2017年6月10日土曜日

おまん、【わすとすると】

*本日、生きた証*
 終日:四万十町町民講座であれやこれや

酒に続いて好きよ

どもども、たっちーです。

毎朝ですか、一服。
といってもタバコではなく、大人ドリンク・コーヒーであります。
5分でも長くベッドに張り付いていたい寝ぼすけとしては、毎日の朝にじっくり時間をかけて淹れるのは中々難しい。
けれど、休みの日はいくらでもノンビリし放題、くるりくるりとお湯を回しかけるひと時というのは贅沢なものです。

コーヒーといえば。

酸味のあるタイプより、苦味の強いものの方が好みの私にぼっちりの豆があります。

うはうはです

先日、素敵キャンピングカーで和歌山をご案内くださったご夫妻より、プレゼントしていただいた「わかやま じゃんじゃん横丁」のコーヒー屋、「もくれん」さんのもの。
せっかくいただいたので、朝を充実させるためにもう10分くらいは早起きをいたしましょう。

さてこれらのようなコーヒー豆の栽培を始め、日本の裏側の土地の開墾をミッションとして、四万十町は窪川・大正から中南米に移住された方々がおられます。

よっしゃ

中には、2世・3世と現地で日系社会を担っておられる方もおられれば、若い時分に四万十町へと引き揚げてこられた方々も多くおられます。
が、いずれにしても現在の四万十町民の方のうち、中南米移住の歴史を知っているのはごく一部です。

学ぼう、交わろう

むろん昔のことにこだわっていても仕方ないとはいえ、過去を知らずして前には進めない、遠く離れた異国の地で同志が今も高知・日本の文化を営んでいる……と知らぬのはいくらなんでももったいない。

てんで企画されたのが、JICA四国との共催による町民講座「中南米に見るもう一つの四万十」です。

予想を超えるご来場

一時帰国中であられるパラグアイ高知県人会長、昨年南米を訪問し視察・交流をなさった県議団団長、JICAパラグアイ調査団員の高知新聞の記者の方々をゲストに迎え、我が町からの移民のこれまでとイマについてお話しいただきます。

私も実行委員の一員でありながら、企画段階は決してスムーズとは言い難く、正直広報も十分にできなかった……という後悔も大有り、実際どれくらいの方にお越しいただけるのか不安な部分もありました。

が、ありがたいことに、関係者含め60名を超える方々にご出席いただき、当初(弱気に)並べていた椅子も追加される盛況ぶり。

わいわい

プログラムとしても、パネリストばかりが講演をしては一方向的になりすぎる、参加者とのやりとりができる双方向的なものにした方がいいのではないか? と考え、後半は少人数に分かれたグループディスカッションにしました。

ゲストだけでなく、一般参加の中でも移住経験をお持ちの方々がおられたため、中南米との関わり度合いの高い人がうまくばらけるようにその場でグループを編成。
もっとも初対面同士の方ばかり、話し合いが盛り上がらなかったらどうしようか……との懸念もあれど、そこはコミュニケーション能力の優れた高知の皆様、あっという間に和気藹々とした雰囲気に。

 交流会、
もとい飲み会

「苦労をされた方々の生の話を通じて、これまで知らなかったことを学ぶことができた」「二世・三世のみなさんにも頑張ってほしい」「今後も継続的な交流の機会を設けてもらいたい」とご好評の声を多くいただき、第二部の交流会の場も大変賑やかになりました。

にしてもさすが酒の國、飲みニケーションとなれば「初めまして」も年齢・所属の違いも全く関係なし、杯は軽快なスピードで交わされてゆきます。
初めて四万十を訪れたという町外・県外の方々にも満喫していただけたようで、ほっとひと安心。
宴を見る限り、「皆さん【わすとすると】前々から顔見知りだったのでは?」と思わずにはいられない盛り上がりでございました。

てんで、本日の高知ことば【わすとすると】は【ひょっとすると】という意味で使われる土佐弁です。
 例)【わすとすると】、この携帯はおまんのじゃないかえ? 会場に落ちとったがやけんど。

ほんじゃーに。

2017年6月9日金曜日

【げしげし】蹴らないで

*本日、生きた証*
 日中:窪川にて町民講座準備
      大正駅前にぎわい拠点にて事務作業・打合せもろもろ
  夜:BAR BAR BAR

やってきました

どもども、たっちーです。

半熟ですか、卵。
子供の頃は生卵があまり好きではなく、すき焼きをわざわざどろっとした黄色い汁にくぐらせて食べるなんて……と取り皿から除けていました。
今はもちろん美味しくいただくのですが、オムライスやシーザーサラダなど「とにかく半熟卵のせておけばOKっしょ」という最近の居酒屋・レストランの傾向はいただけません(そもそも「とりあえずシーザー」の注文自体にテンションが下がる)。
確かにハズレはないっちゃない訳ですが、良くも悪くも味が想像の域を出ないので面白味に欠ける気がするんだよなぁ。

卵といえば。

四万十川の支流の中でも特に美しいことで知られる「黒尊川」には、大蛇を神霊とする神社があり、その下の黒尊渕に生卵を投げ入れて、割れなければ願いが叶うのだとか。
ふうん、と流してもいい内容ではあるものの、ハードルが異様に高い気がするのは私だけじゃないはず。

その伝説にあやかって……てことはないでしょうが、高知市は大橋通の電停近くにある海鮮料理「黒尊」は、一部では入店のハードルが高いと言われます。

わくわく

というのも、仕入れ状況に応じた食材を最もおいしい状態で食べさせるため(のはず)食べ物のメニューなし、つまりお客さんがSTOP! と申告するまでは注文せずとも延々おススメが出される、そんなこだわりが強い店ならではのカタブツな大将がいる……らしい。

が、とにかく抜群にうまい。らしい。

そう聞いたら、行きたくならない訳がなかろう!!
しかし一見さんではそれこそハードルがさらに一段上がるってんで、方法が中々実現していなかったのですが、昨晩ようやく念願が叶い連れて行ってもらいました。

