2017年1月6日金曜日

【あいさに】は、いいでしょ

こんばんは、たっちーです。

本当ですか、それ。
どれがだよ! という感じですね、いつもに増して謎な冒頭で恐縮です。
事実は小説より奇なり、とは良く言ったもので、思わず二度聞きしてしまうような話は意外と身近に転がっているもの。
ただでさえ、自ら毎日のごとくマヌケなネタを安定生産しているうえ、久々に会う人の近況を聞くと驚くことはたくさんあるんですなぁ。

働きたい(みくり風に)

本日はようやっと、2017年の仕事初めを迎えました。
良い加減、休みすぎて社会復帰が危ぶまれてきたところだったので、ちょうど良いでしょう。
とはいえ、その舞台はまだ四万十町ではなく、トウキョウ砂漠であります。
写真のビルは前々からあったものですけれど、東京駅周辺は三菱・三井といった大手デベロッパーによる再開発がガシガシと進んでおり、行くたびに景色が変化している気がします。

キンダイテキ、ダネ

さて、八重洲口から日本橋方面へ歩くこと約5分、オフィスビルの13階に上がります。
訪れたは、一般財団法人・地域活性化センターです。
その名の通り、日本の地域活性化を推進すべく、地方におけるひとづくり・まちづくり関連の活動を支援する団体で、全国の地方公共団体と民間企業が会員となっています。

おはつです

本日は、こちらのスタッフの方から地方創生に関わるセミナーや活動事例などの最新情報を直接伺えるとのことで、お邪魔した次第。
かなり直前でのお願いとなったにも関わらず、総務企画部・クリエイティブ事業室のご担当に加え、「四万十町から来ました!」てんで、高知県と高知市それぞれから出向になっておられるお二人ともお話しさせていただきました。

建物1Fには全国自治体の 情報コーナーも

いやはや、それはそれは濃厚な1時間半。
日本各地の地域おこしの取り組みや、キーパーソンに関する「プロ」の方々なのだから当然ではあるのですが、興味をそそられる情報が出るわ、出るわ。
高知や四国・中国にまつわることだけでも、何か一つのトピックが出れば「◯◯といえば、今度セミナー登壇をお願いしている××さんもこんなことをしていて……」と、ネタは数珠繋ぎに出てくるのです。

これ、行きたいなあ

記憶力が鳥どころではなく、しかも何においても専門性を高められていない私にとって、こうしてデータベースがまるっと頭に入っておられ、必要な情報を必要な時に取り出せる状態にある方々は心から尊敬します。

はっけん。

今すぐにでもお会いしたい! と思うような、四国・中国で活躍される伝説的な地域おこし人材が多くおられること、(もちろん全てに参加はできないけれど)魅力的な研修やシンポジウムが続々開催予定であることなどなど。

日頃、つい自分とその足元ばかりを見てしまいがちで、知るべき・知りたいことをきちんと拾う情報収集ができていなかったことに、改めて気づかされました。

47とどぅーふけん

ついでに、ここから徒歩すぐの「移住・定住情報センター」へとご案内いただきます。

一般的な移住希望者の相談窓口だけでなく、地域おこし協力隊制度に関する情報発信を行っていて、応募を考える人の疑問・質問はもちろん、現役隊員のお悩みにも答えてくださるとか。

相談ラウンジがあるよ

四万十町を知ってから引っ越しまで1ヶ月かかっていない私のように、移住に際して迷わない人は少数派のはず。
ちょっと話を聞くだけ、情報検索するだけ、でもウエルカムだそうなので、少しでも興味のある方にはオススメですね。

勉強するでよ

ほいで我がオアシス・大型書店へ向かい、引き続き地域活性化関連の書籍を漁ります。

ぬふー。

読みたい。読むべき。ていうかまだ読んでないとか大丈夫!? といった本ばかりで、好奇心が書き立てられる反面、池の水をスプーンで汲むかのような途方も無さに呆然としたり……

この先生の本は何冊目かしら

着任前は理論をかじったものの、移住以降はかなり実践よりで勉強が手薄になっていたことを反省し、理論と実践を両輪で回していかなければならないと思わされました。

ひとまず、16歳から地域活性化の最先端をひた走る木下先生の著作を選び、大正解。
あまりに面白くて、さすがにウトウトしませんでしたよっと。

で、全国各地のアンテナショップが密集しているスポットに来たのですから、どうせなら少々偵察して参りましょ。

ライバル(?)のひとつ

山口、山梨と併せて覗きましたが、圧倒的に賑わっていたのは沖縄県・わしたショップ。
店内を流れるエイサーの曲に自然と手を動かしておられるおんちゃんを発見、県出身者にとっても癒しのスポットになっている可能性大ですねえ。

まるっとな

もちろん、そのお隣の我が高知県のショップへも伺いますぜ。
四万十町の名産のひとつでもある芋けんぴは、ミレービスケットと並んで数種類が店内中央のスペースをどっかり 確保、さすがであります。

けんぴ天国

が、この時間帯にお客さんをよせていたのは、調味料や加熱用食品、そして生鮮野菜コーナーだった印象。
先月、有楽町・交通会館の入り口でブース出展をした際は、どちらかというとお菓子の引きが良かったので、同じ東京といえど時間帯と場所が異なると売れ筋も違ってくるのでしょう。

むむむ

「2階のレストランで使用されている商品!」というのは他の商品より格段に優位だよなあ、とか、高知も沖縄のエイサーみたいによさこいの曲をガンガン流して盛り上げてもいいのでは? などなど、純粋に買い物を楽しむお客さん目線で分析しました。

ご無沙汰はつづく

夜は、今回の帰省で最後となる旧友との再会です。
競泳選手をやっていた頃から家族ぐるみで仲良くしてくれ、もう20年近くなる付き合いですが、しばらく会わないうちにお互いの状況が相当に変化、またまたキャッチアップに時間を要します。

ちょっと変わった 、
けどお気に入りの店

とはいえ二人とも、年齢も環境も変わっても、やっぱり根本的には何も変わっていないことを再確認し、懐かしさと併せて「もっと成長してるはずだったのに……」というやるせなさが込み上げます。

わいがや

まぁ、お互い色々あるけれど、ひとまず健康そうな顔が見れ、ぎゃあぎゃあと騒げたから良しとしませう。
にしても、さすが金曜の夜の渋谷はどこも人が多く、この店もすぐに満席。滑り込めたのはラッキーでした。

ちなみにどうでも良いことながら、本日の読書兼時間潰しはどこのカフェにしようかしらんと迷ったのですが、何となくコーヒーの気分にはなりません。

キング・オブ・ジャンク

行き着いたはお馴染み、黄色いMの店。
なーんか【あいさに】、どうしてもジャンキーなものが食べたくなったりするんですよねぇ。

てんで、本日の高知ことば【あいさに】は【たまに】という意味で使われます。
 例)仕事が忙しいろうけど、【あいさに】ゃうちにも顔出しや。
高知に限らず、西日本では広く使われるようですね。

酔う

渋谷のスクランブル交差点みたいな人混みに来るのも、【あいさに】でいいや……

そして不健康な食生活は続く。

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