2018年7月3日火曜日

気がつきゃ ホームのベンチでゴロ寝

あったか家族

どもーたっちですか。

心配されてますか、わたくし。
最近、お久しぶりの方にもそうでない方にも「大丈夫?元気!?」と気遣っていただくことが多いです。非常に。
よほど顔色が悪いのかしらん、なんなら痩せちゃった☆?と鏡を覗くもむしろ肉が余計についている、単にブログやSNSにネガティブワードを過剰に並べていたせいのようです。
もともと自虐ネタがベースですから仕方ないとはいえ、思えばここのところ暗さに拍車がかかっていたような気もする、そして更新頻度が格段に落ちているってんで。

しょーもない文章を書くしょーもない自分、を気にかけてくださって。
こちらで出会う皆さん本当に!
あたたかいの!!!!

都会だとこうはいきませんよ、人がいすぎるせいか職場や友達付き合いでお互いのことそこまで気にかけてないもの(全てがそうとは言わぬけれど、あくまで自分の実感として)。

「いやいや、狭くて濃い地方の人間関係は息苦しい、都会ぐらいの距離感がぼっちり!」と感じる人もいて然りで、どちらの方が良いか悪いかを評価するのはナンセンス、個人に合う合わないの問題です。



いただいたキュウリの巨大さを伝えたい
伝わるのか

少なくとも私の場合、こちらで他人に優しくされるたび心底有り難いと、他方で自分は真に周囲への配慮が足りないと痛感してきました。
深い反省を伴いつつ、高知に住まなければ一生気づく機会もなかったと思えばとても貴重な経験をさせてもらっていますし、こうした気づきは移住を考える方々にも率直にお伝えしています。
(上のお土産巨大キュウリも優しさの一つのカタチであり、物品に関わらず自分も気遣いができるようになりたいと思ふ。)

そして続いていく

さて改めて振り返ってみれば、確かに悩み深き時期が続いております。

とはいえ、ま、人間だもの。 誰かしら何かしら抱えていて当然です。

もちろん先にも述べたように、自分が身近な人の課題解決やストレス解消の一助になれるのであればやぶさかでなし、喜んで力になりたいのは間違いありません。
何より私自身、声をかけてもらうこと、一緒に時間を過ごしてもらうことによって、気持ちが大いに前向きになったり、楽になったりしますから、誰かにとってそういう存在になりたいとも思います。

一方で。

最近、まんまとハマっている金原ひとみ作品で繰り返し描かれる、以下の認識には基本的に同意するのです。

最近一番笑ったオヌヌメ本
(タイトルの割にコメディベースです)

「わかる~!」と一見、理解・共感されやすい/しやすいような想いや考えも、(たとえ近しい、類似したものは存在したとしても)本当の意味で他人と共有するのはほぼ不可能である、ということ。

故に(こと精神的な件について)誰かに救って欲しい、あるいは救ってもらえるとは思えない、自らを縛るのも楽にするのも結局は自分以外の何者でもない。

環境が変わっても、結局は自分が変わらなければ根本的な変化は得られない。

のです。

けれど移住を検討される方の中には、都会で溜まったあれこれを置いていきたい、とかく今の状況から抜け出したい、という気持ちが強まっている人がしばしばおられます。

ストレスフルな現代社会だから仕方ないし、移住理由として十分正当なのだけれど、「結果的に何も変わらなかった」→「移住したのは失敗だった」とならないために予め釘をさすのも、移住相談員としてのお仕事でありましょう。
現実を見るよりも、夢や理想を描く方が容易く、周囲の手助けもいりませんから。

て、いつにも増してとりとめがなくなってきましたので、まとめていきましょう。

ひとまず、自分について。
これといって大きな変革を望んで四万十町へ来たわけではないものの、移住して良かったと思っています。
社会的な成功とか失敗とか、その辺りは正直分からないし評価される気もないけれど、するべくした、なるべくしてこうなったのでしょう。

そしてこれから田舎暮らしを考えている方について。
あなたが迷っていたとして、もし少しでも動ける立場にあるならば、やはり一度来てみたら良いのでは。
事前に情報を仕入れるより、楽しいこともそうでないことも、来て、住んで、体感する以上に分かることはありません。

それはきっと、どこの地域を選んでも一緒でしょうし、インスピレーションとか運命とか縁とかいった類のものは、思いのほか信頼に値するはずです。

なーんて、偉そうに。
ほんじゃね。

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