予約の19時ちょっと前に入った店はあまり大きくなく、自分達の席を除きカウンターはすでにいっぱい、奥の座敷も団体さんで賑わっています。

さっそく好物から

瓶ビールを呑み呑み、つきだしのりゅうきゅうの酢の物をつついていると、出てきたはカツオのチチコの甘辛煮。
もっちりとしたこの食感がたまらない、何より最初からかなりの好物って時点で期待度があがります。

続・美味しんぼ

ちなみに噂の大将は確かにぶっきら棒な話し方、けれど「写真撮ってもいいですか(ビクビク)」と唐突に質問しても「かまんよ」と快諾してくれますし、怖い印象は全く受けません。

「次は刺身だけど、食べれんものは?」
「ありません!(即答)」

「ニンニクは?」
「大好きです!(だってデートでもないし!)」

盛り盛りでござんす

そんなやりとりの後、どどんと出された盛り合わせはとても2人分と思えぬボリューム。
魚はどれも歯ごたえがコリコリ、むちむちで噛みしめる度にいちいち新鮮さが実感され、まぁもう言うまでもなく至福。
やはり魚介は鮮度に勝るものはございませんことよ!

出始めたばかりというハモと、ニンニクたっぷりのヌタでいただくヒラマサはとりわけ美味……思わずもったいぶって、チビチビ食べてしまいます。

すると、カウンターの向こうから大将の声が降ってきます。

「全然減ってないな! 次出すんだから食べてくれんと!」

あいわかった、この方決して怖くはないけれど、些かイラレなのね(納得)
美味しすぎてゆっくり食べたいんですぅ、と言い訳しつつ腹に収めると、間髪おかずにお待ちかね・カツオのタタキ様が降臨です。

冷えないうちに

「まずは塩とにんにくだけで、足りなかったら醤油かけや」
言われた通りニンニクのみを添えて頬張ると、こんがり焼けた外側は温かく、焦げ目の香ばしさとひんやりした内側のピチピチ部分が口の中で混ざり合う……
塩気もばっちりで醤油は不要、臭み? 水っぽさ? 何それ。

嗚呼、移住してよかったなぁ高知(そこかよ)
恍惚状態に陥りつつ、またしてももったいぶって食べていると、「熱いうちに食わんと、まずくなるぞ! 次は焼き、揚げ、煮物、何が良い!?」

ほげげげ、頑張って食べます、但し既にだいぶ苦しくなってきてます! 大将!

悩んだ末にお願いした揚げ物は、天然鮎のフライに刺身の端からつくったというすり身天の盛り合わせ(写真撮り忘れちゃったけど)。
野菜たっぷり、大き目に切られたイカの食感がアクセントになったすり身天はとりわけ美味なり。

が。

ががががが。

盛り合わせを半分ほど片付けた時点で、お腹の張り具合がかなりのレベルに来ております。 げふう。
こ、これは他のお客さんにも息つく間もなくウマウマ爆弾を連発し続ける大将から、「次は……」の声が飛んでくる前に何とかせねばと「お、おいあそ願います!」と声をねじ込みました。

また来ないと

「え? もう? あんたら全然食べんのだなぁ!」
と驚かれることに、驚いてしまいましたよ。

ちなみに他の皆さんはどのぐらい食べるのか問うてみると、「うーん、あと何品かはいくよ、この人だって次、寿司だろ?」
私たちの後に入店し、だいたい同じ内容・ボリュームのメニューを食べていた隣の2人連れは、早くも揚げ物盛りを平らげつつあって、大将のフリに「そろそろ次お願いしようかと思ってました~」なんて余裕で返してるじゃない。

ま、まじすか……
甘かったわ、すいません。

黒尊の向かいに

そんな敗北感に襲われつつも感動の美味体験であることに変わりなし、一見さんの壁は無事超えたし(覚えられていないだろうけど)、もっとあれこれ食べてみたいので懲りずにまた来ますけどね☆

但し超空腹時に限る。

ほんでお店を出ると、向いの建物に気になる看板を発見し、思わず激写。

え? 何? 風邪? 小児科? でも治ってなくない?

帰ってからGoogle先生に尋ねてみると、どうやら地元の主婦から愛される安値で知られる八百屋さんだそうですが、その名の由来は「店主に聴いてみて」とのこと。
むむ、したらば次回の黒尊旅はより早い時間に開始、この店の真相を【げしげし】解明せねば! 

てんで、本日の高知ことば【げしげし】は【ぜひとも】という意味で使われる土佐弁です。
 例)しょう立派な鯛が釣れたき、【げしげし】うちくへ一杯やりに来いや。

見事に食べ物のことしか書いてないけれど、今日は仕事してましたよ(震え声
ごちそうさまで、ほんじゃにーーー。

2017年6月8日木曜日

【しあけた】仕上げに

*本日、生きた証*
 AM:家のこと、出張のこと
 PM:Dive into 本の海
   夜:うまうまうまうま

おかげsummer

どもども、たっちーです。

アイスですか、夜中。
夕食後、いやそれより眠る前、下手したらトイレに起き出した夜中、時間が遅ければ遅いほどに甘いものが美味しく感じられるのは何ゆえか。
曰く罪悪感は空腹をと上回るスパイスに違いない、本能或いは煩悩に打ち勝つ人間なぞこの世の一握りである……
なぞと考えたり考えなかったりしながら、夜な夜な冷蔵庫の扉を開け閉めしては、これからの季節は冷凍庫によろしくどうぞと挨拶をするのであります。

アイスといえば。

今までも何度も取り上げてきたように、甘味の中でとりわけ好きなジャンルであり、ひとたびコンビニに入れば冷凍コーナーをチェックせずにはいられません。

昨今のカフェーでは、ひんやりバニラに熱々のエスプレッソをかけていただくアフォガート、なんて洒落こんだメニューをしばしば見かけるようになったものの、先日ワタクシは新たな楽しみ方に出会いました。

どーん。

ひやりんちょ、とろりんちょ

いやいや写真じゃただの干し葡萄トッピングやんけ、てなところで解説すると、キンキンに冷やした度数がキツめの高級焼酎をたらりとバニラアイスにふりかけたもので、さながら和風ラムレーズンといったところか。

むろん、アルコールに弱い人にとってみれば試したくもないでしょうが、まろやかな甘さにシャキンと尖った味わい、そしてプワンと香りが鼻に抜けるこの感覚、一度食べると中々ハマります。

