赤飯に【もぶる】のは

こんばんは、たっちーです。

悔しがってますか、秋。
前後のつながりがいつも以上にない、妙な問いかけでスタートしました。
わかる人にはわかる、ともったいぶるつもりは全くありませんが、とにかくずるい、悔しい、けしからんと思う最近です。
ま、すぐに忘れるんですけどね。

昭和館に浸りたまえ

人に揉まれた神戸ツアーから、いまいちぐっすり眠れぬまま一夜を明かし向かったは四万十大正。

世の中的には体育の日だそうですが、別に運動する予定もないし、早くも2週間後に迫ったイベントの仕込みをしなきゃどうにも落ち着かない。

なんでもいいから、22・23日は土佐大正駅に来るべし！

何か良いことがあるらしいっすよ！

どこかしら

PCに向かってカタカタやっていたところ、これから旧大正町役場で打ち合わせするから一緒に来る？　とお声がけが。

飲み会でも仕事でも、呼ばれれば大抵どこへでもホイホイついていく性分です。

現在の町役場・大正支所から徒歩1分かからないくらいの古い建物は、外からしか見たことがありませんから、そりゃ行きますよ。

ぎーっとな

以前は「田野々」とよばれていた大正の中心部は、昭和23年に大火があり、集落の約8割を焼失したといいます。

その際、ここにあった役場の庁舎も跡形もなくなり、再建されたのがこの建物なので、もう70年ほどでしょうか。

窓が多い

今の支所の庁舎からするとこじんまりとした面積ですが、中は思ったよりも広々。

お宝鑑定団に出せそうなものはありませんでしたが、一部昭和のかほりを残したものがゴロゴロと転がっております。

何故にだるま

ここをどうにか活用しようというプロジェクトが動いているのですが、屋根や天井は所々朽ちていたり抜けていたり、耐震工事にしろ建て直すにしろ、道のりは長そうです。

Watch your stepである

踊らにゃ損 々

あれ、全然作業進まないうちにもうお昼。

てんで、午後こそはと事務作業カタカタ。

うーん！　体動かしたい！　そろそろ周りは終わる時期だけど、稲刈りたい！

欲と葛藤。

進んだんだかなんだか分からぬうちに日は暮れ始め、お呼ばれしたは無手無冠さん裏手の河内神社。

すでににぎやか

こちらの詩吟の会の皆様主催の、ミニ芸能大会にご招待いただきました。

着いた頃には太鼓が始まっていて、もう盛り上がっています。

かっちょえい

詩吟、カラオケ、フルート、舞踊。

色気があるでやんす

私の倍以上のお年の方ばかり、最年長は86歳の おんちゃんもおられたのですが、皆さん歌声にはハリ、動きにはキレ。

笠も風情ある

頭が上がりません。

この会は、社殿が改築された11年前から、地域の人がお宮へ足を運ぶ機会を少しでも増やそうと始められたものだそう。

ええ、ここで？

最後は高知のお祭りで定番の餅まきだったのですが、まさかの社殿の中でやるスタイルにびっくり。

すごい勢いで撒き、すごい勢いでとっておられ、圧倒されました。

ぶれてるけどご馳走

最後は、何もやっていないのに、ちゃっかり会にまで紛らせていただきます。

そこでいただいたお赤飯がとても美味しかったのですが、そこに栗が【もぶって】あって、非常にうまうま。

てんで、本日の高知ことば【もぶる】は【混ぜ込む】の意味で使われる同士です。あ、違う動詞。

　例）ご飯が冷めないうちに、そこの寿司酢【もぶって】おいて。

幡多弁のようです。

ほんじゃーに！