*本日、生きた証*
AM:死んだようなもの
PM:大正地域振興局にてアワアワ
GO!GO! 中村
長い長い鎖国状態にあった我が国へ、米国からやってきた黒船が「開けクニ!」とやってきたのは今から164年前、1853(嘉永6)年のこと。
さて、英語で博物館は美術館と併せて「ミュージアム(museum)」といわれますが、そもそもはギリシャ語の「ムセイオン(μουσεῖον)」、芸術と学問を司る女神(ミューズ)の神殿という意味だったといいます。
そうした語源を含め、紀元前3世紀に古代アレクサンドリアに建設されたというムセイオンから続く歴史を振り返りながら、「コミュニケーションの場」としての博物館・美術館の今とこれからを考えることのできる本と先日出会いました。
高橋裕行「コミュニケーションのデザイン史」は、博物館・美術家だけでなく、地図や本、学校や手紙(通信)といった様々なメディアの軌跡を端的に解説しながら、メディアを通じて人々が行ってきた「コミュニケーション」とは何か、それが未来においていかにデザインされていくべきか……と問題提起をしています。
タイトルを見て気になり、町立図書館でリクエスト、県立図書館から取り寄せていただいたのですが、自分で一冊購入しようと思うほど、手元にあると便利なオヌヌメ本です。
窪川から宿毛までを結ぶ土佐くろしお鉄道「中村駅」の待合室であります。
これまで何度か中村(四万十市)に訪れたことはあるものの、いつも車移動だったため駅舎内部を見るのは初めてだったのですよね。
外観こそ年季が入っている感じではありますが、中へ一歩はいるとあらびっくり。
特産の四万十ヒノキがふんだんに使われたモダンな内装に、入口から改札、ホームがすべてフラットになっており、さながら美術館のよう。
2010年の改装の際、沿線の高校・中学の子供たちの通学利用が多いことを踏まえ、学校の図書室をイメージして先の待合室も作られたといい、(何かと批判も受けがちな)第三セクターながら「お客様目線」がきちんと意識されていることが感じられますな。
ちなみに本日、大正から片道1時間半かけてここまで来たのはもちろん単なる観光でなく、お仕事だったわけですが、経緯をはまた今度。
というのも、久々の本降りの雨で足元がえらい【しりうち】にあったもんで、今晩はこれ以上書く気力がないでござんすよ。
てんで本日の高知ことば【しりうち】は【泥はね】という意味の幡多弁です。
例)そんなにスピード出しよったら、通る人に【しりうち】してそのうち苦情がくるろ。
ほんじゃーにーーーん。
AM:死んだようなもの
PM:大正地域振興局にてアワアワ
GO!GO! 中村
自分も行きたい
どもども、たっちーです。
来航しましたか、ペリー。
高知へ移住して以降はもっぱら車生活ですが、神奈川にいた時分、通勤・通学はほぼ毎日京急線を利用していました(くるりの「赤い電車」でお馴染みのあれ)。
北は千葉の成田から、南は三浦半島の端っこまで通じており、便利な反面うっかり酔っぱらって乗り過ごすとえらいことになります。
ペリーがやってきたことで知られる海の玄関口「浦賀」から、空の玄関口「成田空港」が結ばれ、どちらも外国へつながっていると思うと中々のロマンもある路線……と、書いてみて初めて感じました(今更感)。
来航といえば。
しかし当時の日本の人々が、海の向こうから押し寄せてきた鉄のカタマリにどれほど驚愕させられたかと思うと、到底比にならないでしょう。
もっとも長崎の出島での通商に代表されるように、外国との交流が完全に遮られていたわけではなかったとはいえ、この出来事が長らく続いた幕府体制の終焉と明治維新の流れを一気に加速させたと言われるのも納得です。
当時の瓦版や浮世絵、ガラス版の写真などをの資料を基に、歴史にさほど詳しくない人にも分かるような解説で、小学生向けのワークシートも用意されているそう。
期間も8月21日までと夏休みにかかるので、これから博物館もにぎわいそうですね。
たまにはおべんきょ
そうした語源を含め、紀元前3世紀に古代アレクサンドリアに建設されたというムセイオンから続く歴史を振り返りながら、「コミュニケーションの場」としての博物館・美術館の今とこれからを考えることのできる本と先日出会いました。
良著 |
高橋裕行「コミュニケーションのデザイン史」は、博物館・美術家だけでなく、地図や本、学校や手紙(通信)といった様々なメディアの軌跡を端的に解説しながら、メディアを通じて人々が行ってきた「コミュニケーション」とは何か、それが未来においていかにデザインされていくべきか……と問題提起をしています。
こうまとめてしまうと何だか小難しい感じがするかもしれませんが、とにかく「めちゃめちゃ分かりやすい」のに「知的好奇心が刺激される」ので、情報学や社会学、歴史やデザインの初心者はもちろん、各現場の人にとっても十分読む価値があるのではないかしらん。
タイトルを見て気になり、町立図書館でリクエスト、県立図書館から取り寄せていただいたのですが、自分で一冊購入しようと思うほど、手元にあると便利なオヌヌメ本です。
ほいで影響されやすい私は、コミュニケーションを生み出す「メディア」の建物のデザインにも何となく興味が湧いてきたり……
てんで、唐突ですがクイズ。
これはどこ(何の建物)でしょう?
学校の自習室?
公民館の学習スペース?
いやいや、ちゃいますねん。ねんねん。
まぁそうですよね、分からないでしょ。でしょでしょ。
種を明かそう
と、しつこく引き伸ばすのもいやらしいっちゅうことで、正解は……お初です |
窪川から宿毛までを結ぶ土佐くろしお鉄道「中村駅」の待合室であります。
これまで何度か中村(四万十市)に訪れたことはあるものの、いつも車移動だったため駅舎内部を見るのは初めてだったのですよね。
外観こそ年季が入っている感じではありますが、中へ一歩はいるとあらびっくり。
特産の四万十ヒノキがふんだんに使われたモダンな内装に、入口から改札、ホームがすべてフラットになっており、さながら美術館のよう。
えいやん |
2010年の改装の際、沿線の高校・中学の子供たちの通学利用が多いことを踏まえ、学校の図書室をイメージして先の待合室も作られたといい、(何かと批判も受けがちな)第三セクターながら「お客様目線」がきちんと意識されていることが感じられますな。
ちなみに本日、大正から片道1時間半かけてここまで来たのはもちろん単なる観光でなく、お仕事だったわけですが、経緯をはまた今度。
というのも、久々の本降りの雨で足元がえらい【しりうち】にあったもんで、今晩はこれ以上書く気力がないでござんすよ。
てんで本日の高知ことば【しりうち】は【泥はね】という意味の幡多弁です。
例)そんなにスピード出しよったら、通る人に【しりうち】してそのうち苦情がくるろ。
ほんじゃーにーーーん。
0 件のコメント:
コメントを投稿