これは和歌山旅の道中でいただいたものですが、奇遇にも高知の我が家にも(高級じゃないけれど)焼酎一升瓶か2本ほど眠っていたってんで、再現するしかありませんな。
考えれば何も焼酎でなくとも、梅酒なんかでもいいんじゃない?
ふはは。

然しバカみたいに暑いからといってさすがにアイス(及び酒ばかり)嗜んでいるわけにもいかん。脂肪肝。
見るからに涼しげやのう

てんでお馴染み須藤鮮魚店に自家製キムチを求めに行ったところ、思いもかけずごっちょになりましたのは夏の食卓の定番・素麺であります。

あらぁ嬉しいげと、夕食は遅めの人間としてはまだ早い時間、食べ切れるかしらんと思いきや……
淡路島から取り寄せたというひねものの手延べ麺はこしがあり、一晩かけて仕込んだ女将こだわりのつゆでスルッと一杯、瞬く間に胃袋に収まりましたとさ。

さほど空腹でないのに食べきったこと以上に驚いたのは、素麺って「美味しい!」と思うものがあるという点ね。
もちろん麺好きとしては嫌いな訳ではなかったけれど、積極的に食べるものではない、なんならクソ暑い夏休みの昼御飯として割合仕方なく食べるもののような感覚があったわけです。

いや、心を改めましたよ、やるな素麺。

そして腹ペコはつづく

さて、食べ物ひとつを取り上げるだけでブログのネタには困らない食い意地を誇るワタクシですが、独り者への定番質問「自炊してるの?」にはいつも曖昧な返事をせざるを得ません。

全くしてないと言ったら嘘になる、が、してるというのも憚られる。
要は、食材を切ったり加熱したり味をつけたりという作業はほぼ毎日しているのだけど、自分のものに関しては「食品安全上問題ない状態で食べれれば良い」というブレないスタンスを貫いてるため、出来上がったものの見た目なり味なりというのは人に出せるもんじゃないわけです。

けれど最近、やはりその土地の風俗や歴史を真に学ぶにあたって、食文化は切り離せないなぁと思い、誰かが作る手元を見つめたりレシピを検索することが楽しくなっています(27歳にしての今さら感)。

 MAJIDE

知識・スキルがないに等しい人間にとっては、大抵のものが珍しく感じられるものですが、とりわけ郷土料理には驚かされることが多いです。

例えば上の写真、土佐のごちそうとして魚をぶちこんだぜんざいがあったなんて(もっぱら古い資料のため、現在はほぼ食べられていないかもしれませんが)。
うーん、味の想像がつかんぞ。

と、こんな資料を見つけましたのはどこかと言いますと。

高知城のすぐ近く、県立図書館であります。
おこんにちわ


今日は(も、だよハイハイ)お休みをいただいて、午後はまるっとこちらで過ごしたのですが。

いやぁ、やっぱ良いもんですね。
ズラーーーーーッと並ぶ本に囲まれる、静寂の時間というのは。

もちろん町立図書館でも取り寄せはできるし、購入は書店注文でもアマゾンでも可能だけど、本の海という物理的な空間に浸る体験は大型図書館に代えがたいもの。
学生の時分、大学図書館のひんやりとした地下書庫に棲みついた夏休みを懐かしく思い出しました。

こうして心置きなくゆっくり入り浸れるのは、枕から離れがたかったけれどどうにか起き出し、洗濯したり【しあけた】りってのを済ませてきたからで、よくやった朝の自分。

てんで本日の高知ことば【しあける】は、【片付ける】【掃除する】の意味で使われる土佐弁です。
例)そろそろご飯にするき、テーブルの上【しあけちょって】や。

ほんじゃーに!

2017年6月7日水曜日

【しりうち】は尻じゃない

*本日、生きた証*
 AM:死んだようなもの
 PM:大正地域振興局にてアワアワ
    GO!GO! 中村

自分も行きたい

どもども、たっちーです。

来航しましたか、ペリー。
高知へ移住して以降はもっぱら車生活ですが、神奈川にいた時分、通勤・通学はほぼ毎日京急線を利用していました(くるりの「赤い電車」でお馴染みのあれ)。
北は千葉の成田から、南は三浦半島の端っこまで通じており、便利な反面うっかり酔っぱらって乗り過ごすとえらいことになります。
ペリーがやってきたことで知られる海の玄関口「浦賀」から、空の玄関口「成田空港」が結ばれ、どちらも外国へつながっていると思うと中々のロマンもある路線……と、書いてみて初めて感じました(今更感)。

来航といえば。

長い長い鎖国状態にあった我が国へ、米国からやってきた黒船が「開けクニ!」とやってきたのは今から164年前、1853(嘉永6)年のこと。
思い立てばすぐにでも飛行機に乗って、ひょーいと異国の地へ行くことができる現代に生きる自分には、え、たった164年しか経っていないの? と驚きを覚えます。

子供も楽しめそうね

しかし当時の日本の人々が、海の向こうから押し寄せてきた鉄のカタマリにどれほど驚愕させられたかと思うと、到底比にならないでしょう。
もっとも長崎の出島での通商に代表されるように、外国との交流が完全に遮られていたわけではなかったとはいえ、この出来事が長らく続いた幕府体制の終焉と明治維新の流れを一気に加速させたと言われるのも納得です。

そんな黒船をきっかけとする幕末維新の情勢をテーマにした企画展が、今春オープンしたばかりの「高知城歴史博物館」にて今月24日から開催されるとのこと。
当時の瓦版や浮世絵、ガラス版の写真などをの資料を基に、歴史にさほど詳しくない人にも分かるような解説で、小学生向けのワークシートも用意されているそう。
期間も8月21日までと夏休みにかかるので、これから博物館もにぎわいそうですね。

たまにはおべんきょ

さて、英語で博物館は美術館と併せて「ミュージアム(museum)」といわれますが、そもそもはギリシャ語の「ムセイオン(μουσεῖον)」、芸術と学問を司る女神(ミューズ)の神殿という意味だったといいます。
そうした語源を含め、紀元前3世紀に古代アレクサンドリアに建設されたというムセイオンから続く歴史を振り返りながら、「コミュニケーションの場」としての博物館・美術館の今とこれからを考えることのできる本と先日出会いました。

