*本日、生きた証*
終日:死んだようなもの
実験ですか、理科。
小・中学校の授業、とりわけ理数系の科目で習った内容というのは見事に記憶から抜け落ちています。
けれど、不器用すぎてマッチをうまく使えずアルコールランプの扱いに困ったこととか、「手垢がついたら重さが変わるから」と天秤にピンセットで分銅を乗せたこととか、実験の一場面だけは妙に覚えているもの。
ただし、その結果から何を学んだのかは一切不明なのが、悲しいですね……
理科といえば。
中学1年の理科では、液体の性質を測るリトマス試験紙の色を「信号が青になったらアルカリ(歩かり)はじめる」と歩行者のポーズをとって教えてくださった先生の姿が唯一印象に残っています。
ピンクが青になったらアルカリ、青がピンクになったら酸性ってことですが、紫陽花については逆のようですね。
土の性質によってその色が変化するという花弁は、土が酸性だと青、中性に近づくと赤みを帯びてきて紫、アルカリ性だとピンクになるのだとか。
先日、町民講座へお越しくださった大正の方に「お近くを通ったら、にぎわい拠点へぜひお立ち寄りを!」とお伝えすると、さっそく紫陽花の鉢植えをプレゼントに来てくださいました。
あいにく、自分がいない時だったのですが……。
一方、先週末に訪れた京都・清水寺でも、ところどころその花を拝むことができました。
清水は酸性らしいですよ、奥さん(実用性ゼロの情報)。
けれど、今年は梅雨入り後もろくに雨の降らない日が続いているせいか、その花弁がどうにもしゅんとして元気がありませんね。
雨の日はとにかく憂鬱なので嫌ですが、夏場に水不足になってはもっと困るってんで、適度に土を濡らして欲しいものです。
毎年1月7日に白馬奏覧神事が行われるという上賀茂神社には、「オスかつ白馬であること」を条件に選ばれた戦後7代目・神山号が憂いを帯びた表情で佇んでおられました。
その長く豊かな睫毛までもが白く、濡れたような真っ黒な瞳を覆っているから、あるいは以前は競走馬で騎手だったけれど、今は神馬として神様をその背に乗せている重荷もあるかしらん?
しかし今回、それ以上に気になったのは、彼のそばに置かれていたこちら。
馬みくじ……
神社でこんな事を言うとアレですが、商魂逞しいというか、なんというか。
愛らしいし、実物(?)を前にすると有り難みもひとしおに感じられるためか、多くの参拝客が手を伸ばしています。
「にぎわい拠点でもカッパみくじでもやる?(儲けちゃおうよって!)」なんて考えるのは、罰当たりか否か。 でもきっと楽しいよね。
神戸の夜の街で、1995年1月の阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けながら、逞しく商いを営むマスターに出会いました。
現地在住の友人に会うために三宮へ移動、ちびっこに癒されながら食事を終えて解散後、ファストフード店でブログを仕込み終えるも、帰りの夜行バスまでにはまだいくらか時間がある。
たまにはオサレな酒場で決め込むってのもえいろ、てんで向かったのは駅西口から徒歩5分ほど、雑居ビル5階のジャズバー「グッドマン」さん。
といっても、ネットでさくっと検索して出てきたお店だったのでどうかな? と思いきや、これが大当たり。
扉の向こうに広がっていたのは、金曜にはライブが行われるというグランドピアノを囲うようなバーカウンター、そしてレコードから流れるジャズの音色。
あ、すき(早。
3組ほどの先客をもてなされていたマスターの隙を見て、こんな素敵空間をいかにして築かれたかなど気になるお話をうかがいます。
こちらの経営は40年の歴史があり、震災以前は別の場所で商売をされていたそうですが、店の入っていたビルは根本から倒壊、自宅もとても住める状態ではなく避難所暮らしを余儀なくされたといいます。
全てを失った被災直後はお店の再開などは到底考えらず、呆然とただ日をやり過ごしておられましたが、家族もいる身としてこのままではいけないと一念発起、今の場所で新たなスタートを切ったそう。
「神戸内外から色々なお客様が来るけど、基本は余計な詮索はしない、見ざる・言わざる・聞かざるというのがこういうバーの流儀だからね」と語るマスターの言葉は、重みが違いますね。
こちらは聞かれもしないのに高知のこと、四万十のことを自慢しつつ、ジャズの流れるお店でひとり、ゆったりと時間を過ごす楽しみを改めて味わうことができました。
協力隊としての任期終了後、生業はジャズバーなんてのも……夢はあるけれど、センスはないでしょうね(白目)
「お前はすぐ思いつきで物を言う、ちゃんと将来のことを考え【とう】?」と聞かれたら、笑って誤魔化してしまうのは悪い癖です。
てんで本日は神戸ことば、【〜とう】あるいは【〜とん】は動詞につき、【〜している】の意味で使われます。
例)今? 勉強し【とう】けど、電話ならええよー。
大阪では【〜るん】や【〜ねん】となるものですね。
ほんじゃーにん。
終日:死んだようなもの
嫌ね水不足
どもども、たっちーです。実験ですか、理科。
小・中学校の授業、とりわけ理数系の科目で習った内容というのは見事に記憶から抜け落ちています。
