2017年2月19日日曜日

【しもり】にご用心

*本日生きた証*
 終日:県東部で極秘任務
  夜:窪川にて10本足パーチー


気分は加山雄三

どもども、たっちーです。

気に入ってますか、あだ名。
昨日行った対話型のイベントでは、異なる年代でもより話しやすい雰囲気を作るため、各参加者にニックネームでお互いを呼び合うようお願いしました。
下の名前をそのままの人も多かった一方、見た目や印象をうまく言い表した「THE・あだ名」という人も多々。
ちなみに私はここ10年近く「たっちー」で通しており、特別気に入っている訳ではないものの、自称する時の恥ずかしさがない無難さが強み(?)です。
「●●ちゃんって呼ばれてる〜」というのが、なんだか、ねえ。

さて、最近は仕事終わり、すなわち夜から始動することの多かった極秘ミッション。
本日は久々に(と、思いきや実はそうでもないけれど)早朝5時のスタートであります。
普段、大正へ向かうROUTE381ではなく、56をひたすら西へぶるるいっと 約1時間半。

2度目です

やってきたぜ、宿毛!
昨年末に海釣りデビューを果たした、記念すべきデビュースポットに再来というわけです(海よ〜俺の海よ〜♪が頭に流れていますNOW)。

前日はかなり風が強く、直前まで船を出せるか分からなかったのですが、おかげさまで着く頃には大方凪ぎ、陽も照ってきて無事出航。
何より、劇的な冷え性にとってはありがたい限りですよ。

ほいで、今回のターゲットは。

でろりーん

モンちゃんこと、紋甲イカ様です。
小魚を模した「餌木(えぎ)」と呼ばれるルアーを海底まで沈め、竿をクックッとしゃくる「エギング」釣りで狙います。

7時頃、小型船にて繰り出すと、師匠の2人がたちまちひょいひょいとGET。
「さすが〜」と思いつつ(口に出しているけれど)、私も糸を垂らしてはしゃくって当たりを待ちます。

安定の着膨れ

んが、ががががが。

来ない。

そりゃ、釣り歴●十年の師匠陣と同じように釣ろうなんて到底考えてはいませんよ。
が、1mほどしか離れていないところから糸を垂らしているのに、お二人がドンドコ釣り上げる中で私だけ反応なし。


技術不足は精神力で

ようやく、グッと強い引きを感じ、必死でリールを巻き上げるも、途中でひらりと離れていってしまったり。

ちょっと、モンちゃんてば。 そんなにからかわなくたっていいじゃない。
足の数では確かに勝てないけれど、哺乳類をナメたらいかんぜよ。

てんで、黙々とエギを沈めては、しゃくり……の作業を黙々と続けます。

長かったずら

どうにかこうにか、運の悪い某モンちゃんを(こちら的には運良く)ひっかけました。
きっと、紋甲イカ界では指折りのトロさを誇っていた子に違いありません。

その後、スポットを次々と移動しながら、船に揺られ続け。

私はあまり貢献してない

気がつけば、バケツには溢れんばかりのモンちゃんが集合していました。
まあ、私は結局7匹しか釣れず、ほぼ師匠陣の釣果。
しかも、終盤に食いついてきた子たちを4匹続けて取り逃がし、生涯で最も「くっっそおおおおおおおおおおお」と言ってしまった午後になりましたとさ☆

OH, 楽しみは

なんて、道具はすべて借り物のビギナーとしては十分に贅沢、悔しさを大きく上回るワクワクを味わえたのだから、これ以上ない経験だったと言えましょう。

最終的に、3人で32匹のモンちゃんズ(+チビタココンビ)を獲得。
(これでも、師匠陣としては「大したことない」そうですが……)

もちもちこりこり

晩にはさっそくお刺身と、

焼くと食感も変わるね

醤油焼き+マヨにて、うまうまです。
ちなみに師匠にモンちゃんを捌いていただいている間、私とて、ただ突っ立っていただけではありません。
この上なく、「自分らしい」カッティングと配置による鍋をこしらえてました(味はまあまあ、というか普通の具材を昆布出汁で煮て不味くする方が難しい)。
見た目があれなので、画像は自粛いたしますけれど。

集☆合

てんで、本日は高知ことば…ではなく、せっかくなので釣り用語、【しもり】は【海に沈んでいる岩】のことを指します。
 例)かかった! と思って引き上げたら、【しもり】にかけよったかぁ。
魚の棲家となっているところが多いので、釣りスポットでありつつ、仕掛けがひっかかってしまい作業が滞る危険性の高いところでもあるそう。

しかし朝から休憩を挟むことなく8時間、小さな船で波に揺られていると、この記事を書いている今も体はユラユラとした感覚です。
さ、休日を思いっきり満喫したら、明日から昨日のイベントの後始末(?)をまた頑張っていきまっしょう。

ほんじゃあに。

0 件のコメント:

コメントを投稿