良著

高橋裕行「コミュニケーションのデザイン史」は、博物館・美術家だけでなく、地図や本、学校や手紙(通信)といった様々なメディアの軌跡を端的に解説しながら、メディアを通じて人々が行ってきた「コミュニケーション」とは何か、それが未来においていかにデザインされていくべきか……と問題提起をしています。

こうまとめてしまうと何だか小難しい感じがするかもしれませんが、とにかく「めちゃめちゃ分かりやすい」のに「知的好奇心が刺激される」ので、情報学や社会学、歴史やデザインの初心者はもちろん、各現場の人にとっても十分読む価値があるのではないかしらん。

タイトルを見て気になり、町立図書館でリクエスト、県立図書館から取り寄せていただいたのですが、自分で一冊購入しようと思うほど、手元にあると便利なオヌヌメ本です。

ほいで影響されやすい私は、コミュニケーションを生み出す「メディア」の建物のデザインにも何となく興味が湧いてきたり……

てんで、唐突ですがクイズ。
これはどこ(何の建物)でしょう?

ええやん!
図書館?

学校の自習室?

公民館の学習スペース?

いやいや、ちゃいますねん。ねんねん。

まぁそうですよね、分からないでしょ。でしょでしょ。

種を明かそう

と、しつこく引き伸ばすのもいやらしいっちゅうことで、正解は……

お初です

窪川から宿毛までを結ぶ土佐くろしお鉄道「中村駅」の待合室であります。
これまで何度か中村(四万十市)に訪れたことはあるものの、いつも車移動だったため駅舎内部を見るのは初めてだったのですよね。

外観こそ年季が入っている感じではありますが、中へ一歩はいるとあらびっくり。
特産の四万十ヒノキがふんだんに使われたモダンな内装に、入口から改札、ホームがすべてフラットになっており、さながら美術館のよう。

えいやん

2010年の改装の際、沿線の高校・中学の子供たちの通学利用が多いことを踏まえ、学校の図書室をイメージして先の待合室も作られたといい、(何かと批判も受けがちな)第三セクターながら「お客様目線」がきちんと意識されていることが感じられますな。

ちなみに本日、大正から片道1時間半かけてここまで来たのはもちろん単なる観光でなく、お仕事だったわけですが、経緯をはまた今度。
というのも、久々の本降りの雨で足元がえらい【しりうち】にあったもんで、今晩はこれ以上書く気力がないでござんすよ。

てんで本日の高知ことば【しりうち】は【泥はね】という意味の幡多弁です。
 例)そんなにスピード出しよったら、通る人に【しりうち】してそのうち苦情がくるろ。

ほんじゃーにーーーん。


2017年6月6日火曜日

【わらくれ】たら困る

*本日、生きた証*
 AM:田野々小学校にて絵本の読みがたりボランティア
     Ready for 町民講座
 PM:しゅしゅしゅ材対応

純Bしよう

どもども、たっちーです。

ピンクですか、スカート。
兄たち以上に男らしく育ってしまった末っ子長女は、(今もですが)ピンクやフリル、レースのついた服やスカートは断固として着ないというブレない子供でした。
さらに長らくショートカットで男の子と間違われることも多かったものの、年齢が上がるにつれてヒラヒラも許容できるようになり、そうした機会も減ってきたわけですが……
久々に髪を短くした大学生の時、バイト先のお客さんに「えーとそこの…お兄さん? お姉さん?」と言われると、体に凹凸がなくてスミマセンとむしろ謝ってしまいました。

ヒラヒラといえば。

四万十町のお隣・黒潮町にある「砂浜美術館」は、長さ4kmにも及ぶ浜辺にロープを張ってシャツを展示する「Tシャツアート展」で有名ですね。
白いシャツをキャンバスにみたて、全国から募集した写真やイラストをプリントし、風が吹くとヒラヒラ泳ぎだす景色は壮観だと大好評(あいにく私は未だ行けていませんが)。

ほんでこの度、四万十町役場の東西の庁舎を結ぶ渡り廊下に、出張美術館が開設されました。

ひらりひらりと

なんてのは嘘で、今週土曜日に行われる町民講座の告知の一環として、中南米の日系移民の写真や子供たちのイラストをプリントしたものを展示したのであります。

「中南米に見るもう一つの四万十」と題して行われる本講座は、移住経験者や現地での国際協力ボランティアOB、南米訪問県議団やJICAパラグアイ調査団員を囲み、高知県から中南米へと渡った人々の歴史とイマに対する理解を深めることが目的です。



といっても堅苦しい、小難しいものでは全くなく、「へー地球の裏側でもよさこい踊ってるの?」ぐらいの興味があれば誰でも参加できるとっつきやすさがウリ(と思っています)。
一時帰国中である、パラグアイ高知県人会の会長さんにもゲストでお越しいただけることになり、実行委員会の準備にも気合いが入ります。

中々E感G

同様のプリントが施されたうちわや写真パネルと併せて、道の駅四万十とおわさんにサンシャインしまんとハマヤさん、町立図書館・大正分館にて先月末から展示中、「親戚が移住して向こうに住んでるから、行ってみようかな~」というお声も耳にしたり。

6月10日(土)14:00より役場東庁舎多目的大ホールにて、聴講無料・申し込み不要ですので、ご都合のつく方はぜひ。
行けんわぁ、という方も、渡り廊下をちょろっと通ってみて、ぜひぜひ。

アピールしちゃうよ

打ち合わせと展示作業をようよう終えたら、午後からは大正へ。
普段は火・水曜定休の駅前にぎわい拠点で荷物の出し入れを行っていると、何やら平日の昼下がりらしからぬ、わさわさとした空気が………

ざわわ

お?

おお?

おおー!!

