2017年6月25日日曜日

もう【ねぜり】たい

*本日、生きた証*
 日中:東京にて移住相談会
  夜:ムフフムービー

こっこごっこ

どもども、たっちーです。

手書きですか、年賀状。
新年の挨拶はもう出さない、という人も増えていますが、うちの両親は未だに手刷・直筆で送っていて、長兄が掘る干支のゴム版のクオリティには定評があります。
そんなアナログ一家で育った子どもの頃は、家庭用の小型印刷機「プリントゴッコ」に憧れたけれど、2012年にメーカー(RISO)は事業を終了したそう。
ついぞ実物を見ることがないまま、メールやSNSで挨拶する時代に突入したのはちょっと残念です。

ゴッコといえば。

一昨日、前乗りで午前中に大阪・伊丹空港に到着したため塚口で途中下車、念願のミニシアターのある鄙びた、否しなびたショッピングセンターへ向かいました。
昭和を感じさせる古い建物は空きテナントも多く、閉鎖へのカウントダウンが今にも始まりそうなのに、インフォメーションカウンターには案内係の女性が座っている……そんな不思議な店内を徘徊。

ふむふむ

お客さんの気配を求めて辿り着いたのは、「お店ごっこ」と題されたコーナーでした。
妙な名称でなんじゃろなぁと覗いた説明書きには「ボックス型フリーマーケット」の文字があり、要はレンタルボックスでの販売スペースなのね。

これまで大正駅前にぎわい拠点でも、地域の方々による手作りの品を預かって販売、一部を手数料としていただいてきましたが、今後はスペース貸しも考えていたので参考にいたしましょう。

ブレータ

水晶玉にレアそうなフィギュアと、オーナーのこだわりが感じられる箱があったかと思えば……

ほほう

ん? 男子中学生の引き出しか?
てな具合に自由すぎるものもあったりして、出品(出箱?)基準をどのように定めるかは意外と重要かつ難しいのだと気づかされます。

部屋や敷地のレンタルもそうだけど、貸主にとっての「当たり前」は多様な借主の全てにとっても「当たり前」であるとは限りません。
言った言わないの話になってはいけないので、そこまで書く必要ある? と思うようなルールも明文化しておくべきなのでしょうね。

ホンネが大事

当たり前といえば。

同じ日本の国の中であっても、都市部育ちの人が田舎暮らしに飛び込むと、その土地の「常識」に驚かされること非常に多いもの。
確かに近年は、ご当地あるあるネタを取り上げたバラエティ番組も多く、Web上にはいくらでも情報が転がっているけれど、いざ移住となると不安な部分があって当然です。

準備しよか

そんな「地方暮らしや高知での生活に興味はあるものの、生の声をもっと聞いてみたい」という方のギモン質問に、各自治体職員や先輩移住者が直接お答えしちゃうよ! 
てな企画が、昨日は大阪、本日は東京・有楽町にて開催された「高知暮らしフェア」であります。

いらっしゃーい

四万十町や協力隊に興味のありそうな方へお声がけし、ブースでお客さまをお迎えしながら面談、面談、面談……。
やっていることは大阪と同様ながら、客足は前日の倍近く、客層もかなり異なったので新鮮に感じる部分も少なくなく、やはりあっという間に過ぎた一日でありました。

もっとも、「きっと応募するだろうなぁ」とかなり確度高めな協力隊候補者も発掘できて嬉しい限りですが、良い面ばかりを話して無闇に移住を進めたりせぬよう注意を払っています。
面談を通じて、明らかに移住の決意を強くされたような方ならば尚のこと、いざ動いてからギャップに苦しむことがないよう本音トークに努めました。

TOKYO LAST NIGHT

悪口ではなく、あくまでありのまま、それを聞いてもやっぱり行ってみたい、という方が来てくださるといいですな。

ちなみに個人的な本音を申せば、とにかく今日の朝が眠いのなんのって、会場集合から準備作業を終え、フェアがいざ開場するまでの1時間弱は記憶が飛ぶこと数知れず、とにかく【ねぜり】たいの一心でした。

てんで本日の高知ことば、【ねぜる】は【寝っころがる】という意味で使われる土佐弁です。
 例)一日ばあ砂浜に【ねぜっちょった】ら、そら真っ黒にもなるがって。

は、始まってからは寝てないから(当然

ほんじゃーに。

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