けれど、不器用すぎてマッチをうまく使えずアルコールランプの扱いに困ったこととか、「手垢がついたら重さが変わるから」と天秤にピンセットで分銅を乗せたこととか、実験の一場面だけは妙に覚えているもの。
ただし、その結果から何を学んだのかは一切不明なのが、悲しいですね……
理科といえば。
中学1年の理科では、液体の性質を測るリトマス試験紙の色を「信号が青になったらアルカリ(歩かり)はじめる」と歩行者のポーズをとって教えてくださった先生の姿が唯一印象に残っています。
いただきものです |
ピンクが青になったらアルカリ、青がピンクになったら酸性ってことですが、紫陽花については逆のようですね。
土の性質によってその色が変化するという花弁は、土が酸性だと青、中性に近づくと赤みを帯びてきて紫、アルカリ性だとピンクになるのだとか。
先日、町民講座へお越しくださった大正の方に「お近くを通ったら、にぎわい拠点へぜひお立ち寄りを!」とお伝えすると、さっそく紫陽花の鉢植えをプレゼントに来てくださいました。
あいにく、自分がいない時だったのですが……。
一方、先週末に訪れた京都・清水寺でも、ところどころその花を拝むことができました。
しゅーん |
清水は酸性らしいですよ、奥さん(実用性ゼロの情報)。
けれど、今年は梅雨入り後もろくに雨の降らない日が続いているせいか、その花弁がどうにもしゅんとして元気がありませんね。
雨の日はとにかく憂鬱なので嫌ですが、夏場に水不足になってはもっと困るってんで、適度に土を濡らして欲しいものです。
何でも商売
憂鬱といえば。
人に飼われている動物たち、中でも大型の草食動物にはどこか物憂げな瞳をした子が多いように思うのは、私だけかしらん。
神の使いなのです |
毎年1月7日に白馬奏覧神事が行われるという上賀茂神社には、「オスかつ白馬であること」を条件に選ばれた戦後7代目・神山号が憂いを帯びた表情で佇んでおられました。
その長く豊かな睫毛までもが白く、濡れたような真っ黒な瞳を覆っているから、あるいは以前は競走馬で騎手だったけれど、今は神馬として神様をその背に乗せている重荷もあるかしらん?
しかし今回、それ以上に気になったのは、彼のそばに置かれていたこちら。
やらなかったけどね |
馬みくじ……
神社でこんな事を言うとアレですが、商魂逞しいというか、なんというか。
愛らしいし、実物(?)を前にすると有り難みもひとしおに感じられるためか、多くの参拝客が手を伸ばしています。
「にぎわい拠点でもカッパみくじでもやる?(儲けちゃおうよって!)」なんて考えるのは、罰当たりか否か。 でもきっと楽しいよね。
立ち上がれ
逞しいといえば。神戸の夜の街で、1995年1月の阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けながら、逞しく商いを営むマスターに出会いました。
現地在住の友人に会うために三宮へ移動、ちびっこに癒されながら食事を終えて解散後、ファストフード店でブログを仕込み終えるも、帰りの夜行バスまでにはまだいくらか時間がある。
誘われましょ |
たまにはオサレな酒場で決め込むってのもえいろ、てんで向かったのは駅西口から徒歩5分ほど、雑居ビル5階のジャズバー「グッドマン」さん。
といっても、ネットでさくっと検索して出てきたお店だったのでどうかな? と思いきや、これが大当たり。
扉の向こうに広がっていたのは、金曜にはライブが行われるというグランドピアノを囲うようなバーカウンター、そしてレコードから流れるジャズの音色。
この方はバイトさんだけど |
3組ほどの先客をもてなされていたマスターの隙を見て、こんな素敵空間をいかにして築かれたかなど気になるお話をうかがいます。
こちらの経営は40年の歴史があり、震災以前は別の場所で商売をされていたそうですが、店の入っていたビルは根本から倒壊、自宅もとても住める状態ではなく避難所暮らしを余儀なくされたといいます。
全てを失った被災直後はお店の再開などは到底考えらず、呆然とただ日をやり過ごしておられましたが、家族もいる身としてこのままではいけないと一念発起、今の場所で新たなスタートを切ったそう。
「神戸内外から色々なお客様が来るけど、基本は余計な詮索はしない、見ざる・言わざる・聞かざるというのがこういうバーの流儀だからね」と語るマスターの言葉は、重みが違いますね。
いただきます |
こちらは聞かれもしないのに高知のこと、四万十のことを自慢しつつ、ジャズの流れるお店でひとり、ゆったりと時間を過ごす楽しみを改めて味わうことができました。
協力隊としての任期終了後、生業はジャズバーなんてのも……夢はあるけれど、センスはないでしょうね(白目)
「お前はすぐ思いつきで物を言う、ちゃんと将来のことを考え【とう】?」と聞かれたら、笑って誤魔化してしまうのは悪い癖です。
てんで本日は神戸ことば、【〜とう】あるいは【〜とん】は動詞につき、【〜している】の意味で使われます。
例)今? 勉強し【とう】けど、電話ならええよー。
大阪では【〜るん】や【〜ねん】となるものですね。
ほんじゃーにん。
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