斯様にして約5行分も紙幅を無駄遣いするのも如何なものかね(まぁブログの場合だと「紙幅」じゃないか)。


さて、どちらさんだったかと言いますと。

ティービーキャメラINしてます

フジテレビ系列のローカル局、高知さんさんテレビさんであります。
土曜昼の情報番組「さんスタ!」の御一行様が、この度取材で大正を取り上げられるとのことで、にぎわい拠点にもお立ちよりくださったわけですな。

普段ここでお世話になるカメラといえば専ら四万十ケーブルテレビさん、しかも主役は町民のみなさんですから、芸能人の方がロケにいらっしゃるのは結構新鮮。
ゲストのお三方に展示や販売品、秘蔵(?)のフラッシャー自転車をご覧いただき、先輩協力隊員にがっつり説明とPRをしてもらいました。

収録中は奥に引っ込んで気配を消していました私、合間を見てゲストと記念撮影するちゃっかりぶりは我ながらアッパレだなぁと思いつつ、無事撮影を終えて何よりであります。
なお放送日は未定とのこと、決まり次第改めてここでもアピールしちゃいますよっと。

とにかくいらっしゃい

そんな(どんな?)にぎわい拠点で最近じわじわと人気が高まってきているのは、導入して約一年でだいぶ認知度を上げてきたレンタサイクルちゃんです。

おかえりなさい

先日、利用中に【わらくって】しまった一台も修理から戻ってきて準備万端、あなた様のご利用を心からお待ちしておりますぞ。

てんで、本日の高知ことば【わらくる】は【壊れる】という意味で使われる土佐弁です。
 例)なんじゃこのホチキス、【わらくっちょって】使えんやかぁ。

ほんじゃーににに。




2017年6月5日月曜日

【にかす】がカス?

*本日、生きた証*
 AM:大正地域振興局にて事務作業ぽちぽち
 PM:大正商店街にてリ・サーチ

改めましてこんばんみ

どもども、たっちーです。

とっておきますか、好物。
しばしば「好きなものは最初に食べる? 最後に食べる?」の質問は会話のネタになり、性格が現れるなんて言わますね。
ケチな自分は大抵、ちびちびつつきながら徐々に減らしてゆき、最後の一口が好きなもので終わるように残したりします。
(今はほとんどないけれど)苦手なものは初めのうちにエイヤとひん飲むように、夏休みの宿題も早めに取り掛かるほうでした。

いつやるかといえば。

今でしょ。
林先生はもうちょっと早く消えるかと思ってましたが、案外長く出続けているのはさすが賢いからか、まぁ芸能界から退いても食いっぱぐれないでしょうね。

昔にぎわい拠点は民宿ですが

と、そんなことはどうでも宜しい。

協力隊として着任して早くも11ヶ月目に突入し、私は「今」何をすべきかをこれまで以上に考えさせられているわけです。
もろもろの思いが頭を巡る中で最も痛感するのは、「まだ」ではなく「もう」10ヶ月を過ごしたにも関わらず、担当地域である大正の中心部について十分に知らないということ。

確かにこちらへ引っ越した当初、大正に空き家がなく、窪川に住まいを構えてもらったのも原因の一つかもしれません。
(もちろん、運転が苦手でも日々の生活に不便を感じず、交友関係も広がり、高校や小学校との関わりもできたと思えば、メリットはたくさんありました。)

でも、そんなのは言い訳に過ぎぬのです。

40年選手の街路灯

学校やら何やらのプロジェクトに手を出すことで、要は逃げていたんですね、「大正中心部、商店街の活性化」という自分のミッションから。
そりゃ、地元の方にしたって「え? 商店街って?」と疑問を持たざるを得ないほど、正直かなり閑散とした状態であるのは事実です。

けれど、それを承知で協力隊に応募しておいて手をつけず、目も向けずに無理と放り投げているのは如何なものかしらん。
正直、ずっとモヤモヤしていたところではありました。

名物再考

ほいで、とある方から「老朽化した街路灯の撤去・建て替え問題について、地域の声を集めて欲しい」との依頼を受けたことは、間も無く着任一年を迎える時期的にもちょうどだったのかもしれません。
商店街の現在の空き家・店舗状況の確認含め、町の灯りに関するヒアリングへ周り始めた本日、逃げ続けていたものとようやく向き合い始められたような気がします。

にしても、思い出したように真面目なことを書くと文字ばっかり、しかもオモチロくない!

よっしゃ

どうにも筆が乗らない、すなわち頭の働きが鈍った時には、糖分を補給すべしとバアちゃんも言っていたじゃないか!
てんで、和歌山は高野山銘菓の「みろく石」をつまむのであります。

高野山七不思議の一つと言われる「弥勒石」を模したもの。
奥の院へ向かう参道脇の御堂に納められており、片手で持ち上げて「軽い!」と上段に乗せられれば心は清浄、重く感じて出来なければ悪に染まってきている……という伝説があります(私は無論、持てませんでしたよっと)。

皮がしっかりめの小ぶりなつぶあんの饅頭は、味自体これといった特徴は持たない(もちろん美味しいです)けれど、現代に”モノ”が残る歴史をモチーフにする「分かりやすさ」も名物たる由縁かなと。

そう考えると、一口に「新名物」の開発といっても、最近流行りの6次産業化のごとく、地域の食材を無理矢理スイーツにねじこもうとしなくても良いのでしょうね。
全国あちこちで、むやみやたらと新ご当地グルメが乱発されている今だからこそ、改めて(食文化含め)歴史や民俗に目を向ける価値もありましょう。

しょうが大福は
大正道の駅で好評販売中

もちろん、四万十町で言えば生姜のような特産品の可能性を探求し、新しいアイデアや製品を産み出すことの価値は変わりがありませんけれど、要はバランスが大事っちゅうことか。

にしても気づけばまたしても文字ばかり、今日はやはり【にかす】が不調なのでせうか(いつもか)。

てんで本日の高知ことば【にかす】は【頭】という意味で使われる久礼弁です。
 例)【にかす】がふといき、合う帽子が見つからんがよ……。

ほんじゃーに。

2017年6月4日日曜日

【あぎと】がぁ

*本日、生きた証*
 日中:大正駅前にぎわい拠点でえらいこと
  夜:大人しく読書

目がないの

どもども、たっちーです。

会話できますか、にゃんこ。
しばしば「鳥やヤギの鳴き真似が得意!」という方がいて、聞いてみると確かに似ているなと思うのですが、当の動物側からの評価ってどうなのでしょう。
人間の耳には同じように聞こえても、彼らからするとカタコトどころかお話しにならないレベルかもしれないし、はたまた意志の疎通ができる可能性もありますね。
ちなみに私は猫の声にそこそこ自信があり、ミャアと話しかけるとビックリして振り向いたり、結構な確率で返事をしてくれます。
ま、意味はわからないんですけれど。

猫といえば。

神様は、あのように耳の先から足先まで可愛らしい生き物をよう創ったものです。

可愛さ大爆発

「見た目は好きだけど触れない」といったアレルギーの方も多く、臭いが犬よりキツイと嫌う人も少なくないけれど、日本人には最も身近な動物のひとつとして「犬派、猫派?」の質問もよく聞かれますね。

その実物の愛くるしさはもちろんのこと、デフォルメやキャラクター化、デザインのモチーフにしても、とりあえず猫にしておけば大抵「間違いない」。
昨日、知人から出産祝いのお礼にいただいた焼き菓子のセットが、それはそれは美味い具合にデザインに猫を取り入れておられ、感動しました。
聞けば京都のCalicoというお店のもの、小さな工房ですべて手作りのため、発送は週に一回のみ……とレアな感じですが、これはプレゼントにうってつけ。

甘すぎない優しい味も広く好まれそうです。

もっとも私は一方で、ベタに甘~~~いスーパーのお菓子も好きなのですけれど。

ありがたやありがたや

本日、大正駅前にぎわい拠点で店番をしていると、いつもお世話になっている地元の方からお昼とオヤツの差し入れをいただきました。
なんだか、差し入れとお土産で私の食生活のかなりの部分が占められている気がする……なんて有り難い話かしらん。

おもてなしとは何ぞ

いただくことはとっても嬉しい、身をもって体感したら、やっぱり自分も誰かに贈りたい、良くしてあげたいと思いますしね。

といっても、気の利かなさには定評のある自分、にぎわい拠点に来られるお客さん1人にしたって、どのようなことをすれば気持ちの良い「おもてなし」になるのかは未だに模索中だったりします。

まとめるのはムツカシイ広さ

先日、大掃除を兼ねて施設内を模様替えし、(見えるところは)以前よりすっきりした印象にはなりましたが、町の内外の人にとって少しでも「面白い」「役に立つ」ような何らかの仕掛けづくりをしたいところ。

ひとまず余っていた黒板を活用してみるべってんで、先輩隊員に四万十町の主要な道と川をきゅっとまとめたMAPを描いてもらいました。
これに楽しいイラスト、さらに町内各地のイベント情報なんかを貼りつけていけたら、ぱっと一目で四万十町の「なう」が分かるかなぁっちゅう話です。

分かりやすさという点では、そもそも(にぎわい拠点の前を通りかかっても)「何をしてるところなのか分からんから、よう入れんかった」というお声は未だにいただきます。

むむむ、そりゃいかん。

リニューアルったでい

てんで、色褪せてしまっていた「コーヒー飲めるよ」の貼り紙をぴゃーっとリニューアルしてみました。
今拠点にある材料のみを使い、しかも希代の不器用といわれる人間の産物ですからモノとしての出来栄えはともかく、ちょっとでも入りやすい雰囲気を演出できたらよいのですけれど。

踏まれたり蹴られたり

で、団体ツアー客の立ち寄りあり、レンタサイクルの利用あり、地元の方の来訪ありと普段よりお客さんが多いなか、こちょこちょと細工をしていた本日のにぎわい拠点。

画用紙や千代紙を切り貼りする作業の途中、ひょいと流しへ行こうと立ち上がった瞬間、突如現れた暴漢に顔面を殴打される事件が発生しました。

なお、犯人は……

凶器①

ちょっとちょっと、チャリさんよ。
何故! 君は!! そんなところに!!! ペダルを構えていたのだいっ!!!!

デコと鼻へ金属を強かに打ち付けられるなんて、理不尽極まりないよ、まったく。
顔面の形がますます崩れるではないか。

しかし、得てして凄惨な事件というのは連続して発生するものです。

凶器②

ブルータスぅ!!! お前もかよ!!!!

営業時間中のみオモテにかけておく看板(あるいは巨大な表札)が、またしてもこの顔面めがけて頭突きをしてくるなんて、よほど普段の行いが悪いの私。
これが【あぎと】の左側にクリーンヒットするもんだから、未だちょっとピリピリするし何だか左にちょっとズレたような気さえするではないか……

てんで本日の高知ことば、【あぎと】は【あご】という意味で使われる幡多弁です。
 例)おまん、なんじゃその【あぎと】は。髭くらい剃ってから行かんとだらしない。

根性に加えて顔まで曲がるのか?
ほんじゃーに。

2017年6月3日土曜日

【まいな】マイナーで

*本日、生きた証*
 AM:四万十手仕事市のミーティングに参加
 PM:クリーーーーーンアップMy room & car
   夜:絶☆望

いただきものを自慢しよう

どもども、たっちーです。

日本ですか、京都。
2016年、訪日外国人観光客は過去最高の 2,403万9,000人を記録し、全国各地でそれと分かる人々を頻繁に見かけるようになりました。
外国人の少ない地方へ出向くリピーターも出始め、事実、四万十町でもお遍路さんやサイクリストを中心増えてきたと言われます。
それでも、東京・大阪・京都といった主要都市は圧倒的な人気、日本語以外の言葉が飛び交う中を歩いていると「ここはどこの国かしらん」なんて思うほど。

どこかといえば。

逆に、日本人が多すぎて海外とは思えない場所もありますよね。
芸能人もこぞって年末年始を過ごそうとする、その最もたるところといえば……

あろーはー

ワイハーことHAWAIIでしょう。
英語が話せなくても何ら不自由しないほど、日本語対応のお店や施設が多い、すなわち日本人観光客で溢れかえっているということ。
(私自身はたった一度、10才になるかどうかの頃に親戚を訪ねていったきりのため、言語に関する記憶はほとんどありませんが)

また言葉だけでなく、ロコモコやマラサダ、マカダミアチョコレートといったご当地グルメがこちらで手軽に楽しめるようになったので、食文化の面でも日本人にとって抵抗が少ないのかもしれません。
先日、お土産でいただいたコナコーヒーも、好きな人は多いですよね。

その他、最近ゲットしたお土産のひとつに、ちょいと風変わりなものがありました。

ほほう!

ゆず梅酒、もも梅酒は飲んだことがありましたが、いちご梅酒とはお初にお目にかかりまます。
まだ家飲みのタイミングがないのでまだ味わっていませんけれど、何せ梅の本場・紀州産の梅酒ですから、期待大です。

艶ピカリン

そして、うまうまないただき物ものは昨晩も。

まぁ立派だこと

大正の仕出し・鮮魚店「みたに」さん特製の鯖寿司は、少し塩気の利いた身がツヤツヤと美しい一品です。
何より、それはそれはずっしり大きくて立派なもので、3切れで十分にお腹が張りますそもそも白米を食べ慣れていないこともあるけれど)。

それにしても食べ物だけでなく、貴金属や木工・革製品、さらには肌や髪といった 身体のパーツまで、人間は「艶」というものに目がありませんね。

見違えた 

というのは本日、初めて愛車くんを洗車サービスへ預けたところ、見違えるほどに美しい輝きを持って帰ってきたため大層驚いたからであります。
え、整形? ぐらいの劇的ビフォーアフターですよ。

いや、単にこれまでいかに汚いまま乗っていたかという話でもあって、ずっと「そろそろどげんかせんといかん」と思いつつ放置すること○ヶ月(自主規制)だもの……。
ただでさえ気温が上がってきたこの時期、夜ともなると虫がガンガンと自殺行為に走るため、もう少しこまめに手入れしてやらないといけませんね。
 
ごめん、愛車(仮)。

ZANGE☆NIGHT

ほんで、謝りたい対象は他にもいるのです。

誰かって?


さすが大漁ですな

OSAKANAちゃんであります。

それこそ放ったらかしにしていた部屋の掃除に没頭していた昼過ぎ、我が釣りの師匠から興津で獲れだちピチピチの差し入れをいただいたのです。

そう、獲れだち、即ちこのまま。

なんとかする、つもりだった。
が、「つもり」ほどアテにならぬものは無いのである。

太宰も認めた(知らんけど)

女、いや大人失格! と他人に言われる前から進んで手を上げたいほど、プリプリだったはずのその身を無残な有様にしてしまったこの解体技術とは。

28年近くの我が人生において、一体何を学んできたのか? 
そりゃあ魚の惨殺でいっ! 開き直っちゃうよ、全く。

【まいな】やぶれかぶれな気分で、ナチュラルミンチ(なんのこっちゃ)な白身をいただきながら、松尾スズキのエッセイを読んだ夜でしたとさ。

てんで、本日の高知ことば【まいな】は【非常に】という意味で使われる久礼弁です。
 例)藍ちゃん現役引退するがや? 【まいな】惜しいにゃあ。

ほんじゃーに。 ぐすん。

2017年6月2日金曜日

たまには【しわえて】

*本日、生きた証*
 日中:大正駅前にぎわい拠点にて打合せ&事務作業
  夕:窪川小学校にて学校地域支援本部会議
  夜:酒場でがちゃがちゃ

こ、今度こそ

どもども、たっちーです。

心配症ですか、お父さん。
少女漫画誌「りぼん」を愛読していた時分、「え、これはアリなん?」と思いながらハマってしまったマンガ家といえば岡田あーみん先生です。
相当にぶっ飛んだギャグ、著者の自虐もたっぷりの作風はとにかく強烈で、その異色さから「少女漫画界に咲くドクダミの花」なぞと言われていました。
私がちょうど購読していた1997年頃から活動を休止してしまったため、単行本化されたものしか読めていませんが、今も復刊を望む声が高い伝説の作家ですね。

ドクダミといえば。

陰日向でも逞しく咲く生命力に定評があり、高血圧や心臓病の予防などへの効能でも知られるスーパー植物です。

花の命は?

本日、にぎわい拠点によくコーヒーを飲みに来てくださる地域の方より、その鉢植えの差し入れをいただきました。

これまでありとあらゆる植物の命を絶やしてきた私でも、ドクダミならどうにか……なる……と良いのだけ(ごにょごにょ

その他にも2つ、何の種類かはわかりませんが葉っぱをいただきました。

すくすく伸びよ

パンジーの季節も終わり、ただ今にぎわい拠点の前のプランターは空っぽ、緑がなくなってきたところで有りがたいプレゼント。
何も立派に増やそうなんて考えませんが、せめてこの子達を短命に終わらせないようにせねばなりませんね。

GREEN DAY

しかし改めて思うのです、動物や人間のように「腹へった!」とも「眠い~」とも主張してこない彼らのお世話って、どうすればよいのでしょう、、、
基本的に目の前でおこる事象に気をとられがちな私はどうしても、常に静かなその存在を「忘れてしまう」ようなのです。

黙っているからといって、決して何もない訳ではないこと、ゆえに当たり前に続くのではないこと……それは植物の命に限らず、人との関係でも同じですね。

大正の秘境

なんて時に真面目(っぽいような)ことを書くと調子が狂う、ひとまず外に自生してる緑に癒されましょってんで、昨日夕方から向かったは大正・下津井集落であります。
普段は、旧小学校で活動するおかみさんグループ「下津井いきいきやる鹿な猪」の皆さんを訪ねることが多いですが、この日は河原へ降りてゆきます。

なぜって?

ギュイーン

言わずもがな、ショベルカーの運転のためであります。

ということはさすがになく、重機がゴインゴインと土を掘る脇でテントを組んだり、竹を立てたりしておりました。
しかしテントっちゅうのは、サイズの大きなものになると組み立てるのには単に働き手の頭数だけでなく、 段取りとか計画性に優れた脳みそが必要ですねえ。

お楽しみは最後に

しばしば「キャンプでちゃっちゃと進められる男はデキるやつだ!」みたいなことが言われますが、テントに限らずロープや工具を使う場面で要領よく作業したり指示を出したり、さらに怪我をしないように周りに気まで遣える人には確かに惚れます。

例えどれほど偏差値が高かろうが、こうした「生きる力」的なものが足りない人はいざという時にまるで役に立ちませんもの。

さて、河原にぶっ刺した竹にはコードをかけ、電球と提灯をぶらくってゆきます。

ひょひょいと

大正の協力隊全員に、春から窪川へ任地の変更した元・大正担当隊員を加え、地元の区長さんらとようやく一通りの作業を終えた頃には、辺りはだいぶ暗くなり始めていました。

結局、これら全ては何のための準備かといえば、毎年5月下旬〜6月に好評を博している「平家の里ホタルまつり」であります。
ゲンジボタルを中心に(日によってバラツキはあれど)光の乱舞が見られるそうで、とりわけ遊覧船で水上から眺めるツアーが人気が高いとのこと。

こちらは要事前予約、大人(中学生以上) 2000円・小学生 1000円・未就学児 無料だそうなので、気になる方は大正地域振興局(0880-27-0111)までどうぞ。


うはうはが止まらんぬ

ほんで皆で汗をかいたあとは、西村旅館の女将特製のご馳走を囲んで一杯!
むしろ、これが楽しみで皆頑張っているといっても過言ではないほど、どれもこれも美味なのです。

こうして有難いご褒美に預かることもありますし、遊びもそこそこに(たまには)【しわえて】頑張らなければなりませんなぁ。

てんで本日の高知ことば【しわえる】は、【遅くまで精を出して仕事をする】という意味で使われます。
 例)このマフラーな、かあちゃんが【しわえて】編んでくれたがよ。

ほんじゃーに!

2017年6月1日木曜日

【ぶらくって】みると

*本日、生きた証* 
 日中:大正地域振興局にてワタワタ事務
    夕:大正下津井にて仕込み作業

色々あいであ 

どもども、たっちーです。
猿ですか、カニ。

もはや問いかけとして意味をなしていませんが、昔から「なぜ山あいでの物語なのにカニが出るのん?」と不思議に感じておりました(そりゃ、サワガニとか川にもいますけれど)。

起源は諸説あるものの、豊臣秀吉である「猿」と信長の後継者争いで切腹した柴田勝家が「蟹」(その子孫たちがあちこちに嫁いで豊臣家を内部から滅ぼしたという意味で、仇討ちの主)、秀吉にとどめをさす徳川家康が「臼」に例えられたのではとのこと。

で、柴田勝家の肖像画を見るとヒゲも髪もボサボサ、頭がさながら蟹のよう……という理由付けは、わからんでもありませんな。

猿カニ合戦といえば。

彼らの争いの種ともいえる「柿」ですが、生産量トップの県はどこでしょう?

すっぱむーちょ

2位の奈良県(平成27年・30,600トン)を大きく引き離す、50,500トン(平成27年)のダントツトップは和歌山県でございます。
私も昨年はたっぷりおすそ分けをいただき、生も干したものも大好きですが、産地については現地を訪れるまで考えたことなかったなぁ。

ゴロゴロはいっちょった

「柿の郷くどやま」をはじめ県内の道の駅には柿を生かした加工品がずらり、柿パンはひとかじりすれば、たっぷり練りこまれた干し柿の旨味が口いっぱいに広がるオヌヌメの一品です。
四万十町内の道の駅では、やはり生姜やお米を使ったものの割合が多いかしら。

特産品とは何ぞや

しかしこうした名産は名産であるがゆえに加工品開発は盛んに行われ、すなわち競合品が多いということ。
時に「そこまでする?」と思わず首をひねってしまうような商品も出てきたりします。

しかし果物ならば、使いどころがあるのはその実だけではありませんよね。
関東の人にとっては、奈良のイメージが強い「柿の葉寿司」は和歌山でもよく食べられており、特に九度山の「九和楽」さんは専門店と謳うだけあって高い人気を誇ります。

見た目も美しい

鮭も事前予約で食べられるそうですが、看板商品は鯖、程よい塩気の身はほんのり甘めの鮨飯とよく合います。
元々は現在ほど輸送や冷蔵設備が発達していなかった時代、抗菌・抗酸化作用のある柿の葉で寿司を包むことで保湿・保存性が高められたのだそう。

山に住む人々にとって海産物が貴重なごちそうだったのでしょう、昔の人はよく考えたもので、昨今のような「地域活性化の為の商品開発」ではなく真に需要に基づいた発明だったといえます。

山でも食べたいの

一方、ここ高知でも驚いたこと、それはコンニャクや竹の子、ミョウガや椎茸といった山の幸までもネタにしてしまう「田舎寿司」のバリエーション。
様々な工夫を尽くしてでも食べたい! と思われるほど、寿司が昔から日本の国民食だったことがわかりますね。

ちなみに葉っぱの活用というと、生姜の葉っぱはどうなのかしらん。
と思って調べてみたら、こちらにも殺菌・消臭作用あり、冷蔵庫に入れて臭いをとったり、乾燥させてお風呂へ入れて入浴剤にしても良いそう。
今まで食べ物のコーナーばかり見ていて気づかなかったけれど、四万十の道の駅にはそういった商品もあるか否か、確認してみなければ。

仕込んでいこうぜ

さて、旅から戻るとどっちゃり溜まった事務作業、朝から大正地域振興局にて地味に片付けてゆきます。
その合間に向かったのは、国道381号から大正商店街へ曲がる道の入り口にある、熊野神社です。

下見、アンダーシー(嘘)

目的は、7月31日の宵祭りに併せて開催しようと企画中のジャズイベント、現地の下見でございます。
ライブ会場として考えているのは、道を挟んで向かいにある鎮守の森、飲食・販売ブースを設けようとしているのは境内下です。
もっとも消防や交通の安全の絡みがありますから、これから詳細の調整せねばなりませんが、実際の場所を見てイメージを膨らませることは大事。

こんなとこかな

例えばジャズライブの会場に【ぶらくって】いるのが、お祭りの定番・提灯だとちょっとムードに欠ける、ちいとば洒落たランタンなんか貸してくれる人おらんかなぁなんて思うわけです。

てんで、本日の高知ことば【ぶらくる】は【吊り下がる】という意味で使われます。
 例)玄関に【ぶらくってる】やつ? ああ、あれは虫よけよ。
なお和歌山のほうでも使うことばで、市街の中心地には「商品を軒先に【ぶらくった】店が立ち並ぶ」様子から「ぶらくり丁」と名付けられた商店街があるそう。
他動詞と自動詞が同じ形なのかしらん?

ほんじゃーに!