2018年2月23日金曜日

【むさんこ】あるで

*本日、生きた証*
 午前:じむさぎょ
 午前:けんしゅ

通信したい

はー、どうも、たっちです。

お世話になってますか、通販。
新卒で入ったのがECを主力とする企業であったにも関わらず、実は入社するまでそのサービスを使って買い物をした試しがありませんでした。
文系学生の中ではとりわけIT音痴だったわけでもないはず(自称)、なのにネット通販そのものをどうも信用しきれず、ネットではあまり買い物をしないようにしていたのです。
しかしそれでエントリーする方も、採用する方も、冷静に考えてどうかしてry

通信販売といえば。

スーパーだってコンビニだって、販売(サービス)をしてくれる人とは確かに対面するけれど、ほとんどの場合は作り手の顔が見えないのは通販と同じですよね。
なのにパソコンやスマホの画面上でポチッとやるだけで箱が届く、即ちお店まで足を運ぶ手間の少なさゆえか否か、妙な味気なさを感じてしまいがち……。

手にとるのは初

食と、その作り手を紹介する読みものがセットになった、"食べもの付き情報誌"こと「食べる通信」は一味違います。

全国37(2018年2月現在)にも及ぶエリアごとに発刊されていて、購読するとその時々の旬の農水畜産物や加工品が定期的に送られてくるサービス。
そういった"ご当地定期便"自体は特段珍しくないけれど、あくまで食べもの付きの"情報誌"と謳うだけあって、読みものが"同封のパンフ"の域を超えた作り込み方なのです。

そそられるわね

その食材を使ったレシピが充実しているのはもちろんですが、作り手のベストな表情を収めた写真をはじめ、ビジュアルに徹底的なこだわりが感じられます。

あなたのすとーりー

その他、例えば海藻だったらその誕生から収穫までのプロセスを図解するなど、生物としての食材への理解・知識を深める仕掛けがあったり。

分かりやす可愛い

子ども大人も楽しめそうですねえ。

ほんで何より、全体を通してストーリー性を際立たせることが意識されているなと。

買い手に目の前にあるこの食材が、どのような作り手の、いかなる想いのもとで、どういった手間をかけて届けられたのか……。
それまで、製品としてすでに出来上がったものを当たり前のようにスーパーで買って、当たり前のように食べていた人こそ、その裏側の物語が響くのではないかと思います。

やっぱこれ

むろん一番は、色々な食材が獲れる/採れるようなところで皆が地産地消できればいいのかもしれませんが、誰もができるわけではないのも事実。

だから、都市部の人にこそオススメのシステムなのでしょうし、これをきっかけに「この食材の産地を訪れてみたい」とか「自分も育ててみる?」、はたまた「移住もありじゃん!」なんて思ってもらえたら、いつか行動に移してもらえたら素敵ですねえ。

ま、うまいもんの産地に在住している私は購読しておりませんで(これだけ絶賛しておきながら)、サンプルの冊子をみただけですが、気になる方はぜひチェックを。

しょっちゅう買うこれも
気になってはいる

もっとも産地に居るといえど、普段家族や友人に買っていくお土産や特産物も、実際にはよく知らない作り手さんばかり……。

その土地に【むさんこ】ある美味しい食べものにはそれぞれの物語があるはず、ひとつ一つを丁寧に辿っていきたい衝動に駆られつつ、まぁとんでもなく途方もない作業だなぁとも。。。加工品含めたらなおのこと。
でもやりがいはありますね、間違いなく。

てんで、本日の高知ことば【むさんこ】は【ものすごくたくさん】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)ばあちゃんが今年もひがしやま【むさんこ】作ったけん、持って帰りや。

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