ないけれどこれから徐々に増えていく予定です。

四万十町のページを書いたのは、もちろん……
(なお写真提供者と執筆者は別だそうよ)

協力隊への応募を考える人はもちろん、王道の観光コースではなく、地域に入り込んで素の魅力が知りたい! なんていう観光目的の方にとっても、【どてらい】役に立つ……かも?

てんで本日は和歌山ことば、【どてらい】は【すごく】【とても】のように程度を強調する副詞です。
 例)最近、野菜が【どてらい】高うて手が出んわー。

ほんじゃーにー。

0 件のコメント:

コメントを